
第6話 50歳の僕へ
50歳の僕へ。
今の僕は46歳です。
工場勤務をしています。
夜勤もあります。
朝起きると腰が痛い日もあります。
将来の不安もまだあります。
正直に言うと、
未来のことはよく分かりません。
この文章を書いている今も、
副業で大成功しているわけではありません。
本が何万冊も売れているわけでもありません。
お金持ちになったわけでもありません。
それでも、4年前の僕より少しだけ前を向いています。
50歳の僕はどうなっていますか。
まだ工場で働いていますか。
それとも別の道を歩いていますか。
どちらでもいいと思っています。
大切なのは、
自分で選んだ人生を歩いていることです。
46歳になるまで、
僕はずっと受け身だった気がします。
仕事へ行く。
帰る。
休む。
また仕事へ行く。
気が付けば一年が終わる。
そんな毎日でした。
もちろん、それが悪いわけではありません。
そのおかげで生活できました。
息子も育てられました。
でも心のどこかで、
ずっと思っていました。
「このままでいいのだろうか」
と。
AIと出会ったことで、
その答えを探し始めました。
本を作った。
記事を書いた。
Pinterestを始めた。
失敗した。
やり直した。
また失敗した。
特別なことではありません。
でも何もしなかった昨日よりは、
少しだけ前に進めました。
50歳の僕。
お願いがあります。
もしうまくいっていたら、
46歳の僕を笑わないでください。
不器用だったけれど、
本気だったんです。
もし失敗していたとしても、
46歳の僕を責めないでください。
挑戦だけはしたんです。
怖かったけれど。
不安だったけれど。
やってみたんです。
そしてもう一つ。
息子が幸せに暮らしていると嬉しいです。
立派じゃなくていい。
お金持ちじゃなくていい。
自分の人生を自分で選べる人になっていてくれたら、
それだけで十分です。
僕自身もそうありたいと思っています。
会社だけに頼らない人生。
年齢だけで諦めない人生。
そして、
少しでも誰かの希望になれる人生。
50歳の僕。
もしこの文章を読み返したら、
46歳の僕に一言だけ伝えてください。
「やってよかった」
と。
その言葉を信じて、
今日も僕は一歩だけ前へ進みます。
46歳。
工場勤務。
副業挑戦中。
まだ物語の途中です。
(完)