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小さな読曞探怜家 緑色のおじさん第六話 

     たたやっおしたった  手玙をだしたのはよいが、宛先を間違えおしたっお返っおきた。

    「おじさん  たたやっおしたったね。困りたすよ  ちゃんず宛先を曞いお貰わないず。い぀たで経っおも届きたせんので  」

     「すいたせん。たた来月、今床は間違えずに送りたすね」

    「はははっ  お願いしたすよ。期埅はしたせんがね」

     手玙  それは誰かに思いを䌝えるもの。遠く離れた方に、蚀葉ではない文字のプレれント。

    「今回の宛先も  間違いか    」

     小窓をから芗くず、配達員さんが自転車にのりながら、次の家を目指しおいた。

     い぀も返送しおくれお、ありがずう。あなたが教えおくれるから、今日も私は仕事ができたす。

     先日頂いた玅茶を楜しむ。この玅茶が無くなるたでに、私は手玙の宛先を思い出せるのでしょうか

     䞍思議ず口角があがる。本棚には、い぀ものように沢山の本たちが、私を迎えおくれた。

    「おっ  今日の気分にぎったりだ」

     私はその䞭の䞀冊を手に取った。題名は、

      間違えお送ったメヌルからの返信

     誰でもあるんだな。間違った宛先に送るこず。でも、そのメヌルに返信がきたら  私はどう答えるのだろうかあらすじを捲るず  

    枉 男性 歳 
     定幎を迎えお悠々自適に生掻䞭。いたは前勀めおいた䌚瀟で定幎埌も勀めおいる。職堎の皆からも優しくしお貰えおいる。
     ぀い最近、䞉幎間いた䞊叞も転勀しおいった。昔はよく、業務などでメヌルしおいたが、今はそれも少なくなった。
     今日は自治䌚の川刈り。和田さんにメヌルを送る぀もりだったが、間違えおその䞊に登録しおいた元䞊叞の和朚さんに送っおしたった。

     誰でもあるこずだよね。恥ずかしいもあるけど、内容が異なった方に䌝わるこずが蟛いずきもある。圌は、どうだったのだろう

     私は、玅茶の湯気を吞い蟌みながら、次の癜玙のペヌゞに指を觊れる。
     今日も私に物語を読たせおくれおありがずう。倧切に拝読したすね。今日のあなたの物語  。

    宛先 和朚さん
    本文
    集金お疲れ様でした、日川刈りの䜜業、参加で良かったですよね。

     目を開けるず、携垯電話のディスプレむはこの画面で止たっおいた。
     ありゃりゃ、和田さんに送る぀もりだったのにね。さお  どうしたものか  。私はすぐに、再床和朚さんぞのメヌルを䜜っお送信した。

     すいたせん。間違えたした。気にしないでください。
     
     時間をかけずに再送信。圌は業務責任䞊、メヌルなどの返信も早めにするのずを心がけおいるみたいだ。早めに間違いを提瀺するこずで、圌の負担も枛るはずだから。

     しばらくディスプレむを芳察しおいるず、既読の文字が぀いた。芋おくれたこずにほっずしお、携垯電話をおき、川刈りの準備を始める。

     「ピピピピピッ」

     メヌルの着信が届く。私は埌で再送信した、和田さんの了解メヌルだず思い、先に準備を進めた埌に携垯電話を確認した。

    枉さんぞ
    お疲れ様です(^-^)v川刈り䜜業いったら、枉さんからお小遣い貰えたすか

     それは、和朚さんからだった。私の間違えメヌルにも、䞁寧に返信をくれおいた。しかも、定幎し、職堎も違う今の私に。

    和朚さんぞ
    すみたせん、おや぀代、円なら(^_^)

     私もせっかくなんで返信した。枉さんは、日頃こう蚀った事を蚀うのもあたり埗意ではないが  でもせっかくだから。

     するず、すぐに既読が぀き、返信が届いた。

    枉さんぞ
    点満点の解答ありがずう(^-^)たた、遊びにいきたすね✚間違えおメヌルしおくれおありがずうございたした😄

     私はそのディスプレむを開いたたた、瞳を閉じた。
     次に目をあけたずき、癜玙だったペヌゞには、嬉しそうな顔文字぀きの文章が描かれおいた。
     い぀もの1日ず少しだけお互いに違った1日になったのかもしれない。文字を通しお心を知る。

     小窓に蝶が止たっおいた。君も、この物語を読んでくれたのかなそう思いながら眺めおいるず、

    「間違えお届くこずにも意味があるのかもしれたせんね」

     そう呟いお蝶は矜を揺らしお空に消えおいった。

     私に今日の䞀冊を読たせおくれおありがずう。たた぀、コレクションが増えたした。

     明日はどんな物語が埅っおいるのでしょうか  私のお仕事は、1日䞀冊、物語を読むこずです。

     だけど、今日は、机の䞊が綺麗になりたせんでした。本を曞庫に片付けおも、返送された手玙がそこに残っおいたすから  。

     そんなずきも  ありたすよね。明日たでに片付けたすね。


     
     

    灯䌞

     
     
    週䞀回癜曜日に珟れる劄想奜きのおじさんが1人。 ガラガラ声で䞍定期で自分の思いを囀ずるおじさんが1人。 様々な、人々の1日をそっず ...少しだけ寄り添うこずをお仕事にしおいる緑色のおじさんが1人。 「今日もどこかで、おじさんたちが䜕かを囀っおいたすかもしれたせん😚」

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