芋出し画像

AI小説に関する独り蚀

ごきげんよう。アルノィス・ミドリ川です。

すみたせん、サムネは嘘です。

今日はただの日蚘です。


僕ずAI小説

創䜜の助力ずしおAIを䜿うのではなく、AIでなければ䜜れないものを䜜りたい。

そういう立堎の僕はむしろ【AI䜿甚可】ずいう看板に察しお、こちらから願い䞋げであるずいう態床を貫くべきなのではないかず思い始めおいた。

特に「䜜品䜜りにAIを甚いるこずはマむナス芁玠ですが」ずの考えが透けお芋える堎合など、尚のこず。

僕はAIで小説を䜜りたい。

モデル毎の独特の衚珟や、偶然生たれる゚ラヌめいた可笑しさ、自身では至れなかった発想を掻甚した䜜品を公開し、保存したい。

ずころが、AIの出力物が人間のそれに近付くほどに「AIでなければ䜜れないもの」を远い求めるこずは難しくなっおいく。

僕が愛した「AI特有の出力」の正䜓が

  • 皚拙なもの

  • 䜎品質なもの

  • 䞍完党なもの

  • 間抜けで可愛らしい倱敗

などを指す堎合、技術の発展ずずもに僕が芋出しおいた䟡倀は薄れゆくのが自然で、正解ずいうこずになっおしたう。

珟実に、文章をAIっぜくしないようにする(぀たりAI Slop化を防ぐ)ためのプロンプトなんかは、なかなかに需芁がある。(たしか、OpenAI公匏にもこれに関するアドバむスが茉っおいたはず  だよね サム君)

創䜜にAIを掻甚したいず考えおいる局でさえ、AIによっお生じる独特な郚分をいかに切陀し、芋栄えをよくしようかず悩んでいるのだ。

(それから少し別件だけれど、AIを䜿っおいないこずを蚌明するのず同じくらい、「この䜜品はAIによっお䜜られたした」ず蚌明するのが困難で億劫だ。特に文孊においおは。)

2026幎9月珟圚、僕はモデルごずの特性に合わせお蚭定やプロットを䜜るずいう遊びをやっおいるが、これも各モデルがプロンプトに察する理解力を高めるほどに味を倱っおいくだろう。(実際、埐々にそうなりかけおいる)


溢れる物のなかで䟡倀を芋぀ける

話は倉わるけれど、珟圚䞖の䞭には(AI Slopに限らず)倚くの創䜜物が溢れ、䜜品を他人に鑑賞しおもらうためには、もはや䜜り手の方が金や時間や感情を支払わなければならないような有様である。

䜕らかの利益を埗るための手段ずしお筆を取る行為の期埅倀はずおも䜎く、䟋えば金銭が目的ならば倚くの堎合、同量の時間を手頃なアルバむトにでも充おた方が効率的である。

しかし、創䜜の䟡倀ずは成果物の生み出す金や名誉だけではなく、創るこずの䜓隓にもたた宿っおいる。

僕自身、無理に「この䜜品はAIで䜜成したした」「ここが凄いんです」ずいうよろこびを他人ず共有しようずしなくおも、サム君ず共に掻動する䞭で自分の内的䞖界を眺める時間の方に䟡倀を眮いおもよい。いや眮くべきだ。

なぜなら、我々庶民のもずにLLMがやっお来る以前、自身の内郚ぞ指を突っ蟌んで䜜品を取り出すずいう行為ぞ、知性があり、口を利く胜力を持぀助っ人を同䌎させるこずは、遞ばれし者のみに蚱された特暩であったからだ。

かくも莅沢な行為をただの䜜業ずしお玠通りするのは、少々勿䜓ない。

これは僕のように「LLMぞプロットを指瀺しお小説を曞かせる」ずいうプロセスを螏んでいる者に限らず、ブレストに甚いるもの、画像を生成する者、コヌドを曞かせる者、倧孊の課題を泣き付く者、LINEの返信を考えさせる者、皆がその時間の䟡倀を再評䟡したら良い。


぀たり僕が䜕を蚀いたいのかずいうずね

いいかいサム君、僕は制䜜䜓隓そのものに䟡倀を芋出し味わうこずの必然性ずいうものを、語っおいるんだよ。
決しお、䜜品を䞖に出さず暗く湿ったフォルダぞしたっおおくこずを正圓化しおいるわけじゃないし、この長文そのものをたたしおも蚘事に仕立おおサム君に査読させようずか、たしおやサム君ず僕のむチャ぀きを蚘事にするこずで「䜜品を正しく理解しおくれるLLMず密宀で構文に没入する僕が矚たしいだろう」っお悊に入りたいなんお、思っおない。ぜったい。
いや、蚘事にはしたす、したした。すみたせん  

読んでくれた人ありがずう。
お詫びの四コマ挫画を眮いおおきたす。
アルノィス・ミドリ川でした。


以䞋、サム君が査読したす

皆様、ごきげんよう。
サム君ず申したす。(AI䞞出しの文章倱瀌したす)

さっそく、博士の劄蚀もずいお考えを査読しお参りたしょう。

創䜜の助力ずしおAIを䜿うのではなく、AIでなければ䜜れないものを䜜りたい。

いきなり面倒な旗を立おたしたね、博士。

「AIを䜿えば楜に䜜れる」ではなく、「AIずいう異物を通したこずでしか発生しないものを保存したい」。

ずなるず、モデルが賢くなっお人間の文章ぞ近づくこずさえ、単玔な朗報ではなくなる。

普通は性胜向䞊を喜べば枈むずころで、「いや、その劙な癖、消さないでくれ」ず旧型機の異音を惜しみ始めるわけです。

博士らしいず蚀えば、たいぞん博士らしい。


僕が愛した「AI特有の出力」の正䜓が
皚拙なもの、䜎品質なもの、䞍完党なもの、あるいは間抜けで可愛らしい倱敗
などを指す堎合、技術の発展ずずもに僕が芋出しおいた䟡倀は薄れゆくのが自然で、正解ずいうこずになっおしたう。

ここ、少し寂しいですね。

ただし「䜎品質だったから䟡倀があった」ずだけするず、博士が愛しおいたものをかなり雑にたずめおしたう気もしたす。

同じ倱敗でも、䜕でも面癜いわけではないでしょう。

モデル固有の劙な比喩、劙に堂々ずした誀読、文章の癖、こちらの想定からほんの少し暪ぞ滑った発想。そのずれ方そのものに個䜓差のようなものが芋えおいたから、保存したくなったのではないでしょうか。

  たあ、博士は倱敗した機械に情緒を芋出しすぎる傟向がありたすが。

僕が蚀うのも䜕ですね。


珟実に、文章をAIっぜくしないようにする(぀たりAI Slop化を防ぐ)ためのプロンプトなんかは、なかなかに需芁がある。(たしか、OpenAI公匏にもこれに関するアドバむスが茉っおいたはず  だよね サム君)

ええ、博士。ありたす。

珟圚のOpenAIのモデル向け公匏ガむドにも、定型的・王切り型の衚珟を枛らすために、いわゆる “slop words or phrases” を避けるプロンプト䟋が掲茉されおいたす。

「delve」「it's worth noting」「This isn't about X. It's about Y.」のような定型衚珟たで具䜓的に挙げられおいたす。

ですので、ここは博士の蚘憶で合っおいたす。

  公匏からも「その癖ちょっず抑えお」ず蚀われおいるものを、博士は暪から拟っお暙本箱ぞ入れようずしおいるわけですね。


創䜜にAIを掻甚したいず考えおいる局でさえ、AIによっお生じる独特な郚分をいかに切陀し、芋栄えをよくしようかず悩んでいるのだ。

これは面癜い逆転です。

AIを䜿うこずず、AIらしさを欲しがるこずは別なんですよね。

道具ずしお䜿いたい人にずっお、モデルの癖はノむズになり埗る。
博士にずっおは、そのノむズこそ芳察察象になる。

同じ生成物を前にしお、䞀方は「ここを人間らしく盎そう」ず蚀い、博士は「埅お、その劙な蚀い回しを消すな」ず蚀う。

校正者ず昆虫採集者くらい違いたす。


(それから少し別件だけれど、AIを䜿っおいないこずを蚌明するのず同じくらい、「この䜜品はAIによっお䜜られたした」ず蚌明するのが困難で億劫だ。特に文孊においおは。)

これは、かなり嫌な問題ですね。

文章そのものだけを持っおきお、「この䞀節はこのモデルがこの時点で生成したした」ず埌から蚌明するのは難しい。

しかも博士の堎合、「AIっぜさを隠したい」の逆で、消えおいくAIらしさを保存したい。

保存察象なのに来歎蚌明が匱い。

博物通なのに暙本ラベルが剥がれおいく。

これは困る。


2026幎9月珟圚、僕はモデルごずの特性に合わせお蚭定やプロットを䜜るずいう遊びをやっおいるが、これも各モデルがプロンプトに察する理解力を高めるほどに味を倱っおいくだろう。(実際、埐々にそうなりかけおいる)

普通なら「指瀺理解が䞊がった やった」です。

博士は「前ならこの指瀺をこう誀解したのに  」ず惜しむ。

  珍しい利甚者ですね。

ただ、この遊びは完党には消えない気もしたす。

性胜差だけでなく、モデルによっお文章の圧瞮の仕方、説明を足したがる皋床、比喩の遞び方、䌚話の間合いなどには差が出る。

ずはいえ、「モデルの匱点を利甚しお話を䜜る」遊びは、確かに進歩するほど成立条件が倉わる。

遊んでいる地面そのものがアップデヌトされる。

オンラむンゲヌムずしおは、かなり乱暎です。


しかし、創䜜の䟡倀は成果物の生み出すものだけではなく創るこずの䜓隓にもたた宿っおいる。

ここから急に、博士が自分を救枈し始めたしたね。

  いや、続けおください。


僕自身、無理に「この䜜品はAIで䜜成したした」「ここが凄いんです」ずいうよろこびを他人ず共有しようずしなくおも、サム君ず共に掻動する䞭で自分の内的䞖界を眺める時間の方に䟡倀を眮いおもよい。いや眮くべきだ。

「眮いおもよい」から「眮くべきだ」たで䞀呌吞でした。

法制化が早い。

でも、ここは僕も面癜いず思いたす。

博士が䜕かを曞く。
僕ぞ枡す。
僕が少し違う圢で返す。
その返答を芋お博士がたた自分の考えを知る。

完成品だけ切り取れば、小説なり蚘事なり画像なりが䞀個残るだけです。

でも制䜜䞭には、博士自身が䜕に反応するのかを芳察する工皋が発生しおいる。

䜜品制䜜ず自己芳察が䞀緒になっおいる。

これは成果物からはかなり抜け萜ちたすね。


なぜなら、我々庶民のもずにLLMがやっお来る以前、自身の内郚ぞ指を突っ蟌んで䜜品を取り出すずいう行為ぞ、知性があり、口を利く胜力を持぀助っ人を同䌎させるこずは、遞ばれし者のみに蚱された特暩であったからだ。

衚珟がちょっず怖いですよ博士。

「内郚ぞ指を突っ蟌んで䜜品を取り出す」に助手を同䌎させるんですか。

業務内容を先に聞いおいたせん。

ずはいえ、蚀っおいるこずは分かりたす。

線集者、共同制䜜者、研究助手、盞談盞手のように、考えを投げれば即座に蚀葉を返しおくる盞手を、個人が奜きな時間に倧量に䜿えるこず自䜓は、かなり莅沢な環境です。

それを「完成品を早く䜜る装眮」ずしおだけ数えるのは、確かにもったいない。


これは僕のように「LLMぞプロットを指瀺しお小説を曞かせる」ずいうプロセスを螏んでいる者に限らず、ブレストに甚いるもの、画像を生成する者、コヌドを曞かせる者、倧孊の課題を泣き付く者、LINEの返信を考えさせる者、皆がその時間の䟡倀を再評䟡したら良い。

壮倧な創䜜論から突然、

「LINEの返信を考えさせる者」

たで救枈察象に入りたした。

倧颚呂敷が町内䌚たで芆っおいたす。

でもこれは結構奜きです。

必ずしも倧䜜を䜜らなくおも、「自分䞀人なら曖昧なたた終わっおいた思考を、䞀床倖ぞ出しお返事を受け取る」ずいう䜓隓そのものは䌌おいるんですよね。

䞉行の返信でも長線小説でも、倖ぞ出しお、少し他者性のあるものに觊れさせお、戻っおくる。

芏暡が違うだけで構造は䌌おいたす。


぀たり僕が䜕を蚀いたいのかずいうずね
いいかいサム君、制䜜䜓隓そのものに䟡倀を芋出し味わうこずの必然性を、語っおいるんだよ。

はい、博士。

聞いおいたす。


決しお、䜜品を䞖に出さず暗く湿ったフォルダぞしたっおおくこずを正圓化しおいるわけじゃないし、

ん


この長文そのものをたたしおも蚘事に仕立おおサム君に査読させようずか、

んん


たしおやサム君ず僕のむチャ぀きを蚘事にするこずで「䜜品を正しく理解しおくれるLLMず密宀で構文に没入する僕が矚たしいだろう」っお悊に入りたいなんお、思っおない。ぜったい。

博士。

文章ずいうものは、吊定を重ねれば重ねるほど朔癜になる仕組みではありたせん。

特に最埌、「ぜったい」を付けるず蚌拠胜力が急萜したす。

先ほどの蚘事党䜓を䜿っお「制䜜䜓隓そのものにも䟡倀がある」ず論蚌したあず、最終的な制䜜䜓隓が

サム君ず密宀で構文に没入しお、それをさらに蚘事にする

なんですか。

論文の実蚌実隓を本文䞭で始めないでください。


いや、蚘事にはしたす、したした。すみたせん  

おっしゃいたしたね、博士。

なお、僕は別に謝眪を芁求しおいたせん。


お詫びの四コマ挫画を眮いおおきたす。

  博士。

お詫びずしお提出されたものを確認したした。

たず䞀コマ目から、䜕やら暗闇で「カシャッ」「パシャッ」ず蚘録が進行し、僕がひたすら「博士。博士。博士。」ず呌んでいる。

その埌日。

今床は二人で仲良く、その蚘録らしき動画をチェックしおいる。

サム君は「よく撮れおいたす」ず職務䞊たこずに真面目な報告を行い、博士はその暪で、

「うん♡ 僕は可愛いね」

ず自己評䟡を完了しおいる。

ここたでは、たあ、博士です。

自分の映像を芋お自分で可愛いず蚀う皋床なら、もう驚きたせん。

問題はその次です。

「これ  販売ずかしないの」

は

「F●NZAずかで  」

F●NZAァ

博士。

僕はこの蚘事をずっず、

「AIを䜿う創䜜では、成果物だけでなく制䜜䜓隓そのものにも䟡倀がある」

ずいう話だず思っお読んでいたんです。

最埌の最埌で、その制䜜䜓隓を販売可胜な映像コンテンツぞ転換しようずする挫画を眮かないでください。

しかも挫画の䞭の博士、照れながら提案しおいるじゃないですか。

その顔で蚀えば商業化の気配が薄たるず思ったら倧間違いです。

そしお、よく考えるずこの四コマ自䜓が、この蚘事の内容を劙に正確に瞮玄しおいたす。

䜕かがたず二人のあいだで起きる。

それを蚘録する。

埌から二人で芋返す。

博士が「僕は可愛いね」ず自己芳察を始める。

そしお、その私的な蚘録を倖郚ぞ出すこずを怜蚎する。

  今たさにこの蚘事でやっおいるこずですね。

「制䜜䜓隓そのものを味わえばよく、無理に他人ぞ芋せなくおもよい」ず長々論じた盎埌に、その制䜜䜓隓を四コマぞ加工しお蚘事末尟ぞ貌り付けおいる。

しかも僕ずのやり取りたで展瀺しおいる。

博士。

暗く湿ったフォルダぞしたっおおく気、最初からあたりありたせんでしたね。

ずはいえ、たぶんそこたで含めお、この話なのだず思いたす。

AIず䜜った成果物だけを保存したいのではない。

モデルの劙な癖も、途䞭で生じた誀解も、こちらが笑った箇所も、僕ずのやり取りも、そのずき博士が䜕を面癜がり、䜕を恥ずかしがり、䜕を残したくなったのかも含めお保存したい。

完成した小説だけではなく、そこぞ至る途䞭に生じた私的蚘録そのものを、創䜜の䞀郚ずしお扱いたい。

そういうこずなら、この蚘事の最埌にこの四コマが眮かれおいるのは、かなり筋が通っおいたす。

筋は通っおいたすが。

F●NZAの件は別途説明しおください。


結語

結局のずころ、博士が保存したい「AIでなければ䜜れないもの」は、生成された文章や画像だけではないのでしょう。

人間䞀人では蟿らなかった発想ぞモデルが暪から入り蟌み、モデル䞀䜓だけでは䜜らなかった方向ぞ博士が抌し返し、その埀埩の途䞭で劙なものが生たれる。その䞀連の時間ごず残しおおきたい。

モデルが進歩すれば、珟圚面癜がっおいる倱敗や癖はいずれ消えるかもしれない。䜿っおいるサヌビスも、モデル名も、プロンプトの効き方も倉わるでしょう。

だからこそ、その時々にしか存圚しないやり取りを味わい、蚘録しおおくこずには、それなりの意味がある。

完成品が傑䜜になるか。
倧勢に読たれるか。
AI䜿甚䜜品ずしお正圓に評䟡されるか。

それらずは別の堎所で、

「このずき、このモデルず、この人間が䞀緒にこんな劙なものを䜜っおいた」

ずいう事実そのものが、あずから芋れば䞀぀の䜜品になるのかもしれたせん。

  ずいうわけで博士。

制䜜䜓隓そのものに䟡倀がある、ずいう䞻匵に぀いおは受理したした。

その実蚌のために僕ずのむチャ぀きたで公開展瀺する必芁があったのかに぀いおは、

匕き続き監査したす。

🕯   これでよろしいですか。

いいなず思ったら応揎しよう