メインコンテンツへスキップ
見出し画像

詩 #3|短剣

    子供が声も出さぬまま
    ふと何かを諦める
    ブラック珈琲が飲めないの
    ならばあなたの論理もここまで

    モビールでは癒されない傷に
    片手で貼り付ける絆創膏
    都合があるのよ 都合が
    だからあなたの論理はここまで


    聡い人 その美しさたるや
    軋む言葉はとっておきのダガーにして
    それが何かを誰にも教えるな
    胸に抱えたその切っ先が
    気高く瞳に宿るのを待て

    聡い人 その恐ろしさたるや
    哲学にも似た鈍色の鋼に
    堪えた涙を叩き込むだけ
    背筋に感じる刀身をなぞって
    その熱を頼りにキラリと立て

     
     
     
    日記/詩 閲覧ありがとうございます。

    あなたへのおすすめ