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20260811 鮎釣り!

鮎釣り。

渓流釣りは30年ぐらいやっているが鮎釣りの経験は無い。

渓流釣りに出かけると6月になると必ず現れる竿林。

鮎釣りだ。

「ブルジョワ、ジジイの釣り。」

と思って敬遠してきた。

でも自分も50を過ぎて結構ジジイ(笑)。

鮎という魚は特に思い入れはなかった。

でもとっても美味しいらしい。

自分が鮎を美味しいと思ったのは、瀕死の鮎が流れてきたのをネットで掬って家で焼いて食べた時と関のお土産の子持ち落ち鮎。

いずれも凄く美味しかった。

スーパーで売っているのとは全く違う、特別な魚だった。

食すために釣りたい。

そんな動機でやってみたかった。

加えて、我らがバイブル「釣りキチ三平」でも初回は鮎。

日本の伝統釣法である友釣りは川釣り師として体験していなければならない釣りだと思っていた。

しかし、鮎釣りは敷居が高く、おいそれとできない。

道具だって揃えるのは相当高いのだ。

そんな中で、今年、Twitterの知り合いの方から鮎の玉網を頂いた。亡きお父様の遺品だそう。

同時に竿も頂いたのだが...。よくよくみると普通の渓流竿。5.3m。

「ちょっとちがうよなぁ...。」

と思いつつ、進退を迷っていた。

今年、配属先の夏休みがとても長く、釣りに行くチャンスが出来た。

そもそもこの時期、鮎の時期、アマゴの上りとカチ合っていて、そちらが気になってしまう。

でもアマゴは雨の後じゃないとなかなか地元河川では難しい。

「では、晴れの日は鮎に使ってもいいんじゃない??」

という理由付けができた。

そして今年の休みの11日は晴れ。その後台風が来てそのあとにアマゴと対決すればいいじゃん、

ということになった。

そういう訳で8/10に急遽マルハンに鮎釣り具を購入に出かけたのでした。

18時頃だったのだけど、幸い客が少なく、親切な店員さんに細かく教えていただきました。

知らないことだらけ。

1時間以上説明を受けて、鮎竿7.5m、鮎缶、鮎船、鮎ベルト、仕掛けを購入しました。

8万ぐらいかかりました(笑)。

そういえば店員さんに開始早々、

「師匠はいますか?」

と聞かれた。

「いません。」

と。

「なかなかそういう人はいませんよ。」

と、驚かれました。まぁそうでしょうねぇ。


翌日、店員さんに勧められた名倉川漁協の矢作川へ。

勝手知ったる道でよく見ているので迷いはしないが、店員さん言っていた通り漁協プレハブに人はいない。

漁券は勝手に日付書いてポストにお金入れておくんだって(笑)。

オトリ鮎も自分で掬ってポストにお金入れてね、だって。

聞いていましたが困惑です。

とりあえず漁券買って、オトリを。

水槽の蓋開けて玉網で掬う。楽しいけど困っちゃうなぁ。

なんとかオトリを鮎缶に入れる。

この鮎缶、水を入れた水槽なのでめちゃくちゃ重い。

一度ベルトが外れてズドンと地面に落ちてしまった。鮎ゴメン。

店員さんの説明ではウェイダー履いた後、コレを水際まで持って行って水をじゃぶじゃぶして鮎を川の水に慣れさせるらしいのだが、こんなの見たことなかったな。皆鮎船引いてるだけだし実際今日他の鮎師もそうだった。

初心者なのですぐ近くに鮎缶を置いた。

土手を登ると他の釣り人と漁協らしきおっちゃんがいる。

「今年の長良川は全然だめだ」

という釣り人、鮎は今年なかなか難しいらしい。

とりあえず、居る人々に

「私、今日、鮎初めてなんです。」

と、助けてくださいアピールしてきましたw。

仕掛け。特別な結び方で竿に結ぶのに、店員さんに教えてもらった結び方をもう忘れてしまって心配だったのだったのだけど、仕掛けは既に結んであってノープロブレム(笑)。

しかし、自動ハリス止めの付いてる逆バリに差し掛かって問題が発生。

ハナカンと逆バリがゼロ距離で使えない。

ハナカンを移動するのか?逆バリの糸を解くのか??

試したけど上手く行かなくてギブアップ。

竿を持って土手を登って経験者に相談しに。

漁協のおっちゃんが優しく教えてくれた。編み込まれているハナカンを移動できるよ、と。

そういえば店員さんもそんなこと言っていた。理解しきれていなかった。

動くとわかっていないと移動できない。

仕掛けもそのままでは長いらしくて調整してくれる。ここはチチワになっていて、同じく編み込み部分が移動する仕組みだ。

いざ、実釣へ。

心配らしく、おっちゃんも付いてきてくれる。心強い。

鮎をハナカンに付けるのはイメージしてたのでできた。よかった。

が、ハナカンと逆バリの間隔は鮎の大きさによって変えるらしくてそこはおっちゃんがやってくれて助かりました。

最初はおっちゃんが見本を見せてくれる。

流石に立ち姿がサマになっている。

しかし、釣れない。

おっちゃん曰く、

「1日頑張っても釣れんときもある。」

そうな。日干しで死ぬよw。

竿を渡された。

難しい。

竿重い(短竿なのに)。鮎が思ったところに行ってくれない。

一番困るのはポイント移動。

鮎を水から出すのはなるべく避けるのだが、釣りの作業上避けることができない。

特に遠くの流れに送るために放るのが餌釣りのオモリのようにいかない。

どうしても途中で着水か悪ければ手前の草に引っかかってしまう。

もう少し道糸が短い方が楽な気がするが...。

途中、おっちゃんと交代したりしたが一向に釣れない。

オトリも弱ってくる。しょっちゅう放られてちょっとかわいそう。

2時間ぐらい後にやっとオトリ交換を薦められたので交換。

交換時鮎が暴れてグサッと鉤が手に刺さって痛い!タイヘン!

交換した後、おっちゃんが釣ってくれたらいきなりすごい勢いで落ち込みまで走って根掛かってしまった。

「追いかけられてあそこまで走った。取って。」

と言われる。おっちゃんは長靴なので私が救出する。

その後、竿を渡されて粘る。

最近ピークは過ぎたものの夏の日差し。ジリジリ照り付けられて暑い!

なにも起こらぬまま時は過ぎ、時刻は11:30。奇跡は起きた。

それまでに一度アタリらしきものがあったのだが、アワせたら何もなかった。

なので向こうアワセに任せようと思っていたのだが、なんか起こった。

なんだか違う感覚に引いてみたら重くて余計に魚が付いてる。ヒットだ!

なんとかネットイン!

やった。初鮎です。

一匹釣れたらしめたもの。

野鮎を交換するのがセオリーらしい。

替える。Go!

きっと釣れる時間到来なのだろう。今から釣るゾ。

しかし、特に変わらなかった。

「おかしい。こんなはずでは。」

いろいろ場所を変えてもダメ。

そのうち外していたおっちゃんが帰ってきて、

「さっき釣れたんですよ~。コレ野鮎なのです。」

「ホゥ、それはよかった。」

「鮎が弓なりで動けなくなってる。調整してやらんと。」

と言われてピックアップしようとしたら不運の根掛り。近くまで行って取ろうにも水が深くて取れない。

そうこうするうちにプツンとブレイク。

痛恨。念願の野鮎キープ敵わず。

「振り出しに戻る。じゃな。腹ごしらえでもして、まだやれるよ。」

さっさと5匹ぐらい釣って昼にはホームリバーの様子を見に行く理想とかけ離れた辛い現実。

クソ暑いのでさっさとそうしたかったのですが延長戦。

しかし、事態は好転せず、結局3時近くまで粘っても釣果は上がらず苦い鮎釣りデビュー戦となったのでした。

鮎編 おわり

■釣果
 ・鮎 1 ただしキープできず。

■損害
 ・仕掛け 1

■教訓
 ・鮎釣り難しい。鮎なんていっぱいいるから釣れるもんだと思ったけど難しかった。釣れる日釣れん日がある?

 ・友釣りはオトリ缶が非常に重かったり、鮎移動が繊細で機動力に問題あって、そこがちょっと好みじゃないなぁ。鮎船今日は使わなかったけど、そちらで行くべきなのかしらん。

 ・オトリ鮎かなりかわいそう。さんざんコキ使われた挙句、食べられてしまうなんて。合掌です。(´;ω;`)

 ・オトリ鮎、疲れてもオトリ缶で復活する。そういうものみたい。でも奴隷の扱い。

 ・鮎釣り暑い。でも暑くないと釣れんとか??海よりマシかもだけどキツいなぁ。


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