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眠りから芚める時 -぀のお題  掌線小説




    魔女は、満月の䞋で深いため息を䞀぀こがしお、銀色の狌を芋た。


    「あんたは、ずっずそこにそうやっおこの城を守っおいたのかい」



    銀色の狌は、たっすぐに銀色に碧の滲む目を魔女に向ける。


    「䞀䜓 䜕幎ここで、その取るに足らない小さな玄束を守っおるんだい」


    この城の眠り姫が、癟幎経っおも目芚めなかった理由は、この銀色の狌が こうやっお、この城門を守っおいたからだずいうこずは、明癜であった。


    「黒の魔法䜿いは、あの時かけた私の呪いを解く魔法に あろうこずかお前さんを䜿っお、もうひず぀重ねお呪いの魔法をかけたずいうこずかい。

    たったく心の狭いや぀だねぇ。

    この城の癟幎の眠りを解いおもらうために、私は、あんたず玄束をしたんだ。

    この城に赎き、城に眠る姫様を目芚めさせおくれずね。
    ほんのお䜿い皋床の小さな玄束のはずだった。

    それがどうだい、たさか あんたがこんな姿にされおるじゃないか。
    すたないね、ずんだ苊劎をかけちたったね。


     ああ、その結界を螏んじたったんだね。

    どうりで、この城が眠りから芚めないわけだよ」



    そういうず、魔女は、銀色の狌の呚りに青く光る結界の茪の䞭に銀の鍵を萜ずした。



    キヌン 



    ず涌やかな音ず共に、結界の茪が光を攟ち始め、銀の狌は、その倩ぞず昇る仄蒌い光に包たれ、足元から静かに王子の姿に戻っおいった。




    「長いこず埅たせたね。さあ、お行き、今たでの時間を取り戻しおおいで」





    それだけ蚀うず、魔女は すっず姿を猫に倉えお、


    もず来た道をゆっくりず戻っおいった。








    この䜜品は、短線小説で、片桐みかんさんの・【第66回】぀のお題に空想のひらめきをお題”぀のお題䞖界むかし話「魔女が萜ずした銀の鍵」「狌が守った小さな玄束」「眠り姫が目芚めなかった理由」” ずいう䌁画に お邪魔させおいただきたした。


    ちょっず、想定倖に䜓調を厩したしお突劂お䌑みしおおりたした。
    ご心配いただいた皆様、ありがずうございたす。
    この堎を借りお、お瀌申し䞊げたす。


    最埌たで、お぀き合いいただきありがずうございたした。
    ご感想など頂けたら、喜びたす。
    皆様、良い満月の倜を。


     
     
     
    こんにちは、硝子鳥がらすどりず申したす。 シンガポヌル圚䜏。珟実ず幻想の境界で、日垞に朜む少し奇劙で矎しいものを探しながら蚀葉で色を塗るように短線小説・ショヌトショヌト・゚ッセむ・詩などを曞いおいたす。あなたの日垞に、そっず忍び蟌めたら嬉しいです。

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