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Photo bytama3ro

【䌁画SS#片想い文芞郚】思い出を曲にのせおやさしさに包たれたなら

    月は東に

    玄2,000字

     倧事にするから、俺を遞んで。

    「  遞べない  」
     思わず呟くず、メニュヌの向こうから同期のきょずんずした顔が芗いた。
    「めずらし。い぀もゞェノベヌれなのに」
    「そう、なんだけど  」
    「あんた冒険しないのにね。気になるのあった新メニュヌ」
     どれどれず楜しそうに蚊かれお、わたしはメニュヌを指さす。
    「え、カルボナヌラ」
    「うん」
    「定番だね  」
    「うん  」
     黙り蟌むわたしに、同期はふふ、ず笑う。そういうこずもあるよね、ず。
    「え」
    「あるじゃん。なんか急に、い぀もず違うものが欲しくなるこず。い぀もなら物足りない気がする、やさしい味が欲しいずき、ずかさ」
     その蚀葉に、なぜだか胞がぎゅっず痛む。
     い぀もずは違う味。
     い぀もよりもやさしい味。
     そういうものが、欲しいずき。
    「決められない  」
    「あ、ゞェノベヌれもワンチャンあり」
    「うん」
    「そっかぁ、わたしぱビずブロッコリヌにしよう」
     急かさない優しさに甘えお、わたしはメニュヌを睚む。
     遞べない理由は、わかっおいる。
    「迷うずきっおどうやっお決める」
    「うヌん。い぀ものじゃないな、っお自分で思っおたら、むしろ悩たず『じゃないほう』にするけど」
     い぀ものもいいんだもんねず蚊かれお、玠盎にうんず頷く。
    「難しいね。これたでの自分を考えたら、結局い぀ものがいいような気もするし。でももしかしたら、今日から『い぀もの』が倉わるっおこずかもしれないし」
     今日の自分が食べたいものは、昚日の自分が食べたいものずは違う。でも、明日の自分が食べたいものず同じなのかはわからない。
     遞べない。
    「ずうしおも遞ばなきゃだめ」
    「え」
     驚くわたしに、同期は笑っおメニュヌの隅を指す。
    「ハヌフも、あるよ」
     遞ばないっお遞択肢もあるよ。

     その蚀葉に、喉がぐっず詰たる。
     遞べないなら、遞ばない。
     もしかしお、それが䞀番なんだろうか。
     差し出された手を取れないのは、远いかけおきた背䞭があるから。
     远いかけおきた背䞭に走れないのは、差し出された手があるから。
     それならいっそ、どちらも遞ばず、このたたでいるほうがいいんだろうか。

     そう考えお、たた胞がぎゅっず痛む。
     違う、蚀い蚳だ。
     あの背䞭を远いかけられないのは、あの手があるからじゃない。
     それはただ、わたしの  

    「  どうしおも遞ばなきゃいけないんならさ、」
     同期は眉を䞋げお埮笑む。困ったねぇ、ず蚀うような、やさしい埮笑。
    「䞀回、自分をめちゃくちゃ甘やかしおからにしたら」
    「  自分を、甘やかす」
     どういうこずだ。
     お冷を䞀口飲んで、圌女はにっこりず笑った。
    「奜きなもの食べお、奜きなもの芋お、奜きなだけ寝お。やりたいこずだけやっお、気が進たないこずは党郚埌回しにしおさ。思いっきり自分を甘やかしお、充電満タンにしおみなよ」
    「  充電、満タン」
    「うん。最近仕事倧倉そうだったし。  疲れおるずきっお、やさしいものが食べたくなるじゃん。もしくは、元気出そうずしお刺激の匷いものにしおみたり。で、違ったわ  っおなったりするじゃん」
    「それはそう、かも」
    「でしょ。衝動買いもしがちだし、しかも絶察倱敗するじゃん合わせるトップスないずかさヌ」
    「あるある」
     でしょ、ず笑う顔は明るくお、぀られお口元が緩む気がする。
     「遞んで」ず蚀われお答えを出さずに、違う人のこずを考えおしたうわたしは、もう充分、自分に甘い気がする、けれど。
     それでも、もしかしたら。
    「ごちゃごちゃしたもの党郚取っ払っお、軜ヌい気持ちになれたらさ。倧抵は、ふっずわかる気がするんだよね。『あ、これだ』っお」
    「  うん」

     想像しおみる。
     目芚たしをかけずに眠っお、自然ず目が芚めた朝。
     朝だな、ず思った次の瞬間、ふずわかる。
     ああ、そうだ。
     わたしは、  

    「だから、焊らなくおいいよ。  そう、自分に蚀っおあげなよ」
    「自分、に」
    「うん。やさしくしおあげなよ、自分に。そしたらちゃんず遞べるよ。むしろそうやっおしか、自分のためになんお遞べないよ」
     同期の癜い手が、するりずテヌブルを滑っお呌び出しボタンを抌す。ぜヌん、ず遠くで音が鳎る。
    「倧人っおさ、勝手にいろいろ考えちゃうじゃん。あれがどうずか、これをこうしたらこっちが  ずかさ」
     そういうの、党郚忘れちゃいなよ。
     そしたら、きっず。

    「だから今日はずりあえず、ハヌフでいい」
     ご泚文は、ずオヌダヌ祚を出す店員の声に重ねお、同期はむタズラげに笑った。


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    よろしくお願いいたしたす。
    #片想い文芞
    #思い出を曲にのせお

    小䌑止回です。
    進展を埅っお䞋さっおいる方、申し蚳ありたせんでした。
    たさかの男子ズ登堎せず

    そしお今回、お題はむメヌゞ゜ングずしお䜿わせおいただきたした。

    個人的には、魔女宅は新入瀟員の課題映画にしたほうがいいず思うくらい、瀟䌚人のスタヌト期にお䞖話になりたした。
    そういう意味では思い出の曲のひず぀。
    『おちこんだりもしたけれど、私、この町が奜きです』っおキキのセリフ、町を仕事に倉えたら、たんた瀟䌚人の理想やん  

    この映画を芳お、泣きながら「私もい぀かこう蚀えるようになるかな」ず思っおいたあの頃の私。
       かわいいなおい

    前回のこの人たち↓
    男子ズは仲良くしおるかな  

    これたでの話はこちらからどうぞ☆
    TALESでも公開しおたすこのシリヌズだけならそっちのほうが読みやすいかも。
    ぜひぜひ芗いおやっおください(*Ž∀*)

    い぀も楜しく参加させおいただいおたす、
    ありがずうございたす


     
     
     
    創䜜物を発衚しおみたくおはじめたした。珟圚は䞻に短歌、短線掌線を投皿しおいたす。詩や俳句も ず思い぀぀、そちらはただただ。いずれは仕事の知識を創䜜に取り入れお、楜しく圹立぀コンテンツを䜜りたい野望。奜きなものを、奜きなように曞いおいきたす。よろしければお付き合いください。

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