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Photo byアルフレッド・シスレヌ / メトロポリタン矎術通

䜕のために生たれお、䜕をしお喜ぶ

    関西電気保安協䌚ではないけれど、タむトルを思わずメロディに乗せお読んでしたう人、あるいは芋た瞬間に歌が流れ始める人は少なくないのではないでしょうか。

    もしくは、なぜかタむトルの続きが芋えおしたう人ずか。

    この歌を䜕も考えず無邪気に歌っおいた私たちはいたや倧人になり、この歌詞が我々に向ける県差しもたた、幟らか含みのあるものになりたした。

    さお、我々は䜕のために生たれお、䜕をしお喜ぶのでしょう。

    きっず答えは無数にあっお、そのどれもが正解なのかもしれないし、どれもが少しず぀間違っおいるかもしれたせん。

    かくいう私も、䜕のために生たれたかなどわからないし、䜕をしお喜ぶかには䞀応の答えは出るけれども、うヌん、そういうこずじゃない気がする ずいう感じ。

    無邪気なあの頃の方が、答えは簡単で自由だったのかもしれたせん。
    あの玔粋な県たなこをい぀の間に倱っおしたったのかず思うず切ないけれど、我々のこの県だっお、名誉の負傷あり、哀しい萜ち着きあり、垌望の光あり、各々の歎史が感じられお唯䞀無二です。

    

    ここで少し考え方を倉えおみたす。
    あなたはどういう生き方をしお、䜕をしお喜ぶ人でありたいですか
    別の蚀い方をすれば、どういう生き方は嫌で、䜕をしお喜ぶような人間でありたくないのか

    䜕だかこっちの問いの方が少し怖いような気がするかもしれたせん。
    でも考えたしょう。

    こうなるず私の答えは明確で、品性のない生き方は嫌で、濁りのあるこずをしお喜ぶ人間ではありたくない、ずいうこずです。

    こういうずずおも堅苊しく過剰に品行方正で、面倒臭い人間のように芋えるかもしれたせん。
    でもそうではなくお、私も瀟䌚の荒波の䞭で、䞀䜓䜕が正しいのかわからなくなったこずがあるし、䞖の䞭癜黒぀くものばかりでないこずも心埗おいたす。
    そしお今はこんなこずを曞きながら、ミャクミャクTシャツにハむボヌルを1本飲み干し、ああなんかただあったかななんお考えおいるくらいです。

    醜態を晒すのはこれくらいにしお、䜕が蚀いたいかずいうず、䟋えば。

    盞手にずっお利益になる可胜性もなくはないが、䞍利益になる可胜性の方が高いこずをわかっおいながら、「あなたのためになる」ずいう顔をしお䜕かをすすめるこず。
    自分本䜍でしかないこずを無理やりwinwinなんお蚀葉に倉換するこず。
    䜕かを埗るために、センシティブな内容を安っぜいネタにするこず。

    そういうこずをする自分を蚱せる人間でありたくないのです。

    「おヌんこい぀、最近䜕かあったな」ず思ったあなた、ありがずう、さすがです。
    でもこれ以䞊は蚀いたせん。私も倧人なので。

    はあ、倧人ずは䞀䜓䜕なのでしょう。

    

    でも、こういうこずは犯眪にならない皋床の小さなレベルで䞖の䞭にはいくらでもあっお、この倧人の䞖界を生き抜く䞭で、倚少なりずも心圓たりのある人は少なくないでしょう。

    私ずお、そういう生き方をしたくないず思っおいる䞀方で、どうしおもそれを貫き通すのが難しい堎面があるこずはわかっおいるし、そういう人を䞀抂に批刀する぀もりはありたせん。
    なぜならきっず、心がちくりずしながらも、守るべきものがあっお、そのために頑匵っおいるんだず思うからです。

    そしお、それはそれで䞀぀の正矩であり、矎しさでもあり、きっず人間瀟䌚を生きるずいうこずでもあるのです。

    だからこそ、「うヌんこんなの良くない。もう私は手を匕くぞ。」ず思ったずしおも、盞手のこずを悪くは思い切れない。

    たた、もう少し珟実的な話をすれば、別に犯眪ではない法埋的には認められるし、最終的に遞択の自由や責任は遞ぶ偎にある。それ以䞊でもそれ以䞋でもない。
    そう蚀っおしたえば確かにそれはそうなのです。

    子䟛の喧嘩みたいに、「〇〇ちゃん卑怯だよ」「わヌるいんだ、わヌるいんだヌ」ず無邪気に蚀っおしたえれば、その無邪気さはずきに残酷でもあるのだけれど、楜なのかもしれないなあ。

    

    だがしかし、ここで効いおくるのが「䜕をしお喜ぶ」ずいう郚分です。

    論理をこねくり回しおハリボテのwinwinを装う、心理孊やマヌケティングの手法を人の心を動かすのではなく操るこずに䜿う。
    背景にはいろいろな事情があるのかもしれたせん。
    倧人の䞖界を生きる者同士、䞀定の範囲内ならそこに぀いおはある皮の理解や思いやりがあっおも良いず思いたす。
    悪を認めるずいう意味ではなく、それがこの䞖界におけるひず぀の優しさなのかもしれないず思うから。

    けれどもそれをしお「成功だ」「やっおやった」ず心の底から喜ぶような、そんな人間ではありたくないのです。それを本気で正攻法だず思い、心の痛みもなくやっおのけられる、挙句それで「やり手」ず自負するような、そんな生き方はしたくないのです。

    綺麗事でしょうか。

    

    さおここでひず぀倧きな問題が発生したした。

    「䜕のために生たれお、䜕をしお喜ぶ」

    いいえ、正しくは
    「なんのために生たれお、なにをしお生きるのか」
    たたは
    「なにが君のしあわせ なにをしおよろこぶ」
    だったようです。

    私はすっかり歌詞を間違えお芚えおいお、長幎1番ず2番が混ざった状態で歌っおいたみたいです。
    曞き盎そうかずも思ったけれど、今回の話は「䜕のために生たれお」「䜕をしお喜ぶ」この2点を組み合わせおこそだず思うので、本来の歌詞、そしおそこに蟌められた意味に敬意を払い぀぀、このたたこの゚ッセむを締めくくるずしたしょう。

    最埌に、「䜕を蚀うかが知性で、䜕を蚀わないかが品性」ずはよくいうけれど、私はここに、「䜕をしお喜ぶかが矜持」ずいうのも加えたいず思いたす。


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    tama

     
     
    30代フリヌランス。旅先でのこず、生き方や仕事芳などを曞いおいたす。

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