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Photo byogawaasa

【SS】オオカミさんの事情

    䞀晩をずもに過ごしお手を出さないのは、玳士かヘタレか。
    「ヘタレだろ」
    「ヘタレだな」
    「ヘタレだわ」
    玍埗いかない。
    「満堎䞀臎かよ。倫理芳どうなっおんだ」
    「いやいやいや。酔い朰れおるずか、意識ないずか、脅されおるずかじゃないんだろ女が自分の意思で、自分の足で家に来たんだよな」
    「 そう仮定する」
    「恋人のDVずか、ストヌカヌからの緊急避難っおわけでもなく」
    「 たぁそうだ」
    「ゟンビに远われお逃げ蟌んだ廃屋でもなく」
    それはそうだろ。
    「いやむしろ、その堎合ならアリだろ」
    「えっおたえそっち掟」
    なんの話だ。
    「たぁゟンビはずもかく。女に意識及び自由意志があるなら、『そんな気はないけど䞀人暮らしの男の家しか行き堎がない』っおのはあたりにも特殊事䟋すぎないかないずは蚀い切れないだろうけど」
    痛いずころを突かれる。
    「぀たり、そうなった段階で女もそヌゆヌこずを芚悟しおるはずだ。嫌なら金借りおホテルに泊たるずかもできるしな。䞀人でどこかに泊たるのが嫌なら、居酒屋でも公園でも、オヌプンスペヌスで倜を明かすのに付き合っおくれるよう頌んでしかるべきだ。そヌゆヌこずになりたくなければ、な。 少なくずも、男がそう思うっおこずくらいは、オトナの女ならわかっおるもんじゃないか」
    にやりず笑う悪友の意芋に、俺は玳士説の䞻匵を諊めた。
    「で、誰のこずだ」
    「いや䞀般論だよ。ネットでそういう蚘事芋たから」
    「はぁああ」
    ふざけんな、ず悪友たちが隒ぎ立おる。ここで負けおはいけない。俺は頑ずしお䞀般論を抌し通した。
    「たぁたぁ、もういいだろ䞀般論で。な、藀川」
    俺に玳士説を取り䞋げさせた匵本人、束本が堎をずりなす。でも、ず䞍穏な䞀蚀を添えお。
    「なんにせよ、その女は『玳士』の手に負えるようなダツじゃない。やめずいたほうがいいぞ」
    「なるほどな っお、俺の話じゃねヌよ」

    「 で、今日はなんの甚なわけ」
    尋ねるず、圌女は现い銖を傟げおみせた。
    「特にないですけず」
    「はぁじゃあなんで呌んだんだよ」
    「え、䌚いたかったから」
    どういうこずだ。
    「そんな理由じゃダメですか」
    「ダメっお蚀うか ダメではないけど ダメではない、な」
    䌚いたいから䌚う。シンプルか぀真っ圓な理由だ。䞀般的には、それが恋人以倖の男女である堎合、远加的な理由があるこずが倚いだけで。盞談したいこずがある、ずか。
    でないず考えおしたうではないか。なぜ䌚いたいのだろう、ず。
    「私、友達いないから。䞀緒にご飯食べおくれるの、先茩しかいないんですよね」
    「ああ。ひずりでメシ食いたくない気分だった、っおこず」
    「いえ、そうでもないですけど」
    違うのかよ。どう捉えればいいかわからない答えの数々に、俺は考えるこずを諊めた。
    圌女は俺に䌚いたかった。俺は䌚うこずが嫌ではなかった。もうそれで充分だ。
    「たぁいいや、食うか」
    圌女はれミやサヌクルのこずを぀ら぀ら話し、俺に瀟䌚人はどんな感じかなどず蚊き、ゆっくりず時間は流れおいく。俺はどうでもいい䌚話をしながら、现い銖や指先や、綺麗に流れる髪を芋おいる。
     もしあの髪に、ふれたら。

    「次はい぀䌚えたすか」
    店を出るず、圌女は圓然のように蚊いおきた。
    「い぀、っお蚀われおも たぁい぀でもいいけど」
    我ながら、この答えはヘタレだ。
    「ふぅん呌んだら、たたい぀でも䌚っおくれるんですか」
    倧きな瞳が芋䞊げおくる。感情は読み取れない。
    「 予定がなければ」
    「私ず䌚っおも困らないんだ」
    「なんでだよ。困る理由はないだろ。埌茩なんだし」
    ふヌん、ずやや䞍機嫌そうな声。意味がわからない。
    「埌茩だから䌚っおくれるんだ」
    「 おいうか、埌茩じゃなければ䌚う理由がないだろ。共通項がないし」
    「ふヌん」
    䞍機嫌な様子は倉わらない。䜕が蚀いたい いや、蚀わせたい、のか
    おたえの手には負えないず蚀った、束本の苊笑いを思い出す。
    「じゃあ、埌茩だから家に泊めたんですか」
    「それは 」
    それを持ち出すのは、ズルくないか。悪友たちの満堎䞀臎。玳士説は捚おざるを埗ない のだろうか。
    「埌茩だったら、誰でも泊めるんですか」
    いやいや、なぜ俺が責められる
    「 おたえ、あんなふうに男の家に䞊がるの、やめたほうがいいぞ。危ないだろ」
    「 泊たらないもん、他の人の家になんか」
    「え」
    悪友たちの満堎䞀臎。束本の苊笑い。 これは、俺が悪い、のか
    いやいや、あるだろその前に。いろいろず、段階が。
    「 わかった。ずりあえず、埌茩だからっお泊めはしない。おたえも他の男の家には泊たらない。今日はここたでにしよう」
    我ながらこれはヘタレだ。でもあるだろ、いろいろず。心の準備が。
    圌女は玍埗しおいない顔だ。それでも、倧きくひず぀息を吐いお、蚀った。
    「わかりたした。で、次はい぀䌚えたすか」
    い぀でもいい、ずは蚀えなかった。週末、今床は昌から。 これはもう、
    「デヌトですよ」
    いくら俺でも、逃げようがない。


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    創䜜物を発衚しおみたくおはじめたした。珟圚は䞻に短歌、短線掌線を投皿しおいたす。詩や俳句も ず思い぀぀、そちらはただただ。いずれは仕事の知識を創䜜に取り入れお、楜しく圹立぀コンテンツを䜜りたい野望。奜きなものを、奜きなように曞いおいきたす。よろしければお付き合いください。

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