Hey Seri、君がどうしようもなく好きだ
スーパーでセリが安売りしていた。
そんなもの、買わずにはいられない。
なぜならセリは尊く、清廉で、潔白。
それが僕の抱くセリのイメージである。
そのセリを、僕は即買いしてしまう。
安いので2房。たっぷり楽しんでやろう。
これをどう料理してやるか。セリ鍋にするのはもちろん正解だ。
それはそれで尊い。
けれども今日はこのセリを、さも普通の野菜のように、ありきたりな副菜として扱ってやろうと思っている。
さっと茹でて何かに和える、そんな立ち位置だ。
セリは結局、そのプライドの高さゆえ「私はメインでないのであれば、腐ってしまいますよ」と言うような、庶民には手の届かない鼻につく高慢さがある。だからセリは日本でスタンダードにならず、たまに出てきたら嬉しいという今の地位に甘んじているのだ。
本来、セリはそのポテンシャルからしてメインコンテンツになり得る力を秘めていると僕は確信している。
けれども現状はそうではないので、一生その本領を発揮できていないとも言える。
だからこそ今日は、簡単にさっと茹でてしまい、からしで和えよう。
「セリのからし和え」だ。
間違いはないと思う。やったことはないが、セリという香味野菜をからしで締めてしまうのだ。
旨くないわけがない。
果たして、さっと茹でてからし醤油で和え、少し置いてから酒の肴として食べてみる。
合わせるのは安ウイスキーのハイボールだ。
結果、ハイボールがなくなるのなんの。セリって本当に旨い。
安くなっていれば、ぜひ買って「からし和え」で食べてみていただきたい。
