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Photo bywaraineko

圌はずもだち 


    #創䜜倧賞2026 #オヌルカテゎリ郚門 
     ナリは、ペヌコや圌やレオず䞀緒に留幎するこずなく高校を卒業し、そのたた受隓しお受かった私立倧孊に入孊した。圌は東京の倧孊に行くために浪人しお予備校に通っおいる。ペヌコずレオも珟圹で私立倧孊に進孊した。ナリはサヌクル掻動はしないこずに決めた。孊業に興じる傍ら、倜は孊内コンビニのアルバむトをした。アルバむト先で知り合った同い幎の男の子が、ナリず初めお䌚った時に「君みたいな子、タむプなんだよね」ず蚀った。ナリはなんか軜くない ず思いながらも、内心嬉しかった。バむトが終わる時間、倖は暗くなっおいお、圌は毎日ナリを䞋宿たで送り届けおくれるようになった。「あなたの垰り道から考えたらわたしの家によるなんおうちたでの埀埩分が無駄になるんだからいいのに」ずナリは断ったのだが、圌は受け入れなかった。ナリはただただ子どもで、男の子のいいなず思う女の子の為ならちょっずくらい骚を折っおやっおもいいずいう気持ちはあたりわからないようだった。

     倏になるず圌から電話が来た。レオず別れたのだそうだ。「〇〇君に悪いずころはありたせんただわたしの気持ちが倉わったのです」ず蚀われたのだそうだ。ナリはそれを聞いおも、ふヌんずしか思わなかった。もう奜きじゃないんだなず、ナリは思った。だっおナリは倧孊生。かっこいい先茩はたくさんいたし、同じ孊幎にもいい男はたくさんいた。「倏䌑みにさ、ふたりで䌚わない」圌から電話が来た。幎半も離れお過ごしおいた。しかし、興味がないず蚀ったら噓になる。䌚っおみたら気持ちが戻っおくるかもしれないし、戻らないかもしれない。ずりあえず、ナリは圌ず幎半ぶりに䌚っおみるこずにした。

     猛暑ず蚀われる倏だった。今䞖玀はじたっお以来の猛暑日ずなりたしたず毎日テレビのアナりンサヌが蚀った。毎幎この暑さが曎新されおいるのだろうか。埅ち合わせ堎所に少し遅れおきた圌はちょっず悪びれた様子で「ごめん、遅れた」ず蚀った。高校時代だったら「ちっ」ず隣でペヌコが舌打ちを鳎らしたはずなのに、ペヌコは黙っおいた。ふたりで䌚うのは䞍安だったのでナリはペヌコも䞀緒に呌び出したのだ。圌はナリの隣にいるペヌコの姿をしばらくたじたじず芋぀めた埌、た、いいかず小声で蚀った。「倧孊生になるず、さすがに女の子はみんなかわいくなるもんだね」 圌はナリに蚀った。そりゃ化粧しお私服に倉えおかわいくならなかったらおかしいよずナリは思ったが黙っおいた。総合駅の䞭のショッピングモヌルで、クレヌプを食べたり、掋服を芋たりしお過ごした。その日の垰り、圌はナリに、「今日、芪が倜勀なんだ。よかったら泊っお行かない」ず聞いた。圌の芪が倜勀なのずナリが泊るかどうかは正盎関係ない。しかし、もう床ず䌚うこずもないかもしれない圌ずの時間を無䞋にしたくなかった。ナリはペヌコに頌んで女人で圌の家に泊たった。圌の家で高校時代の事、いた通っおいる倧孊の話、バむトの話、新しい友達の話、サヌクルの話、その他いろんな話をした。疲れお眠っおしたったナリを芋お、圌はペヌコに「お前より眠っおるこい぀のほうがいい」ず蚀った。ペヌコが「なんだこら」ず蚀ったのが聞こえた。ナリは頭からバスタオルをかぶっお䜕も聞こえおいないふりをしおいた。そりゃナリだっお倧孊生。恋に興味がないず蚀ったら嘘になるだろう。だけど、もうナリの䞭では圌の事は䜕もかも終わった話だ。䜕をいたさら。バスタオルの䞭でナリはそう思いながらやりすごした。翌朝、日が昇るず、圌の甚意しおくれた簡単な朝食をずった。ナリはもうすでに倧孊にいいひずがいるず圌に䌝えた。ナリずペヌコは圌の家を出た。ナリはそれから二床ず圌ず䌚うこずはなかった。けれどいたでもずきどき思い出す。あの頃、わたしたちは傷だらけで、そしお若かった。                                                   

                               了 原皿甚玙枚分
     

     
     

    mituki

     
     
    わたしにずっお小説や゚ッセむを曞くこずは、息をするこずずおなじこずです。曞かないずいられたせん。自分の子どもが小さい間はwebラむタヌをやっおいたした。ゞャンルは玔文孊・恋愛小説・゚ッセむ・゚ンタメ小説です。

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