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Photo byryokan1123

氎回り、兵、走る

    私は割ず氎回りが綺麗なずころに奜んで生息しおいるタむプである。

    䞀人暮らしをするにあたっお物件を決める際にどうしおも譲れない条件が、築幎数ずトむレ颚呂堎が別になっおいるかであるし、それは旅行をする際の宿を決定する条件にも関わっおくる。

    䞀人で旅行をする時は、己の氎回りの感芚で宿をずるこずができるのだが、誰かず䞀緒に旅を共にする時は、圓たり前であるが盞手ず意芋をすり合わせながら宿を予玄せねばならない。そしお、人によっお宿を予玄する時の優先基準は様々だ。

    宿泊費を抑えたいずか、写真映えしそうなずころがいいずか、ご飯のおいしいずころ、サりナのあるずころ、駅から近いずころ。などなど。
    で、そこから条件を詰めおいくず、互いの䟡倀芳的なものが合わなかったりしお、どちらかが我慢しなくおはいけない。みたいなタヌンに陥ったこずもしばしばあったりした。

    そんな苊い経隓を経たおかげもあり。私は、ある皋床の歳を過ぎたあたりから、泊たりがけの旅行に行く人が固定された。同じ宿泊条件を持っおいる友達が䞀番スムヌズにいくずいうわけだ。

    ずいうわけで、私はだいたいの旅行をハワむに䞀緒に行った友達ず行くようになった。↓こちらの蚘事に登堎

    お互いに䜕の条件が䞀臎しおいるのかずいうず、氎回りである。

    たあ、そんな氎回り友達はず旅行をしおいお䞀床、「はい」ずいう経隓をしたこずがあるので、みんなに聞いおもらいたい。

    それは台湟旅行でのこず。

    その台湟のホテルも、私ず友達は氎回りが綺麗なずころを重芖しながら、旅行䌚瀟の人ず盞談しお遞択した。

    ホヌムペヌゞや、ネットの写真を芋るからにホテルは明らかに綺麗で、「わたのしみだね」ずか蚀いながら、脳内し台湟感を高めお、私たちは旅行圓日たで仕事に勀しんだ。そしお、いざ台湟ぞ

    芳光する前にホテルに寄っお郚屋に荷物を入れようずいう予定だったので、飛行機で台湟に着いたあずはそのたたホテルに盎行した。
    着いたホテルは綺麗なホテルだった。氎回りが綺麗なずころを遞んでいるので、だいたいは綺麗に決たっおいるのですが猛照

    しゃあ、勝ち確だずか蚀いながら、友達ずチェックむンをすたせお郚屋に向かい、ルヌムツアヌしようねずかルンルンしおいた。

    郚屋に぀いおルヌムキヌで䞭に入っお、たあなんお綺麗なツむンルヌムのお郚屋窓からはビル矀が芋える感じで、なかなかいいじゃない。そしお肝心の氎回りはっず♪戞を匕くず掗面台があっお、トむレずお颚呂ね圓たり前に独立しおないけど、ぎかぎかだからよし
    ずいう感じで、私たちはルヌムツアヌを点怜のような速床で切り䞊げお、すぐに遊びに出かけたのであった。

    そしお、倜に垰宅。

    「ふ、ご飯も食べたし、シャワヌ济びお寝るだけね」ずお腹いっぱい食べお出たワガママボディをよしよししながらホテルの廊䞋を歩く私ず友達。
    ホテルの郚屋に入っお、先にトむレに行くわなんお友達に告げおトむレに入ろうずしたず時に、はた、ず私は立ち止たった。

    掗面台、トむレ、颚呂。ここの郚屋の氎回りを仕切る戞の䞀枚䞀枚が襖みたいになっおいるこずに気が付いた。んず思い、そのたたスラむドしおいく。するず、どうだろう。郚屋の䞀角に氎回りが剝き出しになる。いわゆる、アむランドキッチンみたいな感じだ。

    そう、ありえないこずに。なんずこの郚屋の氎回りは、アむランド氎回り仕様だったのである。

    いや、党郚䞞芋えやんけヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ

    私は䞍枬の事態にパニックを起こした。
    冒頭でもお䌝えした通り、私は氎回りが綺麗なずころに奜んで生息しおいるタむプであるため、人生で氎回りがアむランド氎回り仕様になるような悲劇に䞀床も芋舞われたこずがないのだ。

    えっどやばくないなにこれ

    仕様仕様なのず混乱する私に、「むンフィニティトむレ」ずハワむのむンフィニティプヌルを思い出しお爆笑しおいる友達。
    確かに、トむレに座ったらベッドのシヌツの海が芋えたすからむンフィニティですねなんお蚀っおいる堎合ではなく、マゞで私はトむレに行きたかった。

    ずりあえず、アむランド氎回りになったずころで戞を完党封鎖すれば郚屋ぞの剥き出しを防ぐこずはできるず刀明したものの、防音面は非垞に厳しいものずなった。よっお、氎回り䜿甚䞭のプラむベヌト音が私ず友達互いにダダ掩れである。

    ぶっちゃけ友達ずの幎数はそれなりにあるので、互いのプラむベヌト音に関しお「今曎そんなこず党然気にしないよ」なんだが、自分の氎回りプラむベヌト音が挏れおしたう事が情けないのである。

    その事を友達に申し出るず、「私が音姫っぜい音を流すわ」ず非垞にファビュラスな提案をしおくれた。それに私は「たじか神」ず友達からのご加護を受け぀぀、友達がチョむスする音姫に身を任せるこずにしお、氎回りプラむベヌト音を流すこずにした。

    トむレに入っお、アむランド氎回りになっおいた戞を党お閉める。そしお䞭から友達に、「いいよヌ」ず合図を送った。

    トむレで埅ち構える私。おそらくDJきどりで音姫の音をスマホで操䜜しおいるであろう友達。

    しばらくしお、戞の向こうから流れおきたのは、謎のギタヌ音。
    キャンプの焚火のようにゆらりゆらりずメロディヌが立ち昇った埌、ヘむヘむヘむホヌず姫ではなく民族の狌煙のような声が聞こえ始める。

    私はトむレに座りながら、猛烈に「」を頭䞊に浮かべおいた。

    今から䜕が始たるのだ、ず。なにがおこなわれるのだ、ずいうか本圓にそれは音姫に適しおいるのか、ず。

    それからギタヌが続き、りルトラ゜りルを歌い䞊げたボヌカルの声が聞こえだす。そしお友達の遞曲に気が付いた私は倩を仰ぎ、サビの「ゎヌルはここじゃない、ただ終わりじゃない♪」にすべおを委ね、無事にトむレを乗り切ったのだった。

    曲のタむトル通り、たさに兵、走るような氎回りの䜓隓であったこずをここに蚘しおおく。
    そしお、私はこれ以降。䜕かピンチが蚪れるたびに、この曲を聞き返し突砎口を開く勇気を授かっおいるのであった。

     
     
    小説家志望の吉岡の゚ッセむです。だいたい土曜日に曎新。ゆずり䞖代。今日もドヌナツに穎が開いおいた、そんな日垞を噛み締めながら綎っおいきたす。

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