今の3万円のモニターすげえ!
SSDの値段を調べていました。
2TBが5万円。
ものによっては6万円、7万円。
なんだこれは。
PCパーツというのは、時間が経てば性能が上がって安くなっていくものだと思っていました。
少なくとも僕は、そういう世界で生きてきました。
ところがSSDは今、どうも逆方向へ向かっています。
そんなことを考えながら価格.comを眺めていたら、今度はモニターが目に入りました。
I-O DATAのGigaCrysta、EX-GDQ271UA。
27インチ。
WQHD、2560×1440。
IPS系パネル。
そして、
275Hz。
値段を見ました。
3万円を切っています。
え?
今の3万円のモニター、すげえ!
WQHDの275Hzが3万円
僕が現在メインで使っているモニターは、DELLのS2721DGFです。
27インチ、WQHD、Nano IPS。
リフレッシュレートは最大165Hz。
買った当時としては、かなりいいゲーミングモニターだったと思います。
そして今でも普通に気に入っています。
Ableton Liveを開きます。
DaVinci Resolveも使います。
ゲームもします。
特に困っていません。
ところが2026年になって価格.comを見たら、3万円もしないモニターが275Hzになっていました。
僕のDELLは165Hzです。
110Hzも多い。
いや、110Hzも多いと言われても、僕自身よく分かりません。
そもそも165Hzでも十分ヌルヌルです。
でも数字を見ると負けた気がします。
では僕のDELLはもう古いのか
ちょっと悔しくなって、スペックを比べてみました。
すると、これが意外でした。
確かにリフレッシュレートでは新しいGigaCrystaの圧勝です。
275Hz対165Hz。
FPSなどを本気でやる人なら、この差には意味があると思います。
でも、ほかを見るとそう単純でもありません。
僕のS2721DGFは最大輝度400cd/㎡。
DisplayHDR 400対応。
DCI-P3 98%の広色域。
一方、今回のGigaCrystaは最大輝度350cd/㎡で、HDR10信号入力には対応していますが、DisplayHDR 400のような認証を売りにしたモデルではありません。
あれ?
僕のDELL、まだ結構強い。
なんだか少し安心しました。
「HDR対応」も全部同じではない
今回改めて気づいたのですが、モニターの商品ページに「HDR対応」と書いてあっても、中身は結構違います。
HDR10の信号を受け取れることと、本格的なHDR表示ができることは同じではありません。
そして僕のDELLが対応しているDisplayHDR 400も、現在の基準で考えれば本格的なHDRの入口くらいです。
OLEDやMini LEDの高性能なHDRモニターを見ると、また別世界です。
つまり、
「HDR対応だからこれで完璧」
というほど簡単な話でもありません。
モニター、面倒くさいです。
それでも3万円でこれはすごい
でも、だからといって今回のGigaCrystaが微妙だという話ではありません。
むしろ逆です。
27インチ。
WQHD。
IPS系パネル。
275Hz。
これが3万円を切る。
数年前なら、かなり驚くスペックだったと思います。
僕のようにすでにS2721DGFを持っている人間が買い換えるかと言われれば、僕は買い換えません。
解像度もサイズも同じですし、動画編集では僕のDELLの広色域や明るさにもまだメリットがあります。
何より今のところ壊れていません。
壊れていないものを買い換えるほど、僕にはお金がありません。
でも、
今から3万円くらいでモニターを買いたい
と言われたら、話はまったく別です。
こんなのが普通に候補に入ってくる。
すごい時代になりました。
SSDは高くなり、モニターは安くなる
今日、僕は2TBのSSDを見て、
「5万円……」
と途方に暮れていました。
その少しあとで27インチWQHD・275Hzのモニターを見て、
「3万円しないの?」
となりました。
同じPCの周辺にあるものなのに、ずいぶん違います。
SSDは、昔より買うのに覚悟が必要になりました。
モニターは、昔なら高級だったようなスペックがどんどん普通の価格帯まで降りてきています。
PCの世界は面白いです。
全部が同じように進歩して、同じように安くなるわけではありません。
高くなるものもある。
安くなるものもある。
そして5年以上前の僕のDELLみたいに、調べてみたら意外とまだ戦えるものもある。
新しいものを見つけるとすぐ欲しくなる僕ですが、今回は珍しく、
「今の3万円のモニター、すげえ!」
と思ったあと、
「でも僕のDELL、まだこれでいいな」
というところに落ち着きました。
お金を使わずに済みました。
大変よかったです。
