
シングルマザーと付き合ってる時に起きた出来事
シングルマザーと付き合っていた頃に起きた出来事を書きたいと思います。
それは付き合い始めて3年目の冬のことでした。
当時、私の次男は小学5年生で、サッカースポーツ少年団に入っていました。
サッカーが大好きで、練習や試合にも一生懸命取り組んでいました。
その頃、長男と長女はすでに中学生になっていて、それぞれ自分の部屋で寝ていました。
一方で、次男と次女、そして私の3人は同じ部屋で寝ていました。
毎朝、私が子どもたちを起こして学校へ送り出していました。
そんなある日の朝のことです。
いつものように次男を起こしに行くと、「頭が痛い」と言って布団から出てきませんでした。
風邪でもひいたのだろうと思い、その日は学校を休ませることにしました。
私は仕事があったため、同居していた母に病院へ連れて行ってもらいました。
昼休みに家へ戻ると、母から「風邪だと言われたよ。薬ももらってきたから大丈夫」と聞きました。
私もその時は、数日休めば治るだろうと思っていました。
ところが翌朝になっても、次男は起き上がることができませんでした。
さらにその次の日も同じでした。
熱はありません。
咳もひどくありません。
それなのに朝になると体がだるく、頭も痛くて起きられないのです。
しかし不思議なことに、昼過ぎになると少しずつ元気になってきます。
夕方には普通に会話もできて、食欲もありました。
「これなら明日は学校へ行けるかな」
そう思って翌朝起こしに行くのですが、また起きられません。
その繰り返しでした。
病院にも何度か通いましたが、診断は毎回「風邪」でした。
ですが私はどうしても納得できませんでした。
風邪ならこんなに長く続くのだろうか。
熱もないのに本当に風邪なのだろうか。
そう考えるようになりました。
そこで私は仕事を休み、少し離れた病院へ次男を連れて行くことにしました。
その病院で診察してくれたのは、大学を卒業して間もない若い先生でした。
診察を受けて症状を説明すると、その先生はすぐに
「血液検査をしてみましょう」
と言いました。
それまでの病院では一度も言われたことがなかったので、「今までとは違う診察になりそうだな」と感じました。
採血をして結果を待っている間、私はついでに血液型も調べてもらうことにしました。
しばらくして診察室へ呼ばれ、先生から説明を受けました。
そこで初めて聞いた病名が、
「起立性調節障害」
でした。

先生によると、この病気は10歳から16歳くらいの成長期の子どもに多く見られるそうです。
自律神経の働きがうまくいかず、朝になると血圧が下がってしまうため、起き上がることが難しくなったり、めまいや頭痛、強いだるさが出たりするとのことでした。
また、午前中は症状が強くても午後になると回復するため、周囲からは「怠けている」「サボっている」と誤解されることも多い病気だそうです。
私はその説明を聞いて、ようやく今までの症状に納得することができました。
そして病院から、血圧の低下を抑えるための薬を処方してもらいました。
その薬を毎晩寝る前に飲むことで、朝の血圧低下を和らげる治療が始まりました。
すると少しずつ朝起きられる日が増えていきました。
ただ、診断がつくまでに約1か月近く学校を休んでしまいました。
その影響もあり、次男は大好きだったサッカースポ少を辞めることになりました。
また、朝早くから行われる全校集会や学校行事への参加も難しくなってしまいました。
本人も悔しかったと思いますし、親としてもつらい気持ちでした。
それでも焦らず治療を続けました。
薬は中学2年生頃まで飲み続けましたが、その後は症状も徐々に落ち着き、今ではすっかり元気になっています。
現在は起立性調節障害だったことが信じられないくらい普通に生活しています。
あの時、別の病院で診てもらわなければ、もっと発見が遅れていたかもしれません。
親として「何かおかしい」と感じた時は、自分の感覚を信じて行動することも大切だと強く感じた出来事でした。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
シングルファーザーとして子育てをしていると、本当にいろいろな出来事があります。
これからも少しずつ、当時の話を書いていきたいと思います。