隠しきれない心の弱さに
精一杯、虚勢を張って
吠えることでしか
心を護ることができなかった
感情を押し殺す代わりに
コトバを羅列していき
吠えて
吠えて
吠えていくことで
自分を肯定していく
手負いの心ほど
感情の犬として
よく吠えるでしょう
けれど
この感情は私だけのもので
誰一人として
手綱を握る事はできないもの
今日も
隠しきれない心の弱さを
虚勢でコーティングして吠えていく
夜に融けるこの遠吠えが
遠くまで聴こえるだろうか
知らない誰かの元に
届くだろうか
そして
あなたの元にへも
虚勢は
淡い期待の風に乗って
運ばれていく