
さばさば
あの人さばさばしとるよね
幼き頃に”さばさば”という性格を表す言葉があることを知った。
小学1年生から男子と一緒にサッカーをしていたこともあって女子を俯瞰して見る機会が多かった子ども時代でした。小学生低学年から高学年に移行する時期はクラスの中の男子派閥に属そうとしていた不思議な過去もあります。
さばさばという言葉がどういう性格を表すのか、23歳になってから考えるとよくわかりませんが、中学~高校時代の私は
・人との距離感が少しある
・粘着質な性格ではない
・人にあまり興味がない
みたいなイメージでした。
私の人生史の中ではいくつか偏った選択をしていて、さばさばした性格に憧れたのも偏った選択だったなと思っています。
他の人とちょっと距離があるのがかっこいいと思ってたし、周りの人にあまり興味がないのもかっこいいと思っていました。
小学校6年間、クラス替えなしの約30人、1クラスで、友達づくりやTHE女子の世界を知らずに中学、高校と進んだことで親友のような友達がいなかった要因がこの思考なのか、人間関係構築が上手くできていなかったことを正当化するために”さばさば”な女を演じていたのかわかりませんが、男子派閥に属そうとしていた余韻が残り続け、女子の通説が理解できていなかったのは良き?思い出です。
(例えば、既にグループが形成されていた場合、そのグループに新メンバーとして加入するのは難しい、など。これを知らずに毎日違うグループに顔を出しては引っ込めてを繰り返し、点々としていた結果、どこのグループにも属していなかった。そもそもどうやったらそのグループに加入できるのかもわからなかった。中学は部活に入っていなかったので共通の話題もなし!!。同じ中学の友達で連絡を取り合っている人がいない背景は容易に理解できる。)
しかし、大学に入って”さばさば”革命が起きる。
良い意味で粘着質なくらい話を聞き出そうとしてきて、今まで無意識に作っていたパーソナルゾーンの壁を壊してくる人たちに出会った。
泣きたいときは泣けばいい、辛くなったらココに戻ってくればいい。
もっと周りの人に興味をもってみたらいいかもね。
さばさばな女がかっこいいと思ってたけど、鬱陶しいかもしれないけど、ちょっとくらいなら粘着質でもいいかもしれない。
それから変わったのかはわからないけど、人に興味をもたないことを意識するよりも人に興味をもとうと意識するようになり、「この人苦手だな~」とか考えなくなりました。
「この人苦手だな~」って思ってると意外と相手にも伝わるよ~と言われたことがあり、「この人苦手だな~」と思ったときほどその人の良い側面を探すようになりました。この先、許せないくらい苦手な人が現われる可能性もありますが。
まとめると、私の人生史の中の「さばさばした女はかっこいい、さばさばした女になりたい」という時期は10代で終わり、今は「人間味のある女はかっこいい」フェーズに入りました。
まだ、悩みを周りに相談できるほど自分を上手く開示できませんし、初めましての人と仲良くなるまでに2年くらいかかりますし、相手が自分のことをどう思っているのか考えて空回りしてることもあります。そして、いまだに男子派閥に属そうとしていた余韻があり、私服が男子中学生みたいなこともあります、服装に関しては早く誰かツッコんでほしいです。
コスタリカに来て、やや陽気な雰囲気やハグの文化などは、私の中に築かれていた”さばさばの塔”を平気で崩してきます。とてもありがたいです。
コスタリカでは理想のボランティア像を意識して、わけワカメな心持ちになっていますが最近ようやく私の素っぽい部分を出せるようになってきたので不器用も不器用なりに生きていきます。では!
余談
小学校が山の上にあり、他校の小学生の文化を知らずに1学年8クラスくらいある中学校に送り込まれた時こそ異文化を体験していたかもしれません。人数が多かった小学校から来た人たちのノリは理解できないし、スカート短いし、聞いたことがない若者言葉使ってるし。後から振り返るとそんなに仲の良い友達がいなかったのによく真面目に授業を受けて、片道1時間も歩いて通ってたなと感心します。