
自分語り
私は、大学を中退しています。最初から就職する気はゼロでした。えー、だって、OLほどつまんない仕事ってないじゃないですか。毎日9時から5時まで、誰でも出来るデスクワーク。事務職なんて、死んでもやらねーって思ってました。
父が自営業で、年商が2億の金持ちの家に生まれたので、常に父の会社で働く事がチラつく人生でした。大学なんて行かなくったって、父の会社なら雇ってもらえる。女だし、政略結婚すれば、働く事すらしなくていい。働かなくても、一生金に困らない。小さい頃から、そういう人生が約束されていました。広い庭には、鯉がたくさん泳いでいる大きい池があって、立派な藤棚がありました。2階には、ビリヤード台がありました。
掃除をした事がなかったので、小学校に上がって初めて、学校で雑巾の絞り方や、ホウキの履き方を学びました。中学生になるまで、自分で飲み物を注いだ事がなく、母が何も言わなくても、注いでくれてました。
勉強しろと親から言われた事は1度もなく、絵を描けば先生に褒められ、作文を書けば、文集に載り、標語を書けば、アルバムをもらい、「賞品稼ぎ」と呼ばれた事もあります。
「お前は頭がいい。」と、父から常に言われていました。
こんな背景で子供が育つとどうなるか?
常識がぶっ飛びます。だって、父より稼いでいる、常識ある大人が周りに居ないから。いい会社に入るって何?父の会社より、年商の低い会社で働いて、何がすごいの?
大学は遊ぶためだけに行きました。
ネームバリューがある大学を1年で中退する、って最初から決めてました。
私は頭が良かったんです。本当に。
哲学で自殺を考えるほどに。
哲学を極めたら、頭が良かったら病む、ということを10代で悟ってからは、バカがいちばん賢いと思うようになりました。
敢えて考えない。深淵を見ない。
私は、バカでいい。
金なんて要らない。
お金を稼ぐ事がすべてではない。
本当の幸せとは。
働く事とは。
旦那が居ればいい。
友達が居ればいい。
仕事の人間関係が上手くいっていればいい。
デッサンスクールで、楽しくやれればいい。
ネットの世界で、楽しくやれればいい。
カラオケスナックで楽しくやれればいい。
あなたと、楽しく話せればいい。
それが、人生のすべて。
バカな私が正直に出した結論。
だから、どうか、神様。
バカなまま、幸せで、このまま。