気づけば、七夕が終わっていた
気づけば、七夕が過ぎていました。
短冊を書くこともなく、夜空を見上げることもなく、いつも通りの日常を過ごしていました。
子どもの頃は、季節の行事を楽しみにしていました。
七夕、花火大会、紅葉、クリスマス、お正月。
一つひとつの出来事にワクワクして、季節が巡ることを楽しんでいた気がします。
でも大人になるにつれて、仕事や予定に追われ、気づけば行事が終わっている。
そんなことが増えました。
ふと思いました。
人生を楽しめているのだろうか。
楽しもうと思った時には、もう終わっていた。
「また来年。」
そう思いながら一年が過ぎ、気づけば何年も経ってしまう。
そんな人生にはしたくありません。
私は、些細なことにも感動できる人でいたい。
季節の変化に気づき、
美しい景色に足を止め、
誰かの言葉に影響を受け、
嬉しかったことや感じたことを誰かと分かち合う。
笑ったり、悩んだり、感動したり。
そんなふうに、いろいろな感情を味わいながら生きていきたいと思います。
だからこそ、忙しさを理由に、自分の心を置き去りにはしたくありません。
仕事や日常に追われていると、ふと現実に引き戻され、「今、本当に自分のやりたいことに向き合えているだろうか」と考える瞬間があります。
本気になれないまま時間だけが過ぎていく。
その時間が、一番もったいないのかもしれません。
人生は、特別な出来事だけでできているわけではありません。
季節を感じること。
好きな場所へ行くこと。
大切な人と話すこと。
心が動いた瞬間を残すこと。
そんな小さな積み重ねが、人生を豊かにしてくれるのだと思います。
来年の七夕は、「気づいたら終わっていた」ではなく、「今年も楽しめた」と言えるように。
今日という一日も、大切に過ごしていきたいと思います。
