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シカゴで一か八か アマノ文筆クラブ

     
     2026年8月30日。
     試合後のインタービューで、自身のバッティングの意識改革について、彼は次のように発言した。
     「追い込まれたら一か八かみたいにフルスイングはせず、入り方を変えています」
     その日、2試合連続3安打を放ったシカゴ・カブスの中心選手、鈴木誠也である。
     
     昨シーズン、彼は32本塁打103打点と活躍した。メジャーリーガーとして最高の成績をおさめた彼がそれでも満足せず、さらに上を目指すのは同級生の大谷翔平の存在がある。
     大谷の昨シーズンは四度目のMVPを獲得し、55本塁打、102打点。大谷はピッチャーをしながら、なおかつトップバッターで走者なしでの打席の場面も多く、鈴木誠也は打点では大谷と互角だった。だが得点(走者としてホームベースを踏んだ数)となれば、大谷の146得点に対し、鈴木誠也は75得点とその差は大きい。チームの仲間が打ったヒットを活かしてホームベースを踏むのも、勝利に貢献する大事な仕事だ。
     
     得点を上げるのには何が必要か。ヒットを打つのはもちろん、四球を選んで一塁に立つことだ。鈴木誠也の今シーズンは、ツーストライクを取られた後、一か八かのフルスイングの強振を捨て、ボールを見極めるスタンスに変えたのだ。
     その結果、四球獲得率が過去5シーズンでいちばん高い。そしてシーズン途中ながらすでに85得点と、過去最高の数字をたたき出している。
     昨シーズンは、一か八かのフルスイングの結果、打率は2割4分5厘と低迷した。今シーズンは現在2割7分5厘とあげている。打点も80と大谷と同じである。
     
     残り25試合、現在シカゴ・カブスは勝率でポストシーズンの戦いに進めるワイルドカード順位で1位である。鈴木誠也の活躍にチームの運命がかかっている。要注目の選手であり、オフシーズンには新たな契約交渉も待っている。どれほどの巨額契約を勝ち取るのかもまた、注目される選手である。
                                                                                
                                (おわり)


     一か八かとは?

    丁と半の、上の 一と八をとった言葉。
    丁(ちょう)
    :出目の合計が偶数のとき。
    半(はん):出目の合計が奇数のとき。
    確率:まともなサイコロであれば、偶数になる組み合わせと奇数になる組み合わせはどちらも同じくらいあり、確率はほぼ半々(50%ずつ)です。
     シカゴは半?丁?


     
     
    畑の草取りをしていたら、鳥の巣発見。上手に作ってると感心。空の巣にショートストリーの卵を産みます。 無事育つといいな(^^♪ ☆短編小説&ショーショートを書こう☆

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