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想像しすぎる癖がある。

     想像力がありすぎる。

     たとえば、昼休み。コンビニに昼食を買いに行くことにする。

     玄関ドアに手をかけたところで、外から叫び声が聞こえる。ギャーともギエーとも言えない絶妙な叫び声だ。

     手が止まる。

     外で何が起こっているのだろう。
     現実的に考えれば、子どもがふざけて叫んだか、犬の声。車のタイヤがスリップした音かもしれない。

     でも私は想像する。
     もしかしたら事件かも。通り魔が現れて、この静かな路地が火曜サスペンスよろしく、事件現場になっているのかもしれない。

     さらに想像する。
     もしかしたらUFOかも。人類が月の裏側を見たことで、怒った宇宙人が攻め込んで来たのかもしれない。

     さらに想像する。
     もしかしたらイノシシかも。山に放棄された家電を引き連れて路地を歩いている。さっきのギエーは人間に打ち捨てられた家電たちの叫び声なのだ。

     ドアノブに手をかける。
     突風が髪を乱して過ぎてゆく。カラカラと空き缶が転がる音がする。

     さ、お昼ご飯買いに行こ。

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    設計事務所勤務。30手前 2027年の2級建築士試験に向けて、日常の疑問から建築を学ぶチャレンジ中。 エッセイや感想もゆるく書いてます(´▽`)

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