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リングドッグ逃亡䞭 #せりふ䞉題噺

こちらははらずけいさんのお題䌁画ぞの参加䜜品です
䞉題は難しい・・・。長くなっちゃっおすいたせん

お題以䞋のセリフず蚀葉を䜿う
■セリフ
「わふっかふか」
■䞉題
・酞性
・倕立
・リングピロヌ

【以䞋本文】


「"リングドッグが逃亡したした"っおどういう事だぁぁ」
 
 厳かな教䌚に俺の絶叫が響いた。

「す、すいたせんリングピロヌ枡したら、遊んでもらえるず思ったのか倖に出おいっちゃっお 」
 
 怯えた声で説明する郚䞋に、俺は机を叩いた。スタッフの控宀が䞀気に重苊しい雰囲気に包たれる。

 憧れのりェディングプランナヌになっおから、これでもう䜕床目のトラブルだろう。最初は䞀生に䞀床の幞せを静かに挔出できるロマンティックな職業だず思っおいたが 。
 
 
 冗っ談じゃない連日連日、無理難題、リク゚スト祭りからのトラブル祭りだ
 
 頭の䞭で”ブチギレ退職”のフレヌズがぐるぐるず回るが、俺は冷静に䞀぀息を敎えた。たずは今日、この問題を解決しおからだ。
 気を取り盎しお俺は叫ぶ。
 
「出来る限りの倚くのスタッフで探すんだ」
「し、しかしチヌフ 倖が 」
 芋るず、さっきたでの晎倩が嘘のように倕立が降り始めおいる。䌚堎のスタッフが党員ビショビショなど、䞍吉過ぎお笑える話ではない。

「ど、どうしたす」
「ホヌルに出ない奎だけで速攻探せ」
 戊力はかなり枛るがしょうがない。呜什を出すず、俺も雚の䞭に飛び出した。もちろんこの埌もホヌルでの仕事がたっぷり残っおいるが構っおはいられない。
 
 「なぜなぜ人は蚀葉も通じないどこに行くかも分からない生き物に、䞀生に䞀床の倧圹をやらせたがるんだろうなぁぁ」

 雚の䞭、自分で蚀っおおも詮無い蚀葉を吐き出しながら、目の前をのんびり歩くゎヌルデンレトリバヌを䜕ずか確保する。しっぜを振りながらじゃれ぀いおくる愛犬様は、嬉しくなったのか前足で俺の胞にゞャンプアタックをしかけ、芋事に氎たたりに抌し倒した俺の勝負服が・・・。

「す、すぐにこのワンちゃんを掗っおさしあげろちゃんず匱酞性の掗剀で䞁寧に掗うんだぞ」
 
 そんな状況にも俺は怯む事無く指瀺を出すず、党身ずぶ濡れになりながら、教䌚たで走っお戻った。指茪亀換たでの時間はただある。ただ挜回のチャンスはあるはずだ玠早く着替えをすたせ、髪を敎えるず、ちょうど犬の入济が終わったずころだった。
 
「よし䜕ずかなったな」
 俺は䌚心のガッツポヌズをしかけた。
 だがヌヌ
 
「チヌフ、しかしこちらが 」
 郚䞋がおずおずず差し出したのは、土で汚れに汚れたリングピロヌだった。もちろん掗濯はしたが、沁み蟌んだ泥が萜ち切らなかったのだろう。
「くそう、ここたでか 」
 
 䞇策尜きた 。
 俺はがっくりず肩を萜ずし、新郎新婊に謝眪に行くため、控宀に足を向けた。
 その時ヌヌ
「わふっかふか」
 
 振り向くず、芪族だろう。小さな子䟛がきれいに敎えられた犬の毛を撫でおいる。
 
「ふかふか  。   」
 
 俺の頭の䞭にアむデアが匟けた。俺は急いで準備のために控宀ぞ党力で走った。

「それでは、リングドッグのゞェニヌちゃんの登堎です」
 
 ひず際倧きな叞䌚の声が響き、匏堎が暗転する。スポットラむトを济びお登堎したのは、先ほどのゎヌルデンレトリバヌだ。しかし、その口にはリングもリングピロヌも無い。
 䞀瞬、䌚堎がざわ぀くが、俺は䜙裕の顔だった。参加者もそろそろ気づくころだ。その頭に぀けられた倧きなリボンに。
 
「なお、ゞェニヌちゃんにはそのふかふかの毛で、リングピロヌずいう倧圹も受け持っおもらっおいたす」
 
 仕蟌んでおいたアナりンスが堎内に流れる。そう。犬の頭を枕に芋立お、リボンで即垭のリングピロヌを䜜ったのだ。叞䌚の蚀葉に、今たで怪蚝な顔をしおいた参加者からも笑いが挏れ、枩かい拍手が送られた。
 
やった、やったぞ、䜕ずかなった 
 
 俺は心から安堵しおいた。そしおもう䞀぀感情が湧いおきおいた。自信ずいう名のそれだ。
なんだ、俺はちゃんずやれるじゃないか 。実は向いおるんじゃないか、この仕事
 
 そんな浮぀いた気持ちでいたからだろう。䌚堎の笑いがざわめきに倉わっおいる事に気づいおいなかった。
 
「 あれ指茪が無い 」
 新郎が䞍思議そうに぀ぶやいた。
「䜕だっお」
 思わず叫んで俺は犬の元に駆け寄った。そんなはずはない。俺がこの手でしっかりず蚭眮したのだ。萜ちるなんお事はあり埗ない。しかし、珟実ずしお、2本のリングが 無い。
 
「ど、どういう事だ そんな 」
「あの もしかしたら」
 蚳が分からない俺に向けお、小さな声で新婊が぀ぶやいた。
 
「この子 頭の䞊におや぀を乗せお食べる芞が埗意で 」
 
 呆然ず新婊の蚀葉を聞くず、俺はゆっくりず向き盎り、圌女ヌゞェニヌちゃんの目をじっず芋぀めた。たるで埮笑んでいるかのような圌女は"ワンっ”ず満足げに䞀声鳎いた。
 
 教䌚内に今日二床目の絶叫がこだたした。

【了】


私の拙い文を、ここたで読んでいただいお誠にありがずうございたす
‥‥ワガママ぀いでに、連茉䜜品もちょっず目を通しおいただけるず嬉しいです


いいなず思ったら応揎しよう