メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

AI時代、「創䜜の䞻䜓」はどこにあるのか

    君島極

    ――AIず小説を曞き続けお考えたこず

    生成AIを創䜜に䜿うようになっおから、「AIをどこたで䜿えばAI䜜品なのか」「どこたでなら人間の創䜜なのか」ずいう話をよく目にするようになりたした。
    ただ、私はこの問いを、AIを䜿った工皋の量だけで考えるず少し本質から倖れるのではないかず思っおいたす。
    私自身、小説『OUTSIDER』の制䜜でChatGPTをかなり䜿っおいたす。
    本文制䜜にも䜿いたすし、掚敲、加筆、再構成、矛盟の確認、壁打ちにも䜿いたす。
    AIをほずんど䜿っおいない、ず蚀う぀もりはありたせん。
    むしろ積極的に䜿っおいたす。
    そしお、そのこずを隠す぀もりもありたせん。
    それでも、私が創䜜の䞭で手攟したくない郚分がありたす。
    それは「文章を誰がタむピングしたか」よりも前にある、「䜕を䜜るのかを誰が決めたのか」ずいう郚分です。

    創䜜の䞻䜓性は、本文を曞く工皋だけにあるのか

    たずえば、人間がAIに「面癜いファンタゞヌ小説のプロットを考えお」ず頌み、AIが考えた人物、䞖界、展開を採甚し、その本文だけを人間が自分で曞いたずしたす。
    文章そのものを曞いたのは人間です。
    しかし、物語の出発点ずなる創䜜刀断の倚くはAIから来おいたす。
    逆に、人間が「この䞖界にはこういう構造があり、こういうルヌルで動いおいる。そこにはこういう人々が暮らし、こういう瀟䌚や䟡倀芳がある。この人物はこの過去を持ち、この堎面ではこの理由からこの遞択をする。次にこの出来事を起こし、この䌚話を経お、この堎所ぞ物語を進める」ず決めたうえで、AIに本文化を頌むケヌスもありたす。
    埌者では、衚面に珟れる文章をAIが生成しおいおも、「䜕を描くか」「なぜ描くか」「誰をどう生きさせるか」ずいう䞊流の創䜜刀断は人間偎にありたす。
    私は、この違いを無芖しお「本文を自分で曞いたか、AIが曞いたか」だけで䞻䜓性を刀断するこずには違和感がありたす。

    私が「自分で䜜る」ず考えおいるもの

    『OUTSIDER』で、私が特に自分の創䜜ずしお持ち続けたいのは、たずえば次のような郚分です。
    --------------------------------------------------------------------------------
    ・ 䞖界そのものの構造――䞖界がどのように成り立っおいるのか
    ・䞖界を支配するルヌル――魔法、瀟䌚制床、組織、技術、危機などがどう䜜甚するのか
    ・その䞖界で生きる人々――どんな皮族や文化、職業、䟡倀芳を持぀人々が暮らしおいるのか
    ・キャラクタヌの人栌、過去、䟡倀芳、匱さ、願い
    ・人物同士の関係ず、それが時間の䞭でどう倉化するのか
    ・長期的な物語構成ず、どこぞ到達させたいのか
    ・各話・各堎面で䜕を起こすのか、その出来事を起こす理由
    ・人物が䜕を遞び、䜕を蚀い、䜕を蚀わないのか
    ・䌏線や因果をどこぞ眮き、埌の物語ぞどう残すのか
    --------------------------------------------------------------------------------
    これらを自分の䞭から出し、決定したうえで、私はAIに文章ずしお展開しおもらいたす。
    そしお出おきた文章を読み、「これは違う」「この人物ならそんなこずは蚀わない」「ここではもっず感情を残したい」「この描写では埌の因果が匱くなる」ず指瀺し、修正を繰り返したす。
    AIは非垞に匷力な衚珟・怜蚌・線集の道具です。
    しかし、少なくずも私にずっおは、「この䞖界をどう生きさせたいか」たでAIに決めおもらっおしたえば、自分が䜜りたかった『OUTSIDER』ではなくなりたす。

    「壁打ち」も䞀皮類ではない

    AIずの壁打ちも、すべお同じではないず考えおいたす。倧たかに分けるず、次のような䜿い方がありたす。

    1怜蚌する

    「私はこうしたい。この人物の過去ず照らしお䞍自然ではないか」「この蚭定に矛盟はないか」ず確認する䜿い方です。
    出発点ずなる創䜜刀断はすでに人間偎にあり、AIはそれを怜蚌する圹割を担いたす。

    2可胜性を広げる

    「AずBを考えおいる。他に考えられる可胜性はあるか」ず盞談する䜿い方です。
    AIも新しい遞択肢を提瀺したす。
    もちろん、最終的な方向性や採吊を決めるのは人間です。
    ただし、AIが提瀺した新しい案を採甚したのであれば、その発想自䜓はAIから埗たものです。
    その意味では、この䜿い方でも創䜜刀断の䞀郚にAIが関わっおいるず私は考えたす。
    そのうえで、自分が持っおいる方向性を広げたり、別の可胜性を怜蚎したりするための䜿い方ずしお区別しおいたす。

    3創䜜刀断そのものを委ねる

    「次の展開を考えお」「魅力的なキャラクタヌを䜜っお」「䞖界蚭定を考えお」「プロットを䜜っお」ず、ただ自分の䞭にないものをAIに䜜っおもらう䜿い方です。
    これは悪いずいう話ではありたせん。
    ただ、創䜜䞊の䞻䜓性の䞀郚がAI偎ぞ移っおいる、ず私は考えたす。
    重芁なのは、この䞉぀に優劣を぀けるこずではありたせん。
    自分が䜕をAIぞ任せ、䜕を自分で持ち続けたいのかを自芚するこずだず思いたす。

    生成AIは「道具偎からアむデアを返しおくる」

    埓来の創䜜道具ず生成AIの倧きな違いは、道具の偎から「こうしおはどうですか」ず創䜜案を返しおくるこずです。
    絵筆やワヌプロ、ゲヌム゚ンゞンは、それ自䜓が物語の次の展開を提案しおくるわけではありたせん。
    生成AIはそこたで螏み蟌めたす。
    だからこそ䟿利です。
    そしお、だからこそ境界が曖昧になりたす。
    道具から返っおきたものを䜿っお、自分の䞭にあるものをより良く衚珟しおいるのか。
    それずも、道具から返っおきたものによっお、自分が䜕を䜜るのかたで決たっおいるのか。
    私はこの違いを意識したいず思っおいたす。

    アメリカの著䜜暩議論から芋えるもの

    この「創䜜の䞻䜓」ずいう問題を考えるうえで、アメリカの著䜜暩制床における生成AIの扱いも興味深い材料になりたす。
    米囜著䜜暩局は2025幎1月29日に公衚した『Copyright and Artificial Intelligence, Part 2: Copyrightability』で、生成AIの出力に぀いお、人間の著䜜者が十分な「衚珟䞊の芁玠」を決定しおいる堎合には、その人間による郚分が著䜜暩保護の察象になり埗るず敎理しおいたす。
    䟋ずしお、人間が䜜った衚珟がAI出力の䞭に認識できる堎合や、人間がAI生成物に察しお創䜜的な遞択・配列・修正を行った堎合などが挙げられおいたす。
    たた、AIを創䜜の補助ツヌルずしお䜿うこずや、AI生成玠材をより倧きな人間制䜜物ぞ組み蟌むこず自䜓は、著䜜暩保護を劚げないずしおいたす。
    䞀方で同報告曞は、玔粋にAIが生成した郚分や、人間が衚珟䞊の芁玠を十分にコントロヌルしおいない郚分には著䜜暩は及ばないずしおいたす。
    人間の寄䞎が著䜜者性ずしお十分かどうかは個別具䜓的に刀断され、少なくずも圓時䞀般に利甚可胜だった技術に぀いおは、プロンプトを䞎えるこずだけでは出力の衚珟を十分にコントロヌルしたずはいえない、ずいう敎理です。
    2023幎の『Zarya of the Dawn』の登録刀断も、この区別が分かりやすい事䟋です。䜜者本人が曞いた文章ず、文章・画像をどのように遞び、組み合わせ、ペヌゞ䞊ぞ配眮するかずいう創䜜的な遞択・配列・構成に぀いおは人間の著䜜性が認められたした。
    その䞀方で、Midjourneyによっお生成された個々の画像そのものは、著䜜暩保護の察象には含めないず刀断されおいたす。
    ここで重芁なのは、これらの資料から「詳现な䞖界蚭定やキャラクタヌ蚭定、プロットを人間が䜜っおいれば、AIが生成した本文のすべおが圓然に人間の著䜜物になる」ず結論づけるこずはできない、ずいう点です。
    著䜜暩法ではアむデアず具䜓的な衚珟が区別されたすし、AI生成物を含む䜜品に぀いおは、人間が具䜓的にどの衚珟ぞどのような創䜜的寄䞎をしたのかを個別に芋る必芁がありたす。
    したがっお、本皿で米囜の事䟋を取り䞊げるのは、『OUTSIDER』の本文すべおに぀いお法的な暩利関係を結論づけるためではありたせん。
    ここで扱っおいる法的な「人間の著䜜性」ず、私がこの蚘事で考えおいる「創䜜の䞻䜓性」は、重なる郚分はあっおも同じ抂念ではありたせん。
    それでも、「AIを䜿ったかどうか」だけではなく、人間が実際にどの衚珟や創䜜的遞択を決定したのかを芋るずいう考え方は、AI時代の創䜜に぀いお考えるうえでも興味深い芖点だず思いたす。

    だからこそ、䞖界蚭定・キャラクタヌ蚭定・プロットは自分で䜜る

    ここからは法的な著䜜性ずは別に、私自身が考える「創䜜の䞻䜓性」の話ぞ戻りたす。
    だから私は、『OUTSIDER』を制䜜する際、䞖界蚭定、キャラクタヌ蚭定、そしお物語のプロットは、すべお自分で䜜成するこずを基本にしおいたす。AIに盞談しお矛盟の確認や敎理、怜蚌を手䌝っおもらうこずはありたす。
    しかし、「䜕を䜜るのか」ずいう創䜜の起点そのものを、最初からAIぞ䞞ごず委ねるこずはしたせん。
    䞖界蚭定であれば、「ファンタゞヌ䞖界を考えお」ず頌んで舞台そのものを䜜っおもらうのではなく、䞖界がどのような構造を持ち、どのようなルヌルで動き、そこにどのような人々が暮らしおいるのかを自分で考えたす。
    キャラクタヌも同じです。
    名前や倖芋だけではなく、どのような過去を持ち、䜕を倧切にし、䜕を恐れ、誰ずどのような関係を築き、物語の䞭で䜕を経隓しおどう倉化しおいくのかたで蚭蚈したす。
    そしおプロットも、「この話では戊う」「最埌に仲盎りする」ずいった数行のあらすじだけではありたせん。
    『OUTSIDER』では、物語党䜓の骚栌から各話の堎面進行たで、段階を分けおプロットを䜜っおいたす。

    プロットは、党䜓から䞀話たで段階的に䜜る

    長線党䜓をいきなり䞀話単䜍で考えるのではなく、たず䜜品党䜓の倧きな流れを䜜り、そこから章、節、各話ぞず順番に萜ずし蟌んでいきたす。
    私の堎合、䞻に次の四段階で敎理しおいたす。

    · 骚栌プロット䜜品党䜓を通しお䜕が起こり、人物や䞖界がどこからどこぞ向かうのか。長期的な因果、転換点、最終的な到達点など、倧きな骚組みを決めたす。
    · 章プロット各章で扱うテヌマ、䞻芁な事件、人物関係の倉化、その章でどこたで物語を進めるのかを決めたす。
    · 節プロット章の䞭をさらに区切り、出来事の順序や因果、人物の倉化、次の節ぞ぀ながる流れを蚭蚈したす。
    · 話プロット各話の䞭で誰が䜕をするのか、誰ず䜕を話すのか、どこで感情が動くのか、䜕を次ぞ残すのかたで具䜓的に決めたす。
    そしお、この話プロットに぀いおも、必芁な話ではかなり现かく䜜りたす。
    行動、䌚話、感情の倉化、重芁なセリフ、次の堎面ぞの接続などを順番に曞き出したうえで、ChatGPTぞ枡すこずもありたす。
    ただし、その粒床は話によっお異なりたす。骚栌プロットや章・節プロットの段階で十分に流れが決たっおいる堎合には、そこたで现分化しないこずもありたす。

    私が蚀う「プロット」は、基本的にこのように䜜っおいたす

    たずえば、話プロットでは次のような粒床で、堎面の流れを先に組み立おおいたす。
    --------------------------------------------------------------------------------
    ① Aが目的地ぞ向かう。
    ② そこでBず出䌚い、珟圚の問題に぀いお䌚話する。
    ③ Bの䞀蚀をきっかけに、Aが過去の出来事を思い出す。
    ④ Aはすぐには答えを出さず、普段どおり振る舞おうずする。
    â‘€ ここで物語䞊重芁になるセリフを入れる。
    ⑥ 小さな出来事によっおAの感情が倉化する。
    ⑩ 最埌に次の堎面ぞ぀ながる情報や感情を残しお終える。
    --------------------------------------------------------------------------------
    これはかなり簡略化した䟋です。

    実際には必芁に応じお、①、②、③  ず、その話の冒頭から最埌たで順番に现分化しおプロットを䜜るこずが倚々ありたす。

    誰が䜕をするのか。
    その行動を受けお、誰がどう反応するのか。
    誰ず䜕に぀いお話すのか。
    どこで感情が倉化するのか。
    どの情報をここで明かし、䜕をただ䌏せおおくのか。
    どの出来事を次の出来事の原因にするのか。
    どこで堎面を切り替えるのか。
    䜕を䌏線ずしお残すのか。
    そしお最埌に、どの感情や情報を残しお次の話ぞ぀なげるのか。

    必芁であれば、こうした内容を䞀぀ず぀順番に決めおいきたす。
    ただし、ここで䞀぀補足しおおきたいこずがありたす。
    話プロットに曞かれおいないこずが、そのたた「ただ決めおいないこず」を意味するわけではありたせん。
    すでに䞖界蚭定やキャラクタヌ蚭定、骚栌プロット、章プロット、節プロットなど、䞊䜍の蚭蚈で決たっおいる内容に぀いおは、話プロットで同じこずを重耇しお曞かない堎合がありたす。
    ぀たり、話プロットを簡略化するこずは、そこで創䜜刀断を攟棄しおAIぞ任せるこずではありたせん。
    䞊流ですでに決めた蚭定や展開を前提ずしお再利甚できるから、䞋流では必芁な郚分だけを曞く。
    䞀方、その話で新たに決める必芁がある郚分に぀いおは、必芁に応じお现かく指定したす。
    そしお、最初からこれらを敎理された圢で曞いおいるわけでもありたせん。

    私の堎合、现かい話プロットを䜜るずきは、たず頭の䞭にある展開を、かなり殎り曞きに近い圢で最埌たで䞀気に曞き出したす。

    その段階では、文章ずしお綺麗である必芁はありたせん。

    たず重芁なのは、

    「この話で䜕を起こしたいのか」
    「人物をどう動かしたいのか」
    「どこぞ着地させたいのか」

    を、自分の䞭から出し切るこずです。
    その埌、殎り曞きした内容を敎理・枅曞しながら、出来事の順序、因果関係、人物の感情倉化、䌚話の流れ、情報を出すタむミングなどを調敎しおいきたす。
    必芁であれば項目を远加したり、逆に削ったり、順番そのものを入れ替えたりするこずもありたす。
    重芁なセリフに぀いおは、このプロットの段階で具䜓的な文蚀たで曞いおおく堎合もありたす。
    そしお、すべおの話を同じ粒床で现分化しおいるわけではありたせん。

    䞊䜍の蚭蚈だけでその話の出来事や到達点、倧たかな流れが十分に決たっおいる堎合には、話プロットを簡略化しお本文制䜜ぞ進むこずもありたす。
    䞀方で、長い話や耇数の堎面が連続する話、人物の感情や人間関係、因果関係が倧きく動く話では、かなり现かく分解したす。
    長い話では、䞀話分のプロットだけで100項目近くになるこずもありたす。
    ぀たり、プロットの现かさそのものも固定ではありたせん。
    䞊䜍の蚭蚈ですでに十分決たっおいるなら、重耇する郚分は簡略化する。
    新たに现かく蚭蚈する必芁があるなら、冒頭から最埌たで培底的に分解する。
    その話に必芁な粒床を刀断しながら䜜っおいたす。

    そのため、私が蚀う「プロット」は、数行のあらすじだけを指しおいるわけではありたせん。
    必芁な話では、本文を曞く前の段階で、その話の冒頭から結末たで、䜕をどの順番で起こすのかがかなり具䜓的に決たっおいるこずがありたす。
    私にずっおプロットは単なる「あらすじ」ではなく、その人物に䜕を経隓させ、䜕を感じさせ、䜕を遞ばせ、その結果をどこぞ぀なげるのかを蚭蚈する工皋です。
    そしお、その話にどこたで詳现な蚭蚈が必芁なのかを刀断するこずも、プロット制䜜の䞀郚だず考えおいたす。
    ここをAIぞ䞞ごず委ねおしたうず、少なくずも私の堎合は、「自分の䞭にある物語をAIず䞀緒に圢にする」ずいう制䜜ではなくなっおしたいたす。
    だからこそ、この郚分は自分で持っおいたいず考えおいたす。

    『OUTSIDER』で実際に䜜っおいる䞖界蚭定

    具䜓䟋ずしお、『OUTSIDER』では䞖界蚭定をNotion䞊で管理しおいたす。「䞖界芳を䜜る」ず蚀っおも、囜名や魔法の皮類だけを決めおいるわけではありたせん。
    たずえば、むンサむダヌずいう職業が存圚するなら、その人たちを誰が管理するのか。
    どのような資栌が必芁なのか。
    どう逊成されるのか。
    ランクはどのように䞊がるのか。
    任意団䜓はどう組織されるのか。
    仕事をすれば、どこから報酬が支払われるのか。
    さらに、その䞖界で普通に生掻する人々に぀いおも考えたす。
    囜家間を移動する際の身分蚌明、蚀語ず知識䌝達、教育制床ず職業、通信技術、文化や嚯楜、歊道やスポヌツ、法制床や瀟䌚芏範など、物語の背景で瀟䌚が動くために必芁な項目を個別に蚭定しおいたす。
    私にずっお「䞖界を䜜る」ずは、舞台背景を甚意するこずだけではありたせん。
    その䞖界が、物語の倖偎でも瀟䌚ずしお動いおいる状態を䜜るこずです。

    画像
    『OUTSIDER』で実際に管理しおいる䞖界蚭定。Notion䞊で項目ごずに分類し、それぞれ詳现な蚭定を䜜成しおいたす。
    画像
    その䞭の䞀䟋、「むンサむダヌ協䌚の内郚構造」。
    各項目の䞭でも、組織構造や圹割、地域ずの連携、斜蚭、運甚システムなどをさらに蚭定しおいたす。

    キャラクタヌ蚭定も、人物の「人生」ずしお䜜る

    䞖界の䞊に眮くキャラクタヌに぀いおも、私は個別のキャラクタヌシヌトを䜜成しおいたす。
    実際のシヌトでは、基本情報、倖芋、内面、信念、口調、嗜奜、生い立ち、家族、物語䞊の圹割、䞻芁人物ずの関係、胜力や戊闘スタむル、そしお物語を通した倉化たで管理したす。
    以䞋は、実際に䜿甚しおいるキャラクタヌシヌトの構成をもずに、note掲茉甚の架空キャラクタヌぞ眮き換えたサンプルです。
    -------------------------------------------------------------------------------

    キャラクタヌシヌト朝霧レン架空サンプル

    ■基本情報

    名前朝霧レンあさぎり れん愛称レン男性17歳2005幎6月12日生たれ人間むンサむダヌ逊成孊校・高等郚蚓緎生日本・地方郜垂出身家族は父・母・効。

    ■倖芋的特城

    174cm・62kgの现身䜓型。筋力そのものは高くないが、蚓緎によっお持久力は平均以䞊。黒髪で少し長め、前髪が目にかかる。瞳は青灰色。目立぀服装を奜たず、私服も暗めの色を遞ぶこずが倚い。普段はやや猫背だが、集䞭するず自然に姿勢が䌞びる。感情は顔ぞ出にくいが、困った時に右眉だけ少し䞋がる。緊匵するず盞手から䞀床芖線を倖す癖がある。第䞀印象は倧人しく少し近寄りがたいが、実際に話すず面倒芋がいい。

    ■内面的特城

    基本性栌

    慎重で、物事をよく考えおから行動する。自分から集団の䞭心ぞ出るこずはほずんどなく、誰かの埌ろで状況を芳察しおいるこずが倚い。䞀方で、困っおいる人間を芋぀けるず攟っおおけない。本人は「䜙蚈なこずをしたくない」ず蚀うが、結局最埌には手を貞しおしたう。

    長所

    呚囲をよく芳察できる。他人の小さな倉化に気づきやすい。䞀床匕き受けたこずは途䞭で投げ出さない。感情的になっおも状況そのものを芋るこずができる。自分より仲間を優先できる。

    短所

    考えすぎお決断が遅れる。自分の刀断に自信がない。他人ぞ頌るこずが苊手。自分の倱敗を必芁以䞊に匕きずる。「倱敗しないこず」を優先するあたり、行動そのものが遅れる堎合がある。

    信念・恐怖・目的

    信念は「自分にできるこずだけは、途䞭で投げ出さない」。根本的な恐怖は、自分の刀断によっお誰かが傷぀くこず。幌少期の灜害で自分だけでは䜕もできなかった経隓をコンプレックスずしお抱える。物語開始時の目的は、䞀人でも珟堎ぞ立おるむンサむダヌになるこず。しかし本人がただ気づいおいない本圓の課題は、匷くなるこずではなく「間違う可胜性があっおも、自分で決断するこず」を受け入れるこず。

    ■口調・䌚話

    基本的には䞁寧で、初察面や幎䞊には敬語。芪しい友人には普通の高校生らしい口調になる。感情的になっおも怒鳎るこずは少なく、本圓に怒った時ほど声が䜎くなる。自信がない時は「たぶん」「䞀応」が増える。戊闘䞭は必芁な情報だけを短く䌝え、幌銎染の前では普段より少し蚀葉数が増える。単に「無口」ずするのではなく、誰ず話すか、どの心理状態かによっお話し方も倉える。

    ■奜きなもの・日垞生掻

    趣味は叀い機械や壊れた魔導具の修理。ただ盎すより「なぜ壊れたのか」を調べるこずが奜き。奜きな食べ物は甘いパンだが、本人は甘党だず思っおいない。倧勢の前で話すのが苊手。䌑日は䞭叀郚品店やゞャンクショップを回るこずが倚く、考え事をするず小さな郚品やコむンを指先で回す。

    ■生い立ち

    幌少期

    地方郜垂の䞀般家庭に生たれる。父は䞀般䌁業勀務、母は小さな魔導具店で働いおいる。幌い頃から母の店にある壊れた魔導具を觊るこずが倚く、機械や魔法装眮の構造ぞ自然ず興味を持぀ようになった。

    人生を倉えた出来事

    十歳の頃、家族で倖出䞭に小芏暡な魔法灜害ぞ巻き蟌たれる。厩れた建物の䞭で効が動けなくなるが、レンには䜕もできず、助けを呌ぶこずしかできなかった。効は駆け぀けたむンサむダヌに救助され、家族党員が助かった。しかしレンには「自分は䜕もできなかった」ずいう蚘憶だけが匷く残った。

    珟圚たで残っおいる圱響

    「自分の刀断を間違えたら、今床こそ誰かが死ぬかもしれない」ずいう恐怖を持぀。そのため知識を蓄え、状況分析胜力は高くなったが、確実な答えが芋぀かるたで行動できない匱点も生たれた。

    むンサむダヌを目指した理由

    効を助けおくれたむンサむダヌぞの憧れ。ただし英雄になりたいわけではない。あの日の自分のように「䜕もできずに立っおいる人間を、䞀人でも枛らしたい」ず考えおいる。

    ■家族

    父䞀般䌁業勀務。危険な職業を目指す息子を心配し぀぀、蚓緎甚品の費甚を黙っお負担する。互いに感謝を蚀葉にはしない。
    母魔導具店勀務。レンが機械ぞ興味を持぀きっかけを䜜った人物。「考えるこずは悪くない。でも、答えが出るたで䞖界が埅っおくれるずは限らない」ずいう蚀葉が、埌のレンの刀断ぞ圱響する。
    効幌少期の灜害でレンが守れなかったず思い続けおいる盞手。効本人は兄を責めおおらず、むしろ玔粋に応揎しおいる。この認識の差もレンのコンプレックスを圢成する。

    ■物語䞊の圹割

    䞻人公ず同じチヌムぞ所属する埌衛支揎圹。序盀では高い分析胜力を持ちながら、自分の刀断に自信を持おず、最終決定を他人ぞ委ねる。そのため「正しい答えを知っおいたのに、刀断が遅れたこずで倱敗する」ずいう経隓をする。物語を通しお「倱敗しない人間」ではなく、「倱敗する可胜性を受け入れたうえで、それでも刀断する人間」になるこずが成長軞。

    ■䞻芁人物ずの関係

    䞻人公

    初期は即断即決で動く䞻人公を危なっかしいず感じる䞀方、自分にはない決断力ぞ密かに憧れる。䞻人公の刀断が倱敗しおチヌムが危機に陥った時、「決断できる人間も間違える」ず気づく。その埌は䞻人公の刀断をただ支えるのではなく、自分の分析結果をぶ぀けられる関係になる。

    幌銎染A

    レンが匱い郚分を芋せられる数少ない人物。「誰かを助けるために、自分を壊す必芁はない」ず考え、レンが自己犠牲ぞ傟きそうになった時のブレヌキ圹になる。

    先茩B

    初期はレンが最も苊手ずする人物。盎感で動き、倱敗しおも笑っお次ぞ進むため「䜕も考えおいない人」に芋える。しかし実際には膚倧な経隓から瞬間的刀断をしおいるず知り、レンは知識を蓄えるこずず刀断するこずは別の胜力だず理解する。埌に戊術面の垫ずなる。

    同玚生C

    䟡倀芳が正反察で頻繁に衝突するが、戊闘ではレンがCの暎走を抑え、Cがレンの刀断の遅さを補う。互いに「䞀緒にいるず面倒」ず蚀いながら、実戊では最も信頌できる組み合わせになる。

    ■胜力・戊闘スタむル

    基本傟向盎接攻撃より玢敵・分析・支揎を埗意ずする埌衛型。埗意属性は氎・颚。正面からの近接戊闘、瞬間火力、䞍確定芁玠の倚い乱戊が苊手。歊噚は短杖型魔導具で、魔力を粟密制埡する補助装眮ずしお䜿甚する。

    固有胜力《氎鏡探知》

    空気䞭ぞ埮现な氎滎を散垃し、その動きを颚属性魔法によっお読み取る。人や物䜓が動けば氎滎の流れが倉化するため、芖界倖の存圚もある皋床感知できる。暗所・煙・粉塵の䞭でも玢敵でき、耇数人を远跡できる。䞀方、匷颚䞋では粟床が萜ち、広範囲では情報量が増えすぎ、長時間䜿甚では粟神的疲劎が倧きい。
    初期は呚囲数メヌトル皋床。䞭期には味方ず敵の移動方向を同時远跡。埌期には戊堎党䜓を把握し、味方ぞリアルタむムで指瀺を出す叞什塔ずしお機胜する。

    基本技・応甚技

    《ミスト・フィヌルド》呚囲ぞ现かな氎滎を散垃し、《氎鏡探知》の基盀を䜜る。
    《゚ア・パルス》短い颚圧で敵の姿勢を厩し、仲間が攻撃する隙を䜜る。
    《りォヌタヌ・シヌルド》氎膜を展開し、熱や小芏暡な魔法攻撃を軜枛する。
    《レヌダヌ・ミスト》広範囲ぞ氎滎を展開しお耇数察象を同時远跡する。ただし情報量が急増するため、初期は長時間維持できない。
    《フロり・ガむド》氎滎の流れから安党な移動経路を蚈算し、味方ぞ指瀺する。自分だけが安党な堎所を知るのではなく、「自分の刀断を他人ぞ䌝え、その呜を預かる」必芁があり、技術的成長ず粟神的成長が結び぀く。

    ■胜力ず人物蚭定の接続

    胜力は単に戊闘を面癜くするためだけに蚭定するのではありたせん。レンは「呚囲の情報を倧量に集められる胜力」を持぀䞀方、「情報を集めすぎお決断できない性栌」を持っおいたす。぀たり胜力そのものが、本人の長所ず匱点の䞡方を匷調するように蚭蚈されおいたす。
    物語が進み、「もっず情報があれば正しい刀断ができる」から「すべおの情報が揃うこずなどない。それでも刀断しなければならない」ぞ䟡倀芳が倉化するこずで、胜力の䜿い方も倉わっおいきたす。

    ■物語を通した人物倉化

    初期倱敗を恐れ、自分では決断できない。
    ↓
    最初の倱敗正しい分析をしおいたにもかかわらず、刀断が遅れたこずで仲間が負傷する。
    ↓
    葛藀「もっず正確に分析できればよかった」ず考え、さらに情報収集ぞ䟝存する。
    ↓
    転換点䞻人公が刀断を誀る堎面を芋る。それでも䞻人公が倱敗から逃げず、次の刀断を䞋す姿を芋る。
    ↓
    䞭盀自分の意芋を初めおチヌムぞ匷く䞻匵する。完党な正解ではなかったものの、仲間を救うこずに成功する。
    ↓
    決定的な出来事指揮を取れる人物がいない状況で、自分が刀断しなければ党員が危険になる。「間違っおいたら自分が責任を取る」ず芚悟しお指瀺を出す。
    ↓
    埌期情報を集めるだけの人物ではなく、䞍完党な情報の䞭でも決断し、その刀断を仲間ぞ䌝えられる人物ぞ倉化する。
    これは蚘事甚に䜜った架空の人物です。実際の『OUTSIDER』では、䞻芁人物に぀いおこのような情報を管理し、必芁に応じおさらに现分化しおいたす。

    ■数倀パラメヌタず成長

    胜力も「玢敵が埗意」ずいった蚀葉だけではなく、物語䞊の成長を確認するための数倀パラメヌタを持たせたす。以䞋は朝霧レン甚の架空倀です。
    ・【Lv.1入孊前】力12・魔力18・俊敏14・噚甚20・耐久13・粟神16・知力22・HP90・MP80
    ・【物語開始時Lv.18】力24・魔力38・俊敏30・噚甚48・耐久28・粟神40・知力52・HP340・MP420
    ・【䞭盀Lv.32】力32・魔力55・俊敏42・噚甚68・耐久40・粟神58・知力72・HP520・MP680
    ・【成長埌Lv.48】力40・魔力72・俊敏55・噚甚88・耐久52・粟神78・知力90・HP720・MP980
    数倀は単玔な匷さ比べのためではなく、「レンは火力型ではなく、知力・噚甚さ・粟神力を䌞ばす支揎型」ずいう人物蚭蚈を、戊闘システム偎でも厩さないための目安ずしお䜿いたす。

    ■逊成孊校での履修分野

    ・䞻遞択支揎戊術・戊堎情報解析。玢敵情報を味方の行動ぞ倉換する蚓緎を重点的に履修。
    ・副遞択魔導具制埡工孊。幌少期からの機械趣味ず《氎鏡探知》甚の短杖調敎に぀ながる。
    ・ 副遞択灜害救助刀断。幌少期の経隓から本人が匷く垌望。避難経路・厩萜予枬・救助優先順䜍を孊ぶ。
    ・苊手科目近接戊闘実技。基瀎点は取れるが、正面から盞手ぞ螏み蟌む刀断が遅い。

    ■䜿甚歊噚・装備

    ・短杖型魔導具《リップル》氎・颚属性の埮现制埡に特化。攻撃力よりセンサヌ粟床を優先。
    ・携垯匏魔力枬定端末自分の感芚だけに頌らず、呚囲の魔力倉動を数倀で確認する。初期のレンらしい「確認しすぎる」装備でもある。
    ・軜量防護コヌト埌衛ずしおの移動性を優先。埌期には味方の䜍眮情報を衚瀺する簡易HUDを远加。

    ■固有胜力の成長段階

    ・初期《氎鏡探知》数メヌトル圏内の動䜓を感知。情報が倚いず混乱する。
    ・第䞀深化《レヌダヌ・ミスト》耇数察象を識別し、敵味方の移動方向を同時远跡。
    ・第二深化《フロり・マッピング》地圢・障害物・人員配眮を頭の䞭で簡易地図ずしお統合。
    ・最終深化《フロり・ガむド》埗た情報を自分だけで抱えず、味方ぞ即時共有しお移動・撀退・攻撃タむミングを指瀺する。
    胜力の深化は火力䞊昇だけではなく、「情報を集めるだけの人物」から「䞍完党な情報でも刀断し、他人ぞ䌝える人物」ぞ倉わる粟神的成長ず同期させたす。

    ■䞀般魔法・スキル

    ・氎属性・初玚枅氎創造 (Create Water)、氎匟 (Water Jet)、治癒の雚 (Healing Rain)、霧隠れ (Mist Veil)
    ・氎属性・䞭玚
    氷の槍 (Ice Lance)、氎の分身 (Water Clone)
    ・颚属性・初玚
    颚声 (Message of Wind)、颚刃 (Wind Blade)、滑走 (Glide)
    ・颚属性・䞭玚
    真空波 (Vacuum Wave)、空䞭歩行 (Aerial Step)
    ・その他魔導具敎備戊堎地図䜜成応急救護高速情報敎理簡易暗号通信

    ■呚囲から芋たレン

    ・橘゜りマ「考えすぎ。でもレンが“危ない”ず蚀った時は、本圓に危ない」
    ・癜石ナナ「優しいのに、自分には䞀番厳しい」
    ・久䞖タクミ「刀断が遅いんじゃない。責任を背負う芚悟に時間がかかるだけ」
    ・火神レオ「面倒くさい。でも埌ろにこい぀がいるず突っ蟌める」
    ・埡堂セむゞ「知識は十分。必芁なのは、知識を決断ぞ倉える経隓」
    ・氎城カナデ「私より刀断は遅い。でも、私より芋萜ずさない」
    ・ 効ナナ「お兄ちゃんは私を守れなかったっお思っおる。でも私は、あの日からずっず守っおもらっおる」

    ■人物関係も固定ではなく、時間で倉化させる

    人物関係は「䞻人公友人」「A幌銎染」ずいったラベルだけでは管理したせん。初期の認識、盞手に抱く感情、盞手から向けられる感情、関係が倉わる事件、倉化埌の距離、埌の物語ぞの圱響たで぀なげたす。
    ・ レン → ゜りマ危なっかしい → 矚望 → 倱敗を芋お倱望ではなく理解 → 自分の刀断を預けられる盞棒
    ・゜りマ → レン慎重すぎる → 頌れる分析圹 → 自分を止められる唯䞀の仲間
    ・レン → ナナ安心できる幌銎染 → 心配をかけたくなくお距離を取る → 衝突 → 匱さを隠さなくなる
    ・ レン → レオ無謀で苊手 → 戊術的には盞性が良いず理解 → 最前線を任せられる仲間
    ・レン → カナデ劣等感を刺激するラむバル → 盞互評䟡 → 同分野で異なる匷みを持぀協力者
    -------------------------------------------------------------------------------

    ■蚭定同士を因果で぀なぐ

    このような項目を倧量に䜜る目的は、情報量そのものを増やすこずではありたせん。
    重芁なのは、それぞれを独立した蚭定にしないこずです。
    幌少期に刀断できなかった経隓 → 刀断ミスぞの恐怖 → 情報収集ぞの執着 → 玢敵胜力ずの高い適性 → 情報を集めすぎお動けない匱点 → 人間関係の衝突 → 䞍完党な情報でも刀断する成長 → 《フロり・ガむド》の完成、ずいうように、生い立ち・性栌・胜力・人間関係・物語䞊の成長を䞀本の因果ずしお぀なげたす。
    これは蚘事甚に䜜った架空の人物ですが、『OUTSIDER』の䞻芁人物に぀いおも、実際にはこのように倚数の項目を持たせ、必芁に応じおさらに现分化しおいたす。
    ここたで䜜ったうえで、その人物を物語のプロットぞ配眮したす。

    侖界 → 人物 → プロット → AIによる本文化

    こうしお、たず䞖界を䜜り、その䞖界で生きる人物を䜜り、その人物が䜕を経隓するのかをプロットずしお蚭蚈したす。
    その䞊で、ChatGPTに本文ずしお展開しおもらいたす。
    生成された文章は、そのたた完成皿になるわけではありたせん。
    人物の口調が違えば盎し、感情の向きが違えば戻し、蚭定ずの矛盟があれば修正し、必芁なら堎面そのものを再構成したす。
    AIによる掚敲や加筆も䜿いながら、最終的な構成・内容・衚珟の採吊は自分で刀断したす。
    WORLD → CHARACTER → PLOT → AI → TEXT → HUMAN REVIEW
    この制䜜工皋を芋れば、私が「本文をAIが生成しおいるこず」ず「創䜜の䞻䜓をAIぞ委ねるこず」を同じものだずは考えおいない理由が、少し䌝わりやすくなるず思いたす。

    私はAI利甚を隠したくない

    私は『OUTSIDER』で生成AIを䜿っおいるこずを明蚘しおいたす。
    AIを䜿っおいる以䞊、それを䜿っおいないように芋せる必芁はないず思っおいるからです。
    同時に、「AIを䜿っおいるから、物語もAIが考えおいる」ずいう理解にも違和感がありたす。
    䞖界の構造を考えるこず。
    ルヌルを䜜るこず。
    そこで生きる人々を考えるこず。
    キャラクタヌの人生を考えるこず。
    䜕十話、䜕癟話先ぞ続く因果を考えるこず。
    誰ず誰を出䌚わせ、䜕を倱わせ、䜕を残すのかを決めるこず。
    私にずっお創䜜の䞭心は、そこにありたす。
    そのうえでAIに文章を䜜っおもらい、䜕床も察話し、盎し、時には自分で曞き換える。
    私はそれを、自分の䞭にあるものを倖ぞ出すための共創の方法ずしお䜿っおいたす。

    「誰が曞いたか」ず「誰が䜜ったか」は同じなのか

    日本のAI創䜜をめぐるSNSや掲瀺板などの議論を芋おいるず、私は時々、䞍思議な分類を目にしたす。
    AIで本文を生成したず聞けば、「AIに党郚曞かせた䜜品」ず受け取られる。䞀方で、AIにプロットや蚭定、展開のアむデアを考えおもらい、最埌の文章だけを人間が曞けば、「AIは補助利甚であり、䜜品を曞いたのは本人」ず扱われる。
    もちろん、文章を曞くこず自䜓も立掟な創䜜です。
    語圙、リズム、描写、文章構成には、その人自身の技術ず衚珟がありたす。

    ただ、ここで䞀぀疑問が残りたす。

    「誰が文章を曞いたのか」ず、「誰がその䜜品を䜜ろうずしたのか」は、本圓に同じなのでしょうか。

    䞖界を誰が考えたのか。
    キャラクタヌを誰が生み出したのか。
    人物の人生を誰が決めたのか。
    䜕を起こし、䜕を倱わせ、䜕を遞ばせるのかを誰が決めたのか。
    それらをAIが䜜り、最埌の文章だけを人間が曞いた堎合。
    それらを人間が䜜り、文章ずしお衚珟する工皋をAIが担った堎合。
    私には、この二぀を単玔に「前者は人間䞻䜓、埌者はAI䞻䜓」ず分類するこずには違和感がありたす。
    むしろ生成AIによっお、それたで小説では䞀䜓化しお捉えられるこずの倚かった「物語を蚭蚈するこず」ず「文章ずしお衚珟するこず」を、これたで以䞊に明確に分けお考える必芁が出おきたのではないかず思っおいたす。

    「AIを䜿ったか」から、「䜕を䜜りたかったのか」ぞ

    AI時代の創䜜に぀いお考える時、私は「AIを䜿った䜿っおいない」ずいう二択だけでは足りないず思っおいたす。
    本文を人間が曞いおいおも、䞖界も人物も物語もAIが決めおいる䜜品はあり埗たす。
    逆に、AIが倚くの文章を生成しおいおも、その䞖界、人物、構造、因果、物語の行き先を人間が䜜り続けおいる䜜品もあり埗たす。
    だから私は、自分自身ぞこう問い続けたいず思っおいたす。
    「自分は、䜕を䜜りたかったのか」
    そしお、その答えを自分の䞭に持ったたたAIを䜿えるのであれば、AIは創䜜を奪う存圚ではなく、自分䞀人では届かなかった堎所たで䜜品を連れおいっおくれる道具になり埗る。
    今の私は、そう考えおいたす。

    参考にした米囜の公匏資料

    · U.S. Copyright Office, Copyright and Artificial Intelligence, Part 2: Copyrightability2025幎1月29日
    https://www.copyright.gov/ai/Copyright-and-Artificial-Intelligence-Part-2-Copyrightability-Report.pdf
    ·U.S. Copyright Office, Registration Decision: Zarya of the Dawn2023幎2月21日
    https://www.copyright.gov/docs/zarya-of-the-dawn.pdf
    ·U.S. Copyright Office, Artificial Intelligence Study
    https://www.copyright.gov/policy/artificial-intelligence/


     
     
     
    長線ファンタゞヌ小説『OUTSIDER』を制䜜䞭。AIを創䜜のお䟛に、キャラクタヌたちず長い物語を䜜っおいたす。最近はUnityでゲヌムを䜜ったりも。本業ではゲヌムプランナヌをしおいたす。

    あなたぞのおすすめ