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わたしの更年期

最後の生理は、9月2日だった。
大体私の生理は最初の3日間がピークであとはちょろちょろと7日くらいでサラッと終わる。が、今回は違った。7日を過ぎても経血が続いている。


2年前にさかのぼる。今回と同じように経血が止まらないことがあった。普段”身体の赴くままに”といって見守りの多い私だが、急に生理後半になってからの鮮血。それも心配だったし、このまま経血が出続けて貧血になって倒れても困る。という思いから、婦人科へ行った。結果、ホルモン剤をもらって、それを飲んでいる間に経血は止まった。他の異常はなかった。


婦人科というのは女性であってもなかなかハードルの高い科である。大変なものが見つかるのも辛いし、内診嫌だし。でも、何が起きているのか分からないままモヤモヤ過ごしているのも身体に悪い、と思っている。一つでも安心したい。だから「今私の身体の中で何が起こっているのだろう」、と好奇心を呼び起こして出かけるのだ。


さて、今回はというと前回ほどの鮮血ではないものの、茶褐色の経血がほんの少し出ている。サラッと終わらない。しかも、時折、出産時に経験した微弱の後陣痛のような不快感がある。もう子宮の中に経血はないのにそれを押し出そうとしてる身体の躍動ではないか、と推測した。そんなことが起きてもなんら不思議のないくらい歳と経験を重ねてきた身体、よく頑張ってきたな、と語りかける。

そんな身体に明日止まるかも、明日止まるかも、と繰り返していたら、ちょうど明日時間が空いていることに気がつく。そうだ!婦人科へいこう!2年前と同じ病院。大丈夫、婦人科はベテランよ、と言い聞かせ、いざ病院へ。


先生は口を挟むことなく私の訴えを聞いてくださり、
「じゃ、まず内診しましょう」
と内診台へ。(これはいつまで経っても慣れない;)
結果、痛みについては、生理による子宮の収縮の痛みで合っていた。長引く経血についてはホルモンバランスの乱れ、いわゆる更年期と言って片付けられる類の症状であった。そして先生曰く、「この経血もうそろそろ止まりますよ」と。実際程なくして経血も後陣痛のような不快感も無くなった。この日はせっかくの内診だしと子宮頸がんの検査もしてサクッと終了。


結局、病院へ行ってもホルモンの乱れです、ということで特に何の処方も
ない。この時、私の何が悪かったのか、なんて考えもよぎるが、原因探しなんてしてもあまり意味がない。今の身体の状況に対処していくしかないのだ。一つできることがあるとすれば、『冷やさない』ことくらい。今回も思ったが更年期によると思われる症状は多岐にわたる。「これって病院にいくほどなの?でも血は出てるし」なんて、大なり小なり不安に苛まれることはよくある。その不定愁訴を抱えながらの生活はしんどい。だからその中で一つだけでも早く解決させたいと思うようになった。


さて、婦人科の診察が終わり、外へ出た途端、なんだか心も身体も軽い。診察前と何一つ変わっていないのに。数日後、子宮頸がん検診の結果を聞きにいく。私は束の間の晴れ間、大腕を振って歩いていた。そして帰宅してから命の母をポチしたのである。

次の生理はいつだろうか


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