
うつろい
うつろい➀〜はじまり〜
「さみしいのッ!」
初めて見た…彼女の涙…
本当の声を聞いた気がした…
後ろ姿を目で追うことしかできず
涙姿の残像だけが 二人の間に立ち尽くす…
季節の移ろいとともに
少しずつこぼれおちていた…
パズルのピースが消えていくような…
探しては埋めてきたけれど…
いつからだろう… どんな絵だったのか…
わからなくなってしまった…
あの頃の…
大好きだった想いに…
届かない…
うつろい➁〜不安〜
思わず…言葉にしちゃった…
初めてかもしれない…
素直な想いを口にしたのは…
彼から離れたかったわけじゃない…
勝手に背を向け…離れてた…
想いだけが立ち尽くし
その場で泣いてる…
久しぶりに会えたのに…
話したいことたくさんあったのに…
楽しみにしてきたのに…
彼は追いかけてきてくれてるの?
振り返りたいよ…
いつものように…手を引いてよ…