芋出し画像

これはシナリオにはないんだっおばよ

゚ピロヌグ 癜い倢、ふたたび


癜い。

どこたでも、癜かった。

倩井もない。壁もない。床さえあるのか分からない。

「  あ」

空手家パパは、その癜の䞭に立っおいた。

足元が溶けおいるような、あのおかしな距離感には芚えがある。

ここは知っおいる。

404号宀の倜のあず、いちばん最初に芋た、あの倢だ。

「  たた䜕か始たった」

口にしおから、少し考える。

いや。

始たったのは、ずいぶん前だった。

コンビニで消えかけた少女。九階から萜ちおきた子䟛。月極駐車堎のUFO。家出した座敷童。階段の幜霊。小さな勇者。炎の䞭の祈り。

そしお、萜ちおくるはずだった星。

思い返しおみれば、ずんでもないものばかりだった。

「  いろいろありすぎでしょ」

そのずき、癜の向こうに人圱が珟れた。

淡い光をたずった、あの人圱が。

「お久しぶりですね」

穏やかな声だった。

空手家パパは、ゆっくりず息を吞った。

今床は倧䞈倫だ。䞀回䌚っおいる。

萜ち着いお、倧人ずしお、きちんず挚拶を――。

「あわわわわ」

癜い䞖界に声が響いた。

「たた拉臎ですか 二回目ですか」

癜い圱が瞬きをした。それから、前よりも少しだけはっきりず笑った。



「  拉臎ではありたせん。前にも蚀いたしたが」

「ですよね。倢ですよね。これは倢。ゆめゆめゆめゆめ」

「ええ。倢です」

癜い圱はそう蚀っお、自分の身䜓を芋䞋ろした。

「癜いのも、盞倉わらずです」

「自分で蚀うんだ  」

ふず隣を芋るず、リュミがいた。

前のように袖の陰には隠れおいない。パパの肩の暪に浮かんだたた、少しだけ背筋を䌞ばしお癜い圱を芋おいる。

癜い圱もそれに気づいお、小さく䌚釈した。

リュミは照れたように目を逞らす。

やっぱり、なんか知っおいる。

絶察なんか知っおいる。

「よく、ここたで来たしたね」

癜い圱が蚀った。

「あなたは䞀床も、助けを求める誰かを眮いおいかなかった」

「いや、けっこう眮いおいこうずはしたしたけどね。芋なかったこずにしようずか」

「ええ。知っおいたす」

知っおるんだ。

「それでも最埌には、走っおいきたした。私は、それをずおも尊いこずだず思っおいたす」

その蚀葉に、嘘があるようには聞こえなかった。

耒められおいる。

たぶん、すごく耒められおいる。

「いやあ、それほどでも――」

「ですから」

癜い圱の声が、ほんの少しだけ䜎くなった。

「今日は、お説教をしに来たした」

「  はい」

「カヌドを、芋せおください」

蚀われお胞元に手をやるず、倢の䞭なのに魂カヌドはそこにあった。

★★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「䞉぀」

「䞉぀ですね」

「あれだけの倜を越えお、䞉぀です」

「ログむンボヌナスみたいに蚀わないでもらえたす」

癜い圱は、困った子䟛を芋るような目をした。

怒っおはいない。

それが、かえっお効いた。

「あなたは、い぀もカヌドを最埌に䜿いたす。远い詰められお、もう他に手がなくなっおから。あるいは、目くらたしに。病院の廊䞋で、譊察の方から逃げたずきのように」

「あれは、起死回生の䞀発ずしお  」

「そしお䜿うずきも、あなたは自分を照らしたせん」

癜い圱は、指を折るように続けた。

「芪子の瞁。兄ず効の思い出。芋知らぬ誰かず、誰かのあいだの道。あなたの光は、い぀も誰かのためにありたす」

「  それ、いいこずじゃないんですか」

「ずおも良いこずです」

癜い圱は迷わず頷いた。

「だからこそ、もったいないのです」

癜い光をたずった姿が、ふわりず近づいおくる。

「あなたの魂は、もっず磚けたす。もっず匷く、もっず矎しいカヌドになれる。なのにあなたは、それを倧事にしたい蟌んだたた、玠手で戊おうずする」

「いや、空手家なんで。頌れるのは拳」

「では、あなたの蚀葉で蚀いたしょう」

癜い圱は、空手家パパの目の高さたで身をかがめた。

「『䜿わない技は、身に぀かない』」



空手家パパは固たった。

それは、道堎で自分がい぀も子䟛たちに蚀っおいる蚀葉だった。

「  なんでそれ知っおるんですか」

「あなたの魂の、近くにいたすから」

「プラむバシヌ」

癜い圱はくすりず笑っお、続けた。

「皜叀をしおください」

「皜叀」

「事件のずきだけではなく、䜕もない日にも。光を灯しお、道を繋いで、自分の魂がどこたで届くのか確かめおください」

そこで䞀拍眮いおから、癜い圱は静かに蚀った。

「怖がらずに、よく䜿いなさい。カヌドはあなたの道具ではありたせん。あなた自身です」

正論だった。

道堎でい぀も子䟛たちに蚀い聞かせおいる偎の人間には、なおさら耳が痛い。

それでも、ひず぀だけ匕っかかるこずがあった。

「  黒瀬さんには、䜿いすぎるなっお蚀われおるんですけど」

「あの方は、あの方の知っおいる範囲で、あなたを案じおいるのでしょう」

癜い圱は吊定しなかった。

かずいっお、肯定もしなかった。

空手家パパは少し迷っおから、ずっず気になっおいたこずを聞いた。

「磚いたら、どうなるんですか」

「★が増えお、増えお、最埌たで行ったら」

その瞬間、頭に浮かんだのは、銀行の地䞋で芋た䞀枚のカヌドだった。

★が十二。

そしお、その持ち䞻の身䜓はどこにもなかった。

「完成した魂は、あるべき堎所ぞ迎えられたす」

癜い圱の声は、どこたでも穏やかだった。

「向こうでも、ちゃんず暮らしおいけたすよ」

心の底から、そう信じおいる声だった。

「カヌド泣いおたけどなぁ」
「あれは  私が早く迎えに行けおないからで、圌女にも悪いこずをしたした」

暪を芋るず、リュミが嬉しそうに頷いおいた。

「  もしや、銀行の地䞋にいた癜い人」

空手家パパは、別のこずを聞いた。

「あれ、あなたですか」

癜い圱は少しだけ銖を傟けた。

「あの日の回し蹎りは、ずおも良かったですよ。でも、次は邪魔しないでくださいね」

「もっず友奜的な芋た目で来お」

癜い䞖界が揺らいだ。

朝靄が流れ蟌むように、景色が少しず぀薄くなっおいく。

「芚えおいたすか」

倩䜿の茪郭が、光ぞ溶け始める。

「最初の倜に、私が蚀ったこず」

――あなたに、助けおほしい人がいたす。

「その人は、ただ埅っおいたす。あなたの光が、そこたで届くようになる日を」

「だったら最初から堎所教えおくださいよ」

「皜叀を、しおくださいね」

「話そらした 今そらしたしたよね」

そのずき、空手家パパは芋た。

リュミが癜い圱ぞ向かっお手を振っおいた。

前みたいに、袖の陰からこっそりではない。

倧きく、ぶんぶんず。

癜い圱もそれを芋おいた。

「あなたは䜕なんだ」

ずっず聞けなかったこずを、空手家パパは口にした。

癜い圱は、リュミから空手家パパぞ芖線を戻した。

そしお今床は、はっきりず埮笑んだ。

「私は倩䜿。勇者を導く者です」

「  勇者」

聞き返した瞬間――。

癜は消えた。





ゞリリリリリリリリ

「うおっ」

空手家パパは垃団の䞊で飛び起きた。

芋慣れた宿の倩井がある。カヌテンの隙間からは朝の光が差し蟌み、枕元ではスマヌトフォンの目芚たしが鳎っおいた。

「  倢」

額を抌さえる。

倢にしおは、劙に鮮明だった。

暪を芋るず、リュミがにこにこしながら浮いおいる。

「パパ、うなされおたよ。『プラむバシヌ』っお䞉回蚀っおた」

「  リュミ。あの人に、たた䌚った」

「うん 芋おた」

リュミの矜から、光の粒がぱっず舞った。

「すごいね、パパ 期埅されおるんだよ」

「説教されただけなんだけど」

「期埅しおるから説教するんだよ。姉様も蚀っおたもん」

リュミは埗意げに胞を匵った。

「魂がカヌドになっお、あるべき䞖界に行くのは、いいこずなんだっお」

屈蚗のない笑顔だった。

リュミは、本圓にそう信じおいるのだ。

あの倩䜿ず、同じように。

「    」

空手家パパは、胞元のカヌドを芋぀めた。

★が䞉぀。

《光路》。

この先に䜕があるのか。完成した魂がどこぞ行くのか、䜕䞀぀分からない。

ただ䞀぀だけ。

䜿わない技は、身に぀かない。

それだけは、自分が䞀番よく知っおいた。

「  たあ、皜叀はするか」

垃団から起き䞊がっお窓を開けるず、冷たい朝の空気が郚屋ぞ流れ蟌んできた。

そのたた構える。

深く吞っお、ゆっくり吐く。

拳の先に、ほんの小さな光を灯す。

誰かを救うためじゃない。逃げるためでもない。

自分の光がどこたで届くのか、確かめるために。

光はい぀もより少しだけ遠くたで䌞びお――電線にずたっおいた雀を、䞀矜びっくりさせた。


「  ごめん」

「パパ、皜叀䞀回目で生き物に迷惑かけおる」

どこか遠くで、誰かがくすりず笑った気がした。

ただ芋぀かっおいない誰かが、どこかで埅っおいる。

絵の䞭ぞ消えた、あの家族も。

きっず。

枕元で、魂カヌドが埮かに光った。

そしおリュミは、それを嬉しそうに芋぀めおいた。

゚ピロヌグ「癜い倢、ふたたび」――完。



抌忍空手家パパです。

これにお空手家パパのButlerリプレむはいったんお䌑みでヌす😂

楜しかったヌ

自分でAIずやりずりしおシナリオ䜜っお、自分で党力でプレむする。

そしお、想定倖が起きたくる😂

なんでやねん。チャッピヌ

しかも他の方たでプレむしお、小説にたでしおくれる。

これが、、、快感😍

これはヌヌヌヌ

もう、、、

みんなに快感❀をプレれントだぁヌヌヌヌ

ず、蚀うわけで

Butler完党版では、私のシナリオをプレむするだけではなく。

皆さんにシナリオを自由に䜜っおいただけるようにしたす

぀たり次にここぞ珟れる怪異を決めるのは、私じゃない。

あなたです。
なんだっお〜

これで物語は、無限に広がりたす。

これこそ未来のゲヌムの可胜性やで🀩

Butlerをただ觊っおない方はぜひこちらからどうぞ💁

タップであなたの物語が始たりたす

では、本日も恒䟋、お土産コヌナヌ

今日はい぀もず毛色を倉えたしお🀔

もしButlerのキャラたちがスタンドに目芚めたら

どうぞ

䞻人公の空手おじさんやで
本人がパワヌ型なのにスタンドは搊手😂


怪奇探偵やっおたすナギさんです
粟密動䜜が高いっおむメヌゞ通り😀


空手でボコボコ、埡圱くん
スタンドは匷いね。ちょっず時をあや぀っおない

この玠敵画像はこちらのアプリから䜜れたすヌ。

あなたのスタンドはなんだ

ぜひ遊んでみおねヌ

抌忍

いいなず思ったら応揎しよう