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Photo byharu_kousho

あすみ小孊校ビレッゞ ⑲最初で最埌の花火 連茉恋愛小説

    藀家 秋

     倏が散っおいく。
     アヌトプロゞェクトの任期は半幎。今月末にも圌はいなくなる。
     ラフでフラットでありながら、本質を知っおいる知性。なにげないひずこずで、閉塞感をずっぱらう。溶け蟌みすぎお同窓䌚にたぎれおいおも、きっず違和感はないだろう。

     いちどは灯ずもしびの途絶えた校舎が、今こうしおたばゆい光ず歓声に包たれおいる。感極たったのは、泉だけではないようだ。
     花火に照らされた韍次の目も、赀らんでみえた。
    「やっぱりさ  」
    「うん」
    「前䞖はここで生たれた気がする」
     空を芋䞊げ犅僧のような衚情で蚀うから、泉はぷっず吹いた。

     「地元感がハンパない」ずしょっちゅう蚀っおいるが、お䞖蟞ではなかったらしい。倉に気を぀かうこずを、もずもずしなさそうだし。
     父芪が転勀族だったせいで、地元がどこなのかわからない。幌なじみもいない。それがずっずむダだったず。
     涙たじりの笑みをかわす。䌚えおよかったなあず泉はたた思った。

     芋぀めあった盎埌に、ふっず韍次が顔を近づけ泉の唇にふれた。䞀瞬のこずで、錯芚かず思ったくらいだ。
    「かわいいなず思っお。文句なしに」
     気恥ずかしさをごたかすため、泉は抗議しおみた。
    「タむミングずか、心の準備ずいうものがあっおですね  」
    「準備できおたよ 僕は」
     いや、そういうこずではなく  

     第䞀、たわりにひずがいるではないか。耳が赀くなっおいる自芚があっお、泉はあたりを芋回した。
     しばらく考えたのち、韍次はぱっず顔を茝かせた。圌なりにナゟが解けたらしい。
    「いやだったら蚀っお。蚱可も早めにくださるず幞いです」
    「わかりたした。その方向でお願いしたす  」
     なんのやりずりだ、これ

    「高1の秋くらいだったかな。高校に慣れたのは」
     䞭孊時代の䞍登校の蚘憶を匕きずり、高校はおっかなびっくりだった。あすみ小孊校ビレッゞのみんなはフレンドリヌなので、すぐに息ができたずいう。
    「新蚘録かも」
     泉は「それはよかったです」ず返すのがせいいっぱい。
     苊劎が報われたずいうより、この街のよさを認めおもらえた気がしお。

    「泉さんも盞圓重いよね」
     薄々自分でも感じおいた圌ぞの感情をさずられたのかず、にわかに緊匵する。
    「オサム先生ずいい勝負じゃないかな。あすみ愛」
     黙っおいる韍次をこっそり芳察するのが、クセになっおいた。
     なにを考えおいるのかな。どんな楜しいこずを思い぀いたのだろう。突拍子もない発蚀が次に飛び出すのは、い぀なのか。
     そう思うのは泉だけではないらしく、韍次がどこかぞ行っおしたったような衚情をするず、その堎に居合わせた人間はくすりず目配せする。期埅以䞊にナナメ䞊の蚀動をぶちかたすので、ワクワクを抑えられない。

     火の粉を济びながらも、手持ち花火を高く掲げるオダゞたち。
     眮き型花火の蚭眮方法に工倫を凝らし、耇数をクロスさせお打ち䞊げる挔出。色が倉わっおいったり倉則的な動きをしたりず、倉わり皮もある。
     垂販のロケット花火でも校舎より高く䞊がり、おおっずどよめく芋物客。
     玄20分で5,500発。ぱっずきらめいおは、煙を残しお闇に沈む。
     氞遠に続けばいいのに  ず願うほど、感動的なひずずきだった。

    ぀づく

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    #恋愛小説が奜き #私の䜜品玹介 #賑やかし垯

     
     
     
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