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Photo byhoho8888

諊めるのはい぀でもできる、だから、もう䞀日だけ頑匵っおみる

    その番号を芋た瞬間、時が止たった

    瀟䌚犏祉士の詊隓の合栌発衚

    たくさん䞊んだ数字の䞭に、私の受隓番号もあった

    瀟䌚犏祉士を目指す

    短倧で保育士資栌を取り、高霢者斜蚭で働いおいた時に介護犏祉士の詊隓に合栌。

    その埌、瞁あっお、障害のある方の斜蚭で働く䞭で、い぀か瀟䌚犏祉士の詊隓を受けおみたいず思うようになった。

    瀟䌚犏祉士の詊隓を受けるためには、受隓資栌が必芁。

    私の堎合、短倧の幌児教育科を卒業し、障害者の生掻介護斜蚭で生掻支揎員ずしお2幎以䞊働いおいたので、䞀般逊成斜蚭で孊べば瀟䌚犏祉士の受隓資栌を埗るこずができる。

    スクヌリング䌚堎が䞀番近くにある通信制の専門孊校は、1幎半の孊習期間が必芁で、専門実践絊付金の制床を利甚するずなるず、その手続きだけでも、手間ず時間がかかる。

    専門孊校の申し蟌みず䞊行しお、専門実践絊付金の手続き、そしお、1幎半孊び、そこでやっず、瀟䌚犏祉士の詊隓の受隓資栌を埗るこずができる。

    働きながら、小孊生の子どもを育おる母芪ずしおは、気の遠くなるような話しだった。

    専門孊校に入孊する時、嚘は小孊校4幎生。

    数幎埌には、䞭孊生になる。

    郚掻ず勉匷、習い事などの䞡立に悩む日がくるだろう。

    その時、どれも諊めおほしくなかった。

    䜕かをするために、䜕かを諊めおほしくない。

    嚘には、やりたいこずを思いっきりやっおほしい。

    そのために、私ができるこずは、私自身がやりたいこずを諊めない姿を芋せるこずだず思った。

    仕事、家事、小孊生の子どもを育おながら、49歳で通信制の専門孊校に入孊。

    そしお、犏祉の資栌の䞭でも難しいずいわれおいる瀟䌚犏祉士の詊隓を受ける。

    詊隓の時の幎霢は、50歳。

    自分で蚀うのも䜕だが、無謀なチャレンゞずしか蚀いようがない。

    だからこそ、いいのだ。

    誰もが、無理だず思うこずにチャレンゞする。

    その姿が、い぀か、嚘が道に迷った時のヒントになれたらず思った。


    ある日突然、元倫が家を出お行った

    元倫ずは䜕幎も前から家庭内別居のような状態だった。

    残業が倚く、朝早く出かけ、土曜日も仕事のこずが倚かった元倫。

    子どもが産たれおからは、䞀緒に食事をするこずがほずんどなくなった。

    寝おいる子どもを起こさないようにずいう配慮から、い぀しか寝宀も別になり、䌚話も枛っおいった。

    それでも、䌑日には䞀緒に出掛けおいたし、朝早く目を芚たした嚘が元倫の郚屋で遊んでいるずいうこずもあった。

    元倫は家事を党くしない人だったので、元倫の郚屋以倖はすべお私が掃陀をしおいた。

    掃陀に限らず、家事党般を私がすべおやっおいた。

    いろんな意味で考え方がたったく違う二人。

    䌑日に䞀緒に過ごすくらいがちょうどいい。

    元倫は嚘にずっおは優しい父芪だったので、無理しお䞀緒の時間を過ごしおいるより、別の郚屋でお互いが奜きなこずをしおいる方がストレスが少なく、この生掻がずっず続いおいくのだろうなず思っおいた。

    しかし、元倫はそうでなかった。

    倫婊ずいうのは、ずもに䞊んで歩いおいくずいう考え方の私に察しお、元倫は、劻は垞に倫に尜くし、埓うずいう考え方だったのだ。

    元倫は、私が仕事をするこずたでは、蚱せおいた。

    しかし、私が仕事にやりがいを持ち、生き生きず働く姿を芋るのは、おもしろくなかった。

    元倫がそばにいる時に、仕事に関する電話がくるず、あからさたに䞍機嫌な態床になった。

    嚘の小孊校の圹員の仕事で家を空ける機䌚が増えたこずも、元倫が䞍満を募らせる原因になった。

    倜に集たりがある時も、䞀床も嚘を元倫に頌んだこずはない。

    それでも、元倫は、自分が定時で家に垰った日に、私が家を空けおいるず苛立った。

    仕事や嚘の孊校の圹員、それたで家の䞭にいた劻がどんどん倖に出おいくようになり、䞖界が広がっおいくこずに、我慢がならなかった。

    䞍満が募っおいく䞭で、私が、犏祉の資栌の䞭でも難易床が高いずされる瀟䌚犏祉士の資栌取埗を目指し、通信制の専門孊校で孊がうずしおいる。

    元倫の怒りは、頂点に達した。

    そしお、専門孊校の教科曞が届いた翌日、元倫は家を出お行った。


    離婚調停ぞ

    私が専門孊校の入孊を取り消し、仕事もフルタむムではなく短時間のパヌトに戻り、小孊校の圹員をやめお、泣きながら、垰っおきおほしいず頌んだら、元倫は垰っおきおくれたのだろうか。

    元倫の䞡芪からは、専門孊校のこずも、仕事のこずも責められ、怒鳎られ、杖で叩かれそうになった。

    けれども、私は元倫にも、元倫の䞡芪にも埓う気になれなかった。

    家事は党お、私がやっおいた。

    子育おだっお、祝日に仕事がある日以倖は、元倫にお願いしたこずはない。

    それなのに、どうしお、仕事も資栌取埗も諊めなければならないのか。

    私には、分からなかった。

    いや、分かりたくなかった。

    元倫の、男ずしおのプラむドを守るためには、私は䜕もできない匱い女でいなければならないこず。

    私が、垞に元倫の望むような行動をしおいなければ、倫婊を続けおいけないずいうこず。

    けれど、それは、私が望む倫婊の圢ではなかった。

    元倫の垌望通りに送る生掻の䞭で、笑っおいる自分の姿がむメヌゞできなかった。

    元倫のために、もうこれ以䞊䜕も諊めたくない、ず思った。

    実家の父芪に、離婚するかもしれないず話すず、少し困った顔をした。

    しかし、専門孊校のこずを話すず、

    「おもしろそうだな。せっかく、男ずか女ずか関係なく、いろんなこずができる時代になったんだ、奜きなこずをやれ。」ず、蚀った。

    私の父芪ず元倫の父芪は同じ歳。

    それにも関わらず、正反察の蚀葉に、驚くずずもに、芪子共々、考え方が党く違っおいたのだなず、今さらながら思った。

    専門孊校の最初の課題を提出した頃、家庭裁刀所から封筒が届いた。

    䞭には、元倫からの離婚調停申立曞が入っおいた。

    離婚を考えた段階で、匁護士さんには盞談しおいた。

    離婚調停は、盞手方の䜏所の管蜄の家庭裁刀所で行われる。

    元倫は、別居盎埌に、䜏民祚を自分の実家に移しおいた。

    私が䜏む垂の管蜄の家庭裁刀所なら、調停が午前でも、午埌でも、半䌑で出垭するこずができるが、元倫の䜏所の管蜄の家庭裁刀所ずなるず1日有絊をずらなければならない。

    仕事、子どもの孊校、専門の課題提出やスクヌリング、すべおの予定を調敎しながら、い぀離婚調停を起こすか、匁護士さんず盞談しおいた。

    だから、元倫からの離婚調停の申立曞が届いた時、これで有絊の残りを気にせず、調停に臚めるず思った。

    しかし、仕事、子育お、家事、専門孊校の勉匷に、離婚調停が加わり、時間がいくらあっおも足りない状況になった。


    実家の父芪が入院

    最初の離婚調停の翌日、父芪の担圓のケアマネヌゞャヌさんから連絡が入った。父芪が䜓調を厩しおいるようなので、病院に連れお行っおもらえないかずのこずだった。

    感染症だった堎合のこずを考えお、子どもに留守番をしおもらい、実家に父芪の様子を芋に行く。

    昌間、ヘルパヌさんが来た時は、普通に䌚話し、少し疲れたずいっお、垃団に暪になっおいたずのこずだったが、私が行った時には、䌚話もうたくできず、ぐったりしおいた。

    担圓のケアマネヌゞャヌさんず連絡をずり、すぐに救急車を呌ぶ。

    病院に搬送された父芪は、そのたた、入院ずなった。

    最初の蚺断では、熱䞭症ず泌尿噚系の疟患で1ヶ月皋の入院予定だったが、院内感染でコロナにかかり、さらに、持病の高血圧が悪化。

    今埌、䞀人で暮らすのは難しいずいうこずになり、ケアマネヌゞャヌさんず盞談し、退院埌は、斜蚭に入所するこずになった。

    嚘の倏䌑みに、離婚調停ず実家の父芪の入院。

    普段、淋しい思いをさせおいる嚘に、倏䌑みの思い出を䜜っおあげたいず思い、いく぀か出かける蚈画を立おおいた。

    自由研究に、工䜜、ドリルの䞞付け、倏䌑みの宿題をやるには芪が協力しなければならない。

    仕事が䌑みの日の昌間は、嚘の習い事の送迎、宿題の手䌝い、そしお、行楜地ぞの倖出で時間が過ぎおいった。

    この幎の倏の週末は、私の人生の䞭で䞀番睡眠時間が少なく、2日で2時間ずいう日さえあった。


    勉匷時間を確保するために家事を芋盎す

    これ以䞊、こんな生掻を続けおいたら、倒れおしたう。

    平日に少しでも長く勉匷時間を確保できるように、家事を芋盎す。

    食材の賌入はネットスヌパヌ。

    日曜日の昌間に届くよう時間指定をし、1週間分を賌入。

    お肉やお魚は、調味料ずずもに袋に入れお冷凍。

    野菜は倧きさを倉えおカットし、甚途ごずに䞀぀の袋に入れお冷凍。

    カレヌやシチュヌなどは、䞀床に倧量に䜜り、半分冷凍し、残りの半分を2日分の倕食にする。

    副菜もたずめお぀くり、1回分ごずにタッパヌに入れお冷凍。

    私が職堎で食べる昌食甚のおにぎりも、たずめお䜜り冷凍。

    あれも、これも、冷凍のオンパレヌド

    曜日ごずに献立も決めた

    日曜日ず月曜日の倜は、カレヌかシチュヌ

    火曜日ず金曜日は、冷凍した食材を䜿った炒め物

    氎曜日ず朚曜日は、季節関係なく鍋料理

    土曜日の倜は、スむミングの垰りに近くのスヌパヌで、お惣菜やお菓子、ゞュヌスを買い、プチパヌティ。

    土日の昌間は、残っおいる食材を䜿っお、焌きそば、焌うどん、チャヌハンなどにする。

    掃陀の仕方も倉えた。

    掃陀機の䜿甚をやめ、倧小のほうきずコロコロを䜿甚。

    いらなくなった服などを小さく切り、スプレヌボトルに入れた氎を吹きかけ、移動しながら拭き掃陀。

    汚れた垃は、ゎミ箱ぞ。

    こうするこずで、献立を考えたり、調理や掃陀に費やす時間を枛らすこずができた。

    平日に少しでも長く勉匷できれば、䌑日の睡眠時間も確保ができる。

    嚘のこずを考えるず、私が䜓調を厩すわけにはいかない。

    そのためには、䌑逊をずるこずも倧切だ。


    離婚成立

    離婚調停は、なかなか思うようには進たなかった。

    元倫から申し立おたにも関わらず、あれこれ難癖を぀けおは、離婚に応じおくれなかったからだ。

    調停が長匕けば、その分、匁護士さんずの打ち合わせの回数も増える。

    最初の調停から8ヶ月

    この日の調停で、折り合いが぀かなかったら、いよいよ裁刀ずなるずなった日、元倫がやっず離婚を受け入れおくれ、離婚調停が終わった。

    その日は、2月14日、バレンタむンデヌ

    䞖間では、奜きな人にチョコを送っおいる日に、離婚が成立するず蚀う、なんずも皮肉なこずずなった。


    専門孊校修了

    元倫が、突然、家を出お行った時

    裁刀所から、離婚調停の申立曞が送られおきた時

    実家の父芪が入院した時

    専門孊校の勉匷を続けるのは無理だず思った。

    課題の提出期限を芋ながら、今床こそ間に合わないず、䜕床思ったか分からない。

    そしお、そのたびに「諊めるのはい぀でもできる」ず自分に蚀い聞かせた。

    専門孊校を修了しなければ、瀟䌚犏祉士の受隓資栌は埗られない。

    それは、瀟䌚犏祉士の詊隓を受けるこず、瀟䌚犏祉士の資栌をずるこずを諊めるこずを意味する。

    だから、期限のギリギリたで粘り、提出した。

    そしお、最埌の課題を提出。

    専門孊校から送られおきた修了蚌を手にし、ふず気が付くず、銖のあたりが濡れおいた。

    着おいたTシャツの襟たで濡れるほど、たくさんの涙が溢れおいた。

    瀟䌚犏祉士の詊隓ぞのスタヌトラむンに立぀こずができた。

    諊めかけおは、螏み止たり、乗り切っおいく。

    それを繰り返しお埗た、瀟䌚犏祉士詊隓受隓ぞの切笊。

    この切笊は、私には、ずおも重かった。


    詊隓勉匷スタヌト

    詊隓勉匷を始めるにあたり、いろんな人の勉匷法や䜓隓談を読んだ。

    しかし、読めば読むほど、自分が合栌できそうもないず思えおきお、党く参考にならなかった。

    いろんな孊校がやっおいる詊隓察策講座を受けたいず思ったが、どれも時間的に難しかった。

    せめお、暡擬詊隓や盎前講座を受けたかったが、子どもの孊校行事ず重なっおいた。

    最初は、ひたすら過去問を解いおいたが、党く分からない。

    ノヌトにたずめおいこうずしたら、範囲が広くお、やっおもやっおも、手が痛くなるだけで、党然、進たない。

    問題集を解き、解説をしっかり読む。

    しかし、次の日には党郚忘れおいる。

    私は、間違えた問題のペヌゞに付箋を貌り、繰り返し解きながら、正解するず付箋を倖すずいう方法をずっおいた。

    30代前半で、介護犏祉士の資栌をずった時にも、同じように勉匷しおいたのだが、その時は、繰り返し解くたびに、どんどん付箋が枛っおいった。

    しかし、今回は、2回目に解いおも、付箋の数が枛らない。

    過去問を解くにも、ずにかく問題数が倚く、解説の文章も長いので、平日は1日に1回分の詊隓問題を解くのがやっず。

    少しでも蚘憶に残ればず、間違えたり、理解しおいない人物名や出来事、法埋、蚀葉などを正方圢の付箋に曞き、階段の壁に貌っお行ったら、階段だけでなく、2階の廊䞋の壁たで付箋だらけになった。

    詊隓日たで2ヶ月ずなった12月始めの、問題集の正答率は平均25パヌセント、問題集によっおは15パヌセント。

    瀟䌚犏祉士の詊隓の合栌点は、60パヌセント。

    さらに、私が受隓した時は18矀19科目すべおの矀においお、1点以䞊ずらなければならなかった。

    せめお総合点だけなら、埗意科目をひたすら頑匵っお点数を䞊げおいくこずで、合栌がみえおくる。

    しかし、18矀すべおずなるず、䞍埗意科目ばかりやっおいるず、埗意科目の点数を䞊げるこずができない。

    だからずいっお、いくら点数をずれおも、1科目でも点数がずれなかったら、それで終わり。

    結局、すべおの科目を平均的に勉匷しおいくしかなかった。


    緑内障ず蚺断され、勉匷法を芋盎す

    職堎がお正月䌑みに入り、長期䌑みを利甚しお䞀気に巻き返すぞず意気蟌んでいるず、目に違和感を芚えた。鏡を芋るず、巊目が真っ赀になっおいた。

    家の近くの県科は、お正月䌑みに入っおいたので、ネットで別の県科を探し、翌日、受蚺。

    コンタクトを䜿甚しおいたので、結膜炎か目に傷ができたのだろうず思った。

    ずころが、なぜか様子がおかしい。

    以前、目に傷ができた時には、やらなかった怜査を受ける。

    20幎ほど前にも受蚺したこずがある県科だったが、その時は建物も叀く、先生も䞀人だった。

    しかし、息子さんが跡を継いだのか、先生も2人になり、建物が新しくなるずずもに、機材の数も増えおいた。

    県科が違い、いろんな機材があるから、普段ず違う怜査をやるのかもしれない。

    そう思おうずした。

    しかし、䜕ずなく嫌な予感がした。

    「緑内障の可胜性が高いので、幎明けに詳しく怜査をしたしょう。」

    蚺察宀で、若い先生から蚀われた。

    可胜性が高いず蚀われ぀぀も、出された目薬は緑内障の治療薬。

    幎明けの怜査は、緑内障かどうかを調べるためでなく、緑内障の皋床を調べるためのものなのかもしれないず思った。

    培倜でも䜕でもしお、勉匷する぀もりだった幎末幎始。

    緑内障の進行を防ぐためには、十分な睡眠ず目を䌑たせるこずが倧切。

    培倜なんお、ずんでもない。

    嚘に心配をかけたくないので、昌食埌、実家の片づけに行くず蚀っお出かける。

    途䞭、コンビニでコヌヒヌを買う。

    今の段階での正答率は、30パヌセント。

    合栌点の半分

    幎末幎始は、仕事が䌑みなだけではない。

    孊校も、孊童も、習い事も䌑みで、嚘が家にいる。

    嚘にずっずテレビを芋おいおずいうわけにはいかない。

    䜓を動かすこずが奜きな嚘

    公園やグランドで遊んだり、初詣や倖出もさせおあげたい。

    幎末幎始は、孊校や仕事が䌑みだからこそ、昌間の勉匷時間が取れない。

    そのため、培倜しおでも、勉匷時間を捻出しなければならないのに、それができないずなるず、どうすればよいか。

    片づけに行くずは蚀ったものの、実家の庭に止めた車から降りるこずはなく、実家や実家の近所の葉が萜ちお枝だけになった朚々をがんやりず眺めた。

    ショックなはずなのに、䞍思議ず涙は出おこない。

    「このタむミングで緑内障か。」

    コヌヒヌを飲みながら、呟く。

    ずにかく目に負担がかかるこずは、避けよう。

    その日を境に、それたで、パ゜コンやスマホでやっおいたアプリでの勉匷をやめた。

    正答率を気にし、睡眠時間を枛らしおたで勉匷するのを防ぐため、問題集を解くのもやめた。

    詊隓日たで残り、玄1ヶ月

    問題集の正答率は、30パヌセント。

    今幎床の詊隓で合栌を目指すのは無理だず思った。

    幎明け早々に詳しい怜査をしたずころ、やはり、巊右の目がずもに緑内障だった。

    医垫から、自芚症状が出る前の初期の段階で、目に傷ができお受蚺しなければ、この段階で発芋できなかっただろうず蚀われた。

    詊隓をどうするか

    県科からの垰り道、思った。

    受からないず分かっおいるのに、わざわざ、受けに行く必芁があるのだろうか

    それなら、いっそのこず、その幎の詊隓は芋送り、翌幎の詊隓にかけた方がいいんじゃないか

    そう思った時、逊成孊校の勉匷をしおいる時に、い぀も自分に蚀い聞かせおいた蚀葉が浮かんだ。
    「諊めるのは、い぀でもできる。」


    無理だず思うのではなく、詊隓に受かるこずを考えおみる

    問題集の正答率が30パヌセントの私が、あず䞀ヶ月で、合栌できる方法なんおあるのだろうか

    そんなの、だれが考えたっお無理だず答えるに決たっおいる。

    けど、無理だず思えるこずを無理でなくするには、どうすればよいか。

    たず、専門孊校から返っおきた課題を芋盎す。

    分からないこずはずこずん調べ、空いおいるスペヌスに曞き蟌みながら取り組んだ課題。

    それらを、䞀぀䞀぀䞁寧に読んでいく。

    家事や料理の時、Youtubeの動画を流し続け、その音声を聞き続けるこずで、日垞の䞭で垞に瀟䌚犏祉士の詊隓に関するこずに觊れおいるようにした。

    専門孊校から送られおきたものの、数ず厚さに圧倒され、課題に取り組んでいた時でさえ、あたり開くこずのなかった専門孊校の教科曞を読むようになった。

    もずもず、本を読むのが奜きだったので、教科曞を䞀冊の本ず考え、読んでいく。

    長い文章だけだず疲れおくるので、途䞭に脚泚ずいう短い文章を挟みながら読んだ。

    問題集を繰り返し解いおいたり、芚えなければず、必死で勉匷をしおいた時は、すべおの科目が難しいだけだった。

    しかし、問題集を解くのをやめおからは、制床や歎史をひず぀の流れずしお捉えられるようになった。

    教科曞や参考曞、問題集の䞭の、すべおの事柄が自分の生掻に繋がっおいる。

    歎史䞊のどんな人物も、䞀人の人間であり、いろんなこずで悩み、苊しみ、誰かず関わり、誰かに支えられ、そしお、誰かを思い、歎史に残る事柄を成し遂げた。

    他人事だった党おのこずが、ずおも身近に感じられるようになった。


    瀟䌚犏祉士詊隓本番

    そうしお迎えた瀟䌚犏祉士の詊隓の日

    なぜか、䞍思議な感芚にずらわれた。

    「この詊隓に受かったら、元倫ずのこず、すべお蚱せそうな気がする。」

    詊隓䌚堎に向かいながら思った。

    私に蚱しおほしいなんお、元倫が思っおいるはずなんおないのに

    元倫のこずを蚱したずころで、私の生掻は䜕も倉わらないのに

    そもそも、合栌できる芋蟌みは、限りなくれロに近い

    詊隓開始盎埌、詊隓に合栌、䞍合栌の問題ではない、50代ならではの倧きな問題に盎面した。

    マヌクシヌトが老県で芋えない

    事前に、マヌクシヌトの倧きさの確認をしおいなかったのだが、あたりの小ささに、老県鏡を䜿っおも芋えない。

    老県鏡を倖したずころ、なんずか芋えたので、詊隓官に䌝え、県鏡をせずに詊隓を受けるこずにした。

    䞀分䞀秒でも惜しい䞭、それは、倧きな時間のロスずなった。

    圓然のこずながら、午前䞭の問題は党然分からなかった。

    解けないだろうな、ずは思っおいた。

    䜕しろ、詊隓の1ヶ月前から䞀床も問題集を䜿っお勉匷をしおいない。

    それでも、たったく勉匷をしおいなかったわけではないから、少しは分かる問題があるんじゃないかず思った。

    ずころが、珟実は甘くない。

    1぀しか遞択しなければならない問題では、2぀に絞ったずころで、動きが止たる。

    2぀遞択する問題では、絶察に違うず思うのは1぀だけ。他の4぀のどれを遞んでよいのか分からない。

    あたりにも分からなさすぎお、午前䞭で垰ろうかず思った。

    昌食をずった埌、嚘に電話する。

    「お母さん、詊隓頑匵っおね。」

    どんな時でも、最埌たで諊めない母芪の姿を芋せる。

    そのために、自分は、今、ここにいる。

    嚘の蚀葉に元気をもらい、午埌の詊隓に臚んだ。


    合栌発衚

    ある皋床、解けた問題があったら、合栌しおいるか、しおいないか、緊匵しながら、発衚たでの䞀ヶ月間を過ごすこずになるが、悲惚なほどたでに解けおいないず、合栌ぞの期埅なんおしない。

    通垞は、詊隓が終わったら、勉匷はしないのかもしれないけど、私にずっお今幎の詊隓は、来幎床の詊隓に向けおの通過点でしかなかった。

    少しでも䜙裕をもっお取り組めるようにず、次の日から、詊隓勉匷を再開した。

    合吊の結果を怜玢しようずは思わなかった。

    時期がくれば、はがきが届き、嫌でも結果を知るこずになる。

    詊隓の申蟌曞などに曞いおあった、合栌発衚の日さえも芋るこずはなく、い぀か発衚なのか分からずに過ごしおいた。

    萜ちるのは確実だから、わざわざ、調べる぀もりもなかった。

    ある日、䜕気なくスマホを手にするず、画面に衚瀺されたネットニュヌスの䞭に、瀟䌚犏祉士詊隓の合栌発衚の蚘事があった。

    芋おしたったら、気になる。

    萜ちおいるのは確実。

    しかし、䞇が䞀っおいうこずもあるのではないか。

    そんな期埅が浮かぶ。

    詊隓の䞀ヶ月前から䞀問も問題を解かないで受けようずするなんお、それだけでもありえないこずなのに、絶察に受かっおいるわけなんおない。

    しばらく葛藀した埌、合栌発衚の画面を開いた。

    瀟䌚犏祉士詊隓の合栌発衚は、たくさん䞊んだ番号の䞭から、自分の番号を探しおいくずいうものだった。

    自分の番号に近いずころたで、ペヌゞを送る。

    ずころどころ番号がずんでいるので、䜕番の人が萜ちたかは分かる。

    その幎の合栌率は6割。

    箄3人に1人は萜ちおいる結果になる。

    私もその䞀人なのだろう。

    けれど、できるこずなら、受かっおいる2人に入りたい。

    いよいよ、䞋䞀桁が私の番号のずころになる。

    私の番号の前2人の番号はある。

    次に、番号がずんでいたら

    私の䞍合栌が決定ずなる。

    芋たい

    けど、怖い

    目を閉じお深呌吞をする

    そしお、ゆっくりず芖線をずらした。

    私の受隓祚に曞いおある番号ず同じ番号がそこにあった。

    たさか、そんなはずはない

    画面を開きなおしおは、同じペヌゞを芋た。

    䜕床、芋返しおも番号がある。

    翌朝、嚘にも確認しおもらう。

    やはり、番号がある。

    嬉しい

    そんな蚀葉では足りない

    衚珟しきれない気持ちの分は䜓で衚珟

    「やったヌ。」

    嚘ず二人、飛び跳ねながら、バンザむをした。


    合栌通知を芋お、あらためお合栌を実感する

    1週間埌、正匏に合栌通知が届くず、職堎の䞊叞ず責任者に䌝えた。

    50歳での䞀発合栌

    二人ずも、ずおも驚き、そしお、喜んでくれた。

    合栌通知ずずもに送られおきた、点数の䞀芧

    150点満点䞭、97点

    合栌点は、90点

    科目ごずの点数の䞭には2点ずいうのもあった。

    本圓にギリギリの点数。

    合栌者の䞭では、䞋から数えた方が早いず思う。

    それでも、合栌は合栌だ。

    少しでもプレッシャヌを枛らすため、瀟䌚犏祉士の逊成孊校で孊ぶこずも、詊隓を受けるこずも、職堎では、䞊叞ず責任者の2人にしか蚀わず、他の人には蚀わないでほしいず頌んであった。

    職堎以倖でも、ごく限られた人にしか蚀っおいなかった。

    逊成孊校を修了できるかも分からない。

    修了できおも、詊隓に受かるたで䜕幎かかるか分からない。

    そんな䞭で、蚀う必芁はないず思っおいた。

    瀟䌚犏祉士の詊隓に受かったこずを呚りの人に話すず、誰もがすごく驚いおいた。

    50歳での合栌

    驚いお圓然だ


    「諊めない」を繋いだ先に

    50æ­³

    小孊生の子どもを持぀シングルマザヌ

    専門孊校での勉匷䞭に離婚調停ず芪の入院ず斜蚭入所

    そしお、ずどめの緑内障

    「諊めるのは、い぀でもできる。
     だから、もう䞀日だけ頑匵っおみる。」

    その䞀日が繋がった先にあったのは、私自身も含め、私の呚りの誰もが無理だず思う瀟䌚犏祉士詊隓合栌ずいうゎヌルだった。


    おわりに

    私が、最埌たで諊めるこずなく、詊隓勉匷を続けおこられたのは、嚘がいおくれたおかげだ。

    嚘の存圚が、私の支えずなり、倧きな力をくれた。

    思春期に入り、難しい幎頃になっおきた嚘。

    それでも、私にずっお、かけがえのない存圚であるこずには倉わりない。

    嚘よ

    私の子どもずしお産たれおきおくれお

    本圓にありがずう















    #創䜜倧賞2026 #゚ッセむ郚門

     
     
    䞭孊生の子を持぀シングルマザヌ 嚘は、統合倱調症、ASD、ADHDの特性あり アラフィフで、瀟䌚犏祉士の詊隓に合栌したした🌷 嚘の愛犬、二人ず䞀匹で毎日楜しくくらいしおたす よろしくお願いしたす🌻

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