
予定はないけど忙しい
予定はないけど忙しい
そう言っても共感されることはあまりない。
これはぼくの心境のひとつでもあるし
実際、今日も明日も週末もやることはたくさんある。
家事や買い物、料理から読書、映画、酒、ごろごろにいたるまで
ぼくの日常は予定に格上げされないものばかりでぱんぱんに詰まっている。
でも残念ながら世の中には”予定がない=暇”という根強いの固定観念があるので、予定はないけど遊べない、出勤はちょっと…なんてことは言えない。

たとえば前に勤めていた会社では週末の予定を聞かれることがよくあった。
もちろん社交上の大人の会話のひとつだった面もあるけれど仕事をねじこまれることもあるため、変な回答や間を開けないように全力を使い、時にはありもしない予定をでっちあげた。
すべてはよき週末のために
ただそれだけだった。
上司はどういう意図で聞いてきているのか
明日は土曜だぞ
予定がない場合(実際ない)は仕事を入れられるのか
はたまたプライベートといいながら上下関係そのままの接待に連れていかれるのか
それともただなんとなく聞かれているだけなのか
断る勇気がないので頭をフル回転、集中力と冷静さをかき集め
どれがうまくいくか、これだと危険か
爆弾処理班さながら相手の意図を慎重に慎重に推し量っていく。
実際不意打ちで聞かれ、ごにょごにょ口ごもったときには仕事を入れられたこともあるし、人数集めのために上司とその友人(知らない人)の遊びに駆り出されたこともあった。
たぶん"予定がない幸せ”は人にわかりにくいんだろうなと思う。
実際僕のまわりのみんな何かしら予定が入っているし
それに多少幸せを感じていると思う。
そんな人からしてみたらつまらない人間だと思われるだろうから、こういうことは普段心のなかにしまっている。
noteだから書いたけど。
人がなにに幸せを感じるか把握するなんて無理だからわかってくれとは言わない。
へぇ、そんなやつもいるんだくらいでいい。
ちなみにこのあとは犬と遊ぶので忙しい。
