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遥香様は迷走中 3 (あの日の選択)

    華子

    その翌週、
    私はあかりに案内された
    グランドセレスティアホテルの一室にいた。

    このホテルには、
    王室御用達の美容室「白鳳堂」が
    入っていた。
     
    部屋にチャイム音が響いた。
    「あっ、ネイリストが来ましたね」
     
    あかりが、ドアを開けた。
     
    そこには、ネイルバッグを抱えた 蒼介が立っていた。
     
    ――どうして?
     
    「本日はよろしくお願いします」
     
    私の動揺とは裏腹に、
    蒼介はまっすぐな眼差しで
    私に微笑んだ。
     
    「遥香様、蒼介様、私は次の公務の下見がありますので、
    一度失礼いたします。
    夕方お迎えに参りますので、それまでここにいて下さいね」
     
    あかりは、しれっとそう言うと、
    そそくさと部屋を出て行った。
     
    横顔がにやけていたのを、
    私は見逃さなかった。
     
    ――あかりめっ!!
     


     
     
     

    華子

     
     
    ステキブンゲイに載せたレッドチェッカーという小説をもとに、流行語大賞をとるための活動をしています。#レッドチェッカー #チェックチェッカーチェッケッスト 10月1日「レッドチェッカー」kindle出版しました。 #熊本応援プロジェクト  #小さな一歩 発起人でもあります。

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