
「あのー、もう少し、強く、お願いします」、へんてこ日記
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今日は、朝から、雨模様。
東京の電車は、混みすぎて、
ホームで、待っている人が、
一度に、乗れないことが、ある。
雨のおかげか、ホームに、停車した、電車のドア付近に、
一人、二人分のスペースが、見える。
これでも、普段の平日の朝と比べると、
かなり、マシなほう。
今日は、一日雨なので、長傘。
ほかの乗客に、当たらないか、
気をつかう。
都心に向かう電車は、山手線との乗換駅まで、
駅に停まるごとに、乗客を、増やしていく。
そのたびに、乗ったドアとは、
反対側のドアに、身体が、
押し流されていく。
背中に、スマホのカドが、当たる。
申し訳ないが、
私は、あなたの、
スマホのスタンドでは、ない。
次の駅を、発車してからは、
カドだけでなく、スマホを、
持つ手も、当たっている。
スマホも、手も、まるで、
私の背中を、使って、
支えているようだ。
偶然、気づかず、当たっているという、
レベルでは、ない。
あきらかに、私の背中を、
支えにしている。
私は、心のなかで、つぶやく。
「あのー、もう少し、強く、お願いします。」
そこまで、するのなら、
いっそう、そのスマホのカドか、
その手で、私のコリ固まった、
背中を、強く、押してほしい。
終
これ、今朝(たぶん、明朝、公開するから、
正確には、昨日の朝)の、
出来事。