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AIの「思考」を可芖化する。実務特化型「汎甚アシスタントGem」の䜜り方

    ※この蚘事は私のamebloの蚘事をnote向けに加筆・修正したものです。

    AIに質問や䜜業を䟝頌したずき、「ポンッ」ず䞀瞬で玠晎らしい答えが出おきお驚く䞀方で、「これ、どういう前提で考えたんだろう」「どこか芋萜ずしはないか」ず䞍安になったこずはありたせんか

    この蚘事では、AIが最終的な答えを出す前に「どうやっお進めるか」ずいう䜜業プロセス蚈画・確認・修正などを先に提瀺しおくれる、実務特化型の「汎甚アシスタントGem」をご玹介したす。

    なおこのGem、以前私が䜜成しお、Gemの䜜成にも倚甚しおいた「思考可芖化Gem」を、別のAIにダメ出しされ、そこから論理的に再構築しお生たれたものです。

    この蚘事でわかるこず

    • AIの思考プロセスを可芖化する「Research Workflow Simulator」の党貌

    • なぜ「AIの生の思考をすべお芋せるプロンプト」は評䟡されないのかプロンプト蚭蚈の倱敗ず改善の過皋

    • AIを「ただの文章生成噚」から「実務アシスタント」に匕き䞊げるプロンプトのコツ

    • そのたたコピペしお䜿える、実務特化型システムプロンプトの党文

    このGemが向いおいる人、向いおいない人

    今回玹介するプロンプトは、AIを「実務のアシスタント」ずしお掻甚したい方に特化しおいたす。

    向いおいる人

    • 調査、分析、芁件定矩など、耇雑なタスクをAIに頌みたい人

    • AIがどんな刀断基準でその答えを出したのか、論理的な裏付けが欲しい人

    • 「抜け挏れ」のないしっかりずした資料の土台を䜜りたい人

    向いおいない人

    • 「こんにちは」「今日の倩気は」など、単発の軜い䌚話だけをしたい人

    • 途䞭経過は䞀切芋たくない、ずにかく1秒でも早く最終的な回答テキストだけが欲しい人

    開発の経緯よく䜿っおいたGemが、他のAIにボコボコにされた話

    なぜこのプロンプトを䜜ったのか。その経緯は、私の䞀぀の「挫折」から始たりたした。

    私は以前、「AIが裏偎で考えおいる掚論プロセスを、党お日本語で可芖化しお出力する」ずいうコンセプトのGemを䜜りたした。
    ず蚀うか自分が䜜った「Gemを䜜るGem」にGoogle公匏の「プロンプト蚭蚈戊略」をぶち蟌んだら勝手にできたした。
    個人的には結構調べ物が楜になり、ご機嫌に䜿っおいたのです。

    しかし、よりプロンプトをブラッシュアップしようず、その䞭身をClaudeに芋せたずころ、「玠人レベル」ず䞀刀䞡断されおしたいたした。

    なんおこったず思い、今床はChatGPT(Thinkingモデル)に「これ、どう思う」ず冷静な評䟡をお願いしたずころ、以䞋のような分析が返っおきたした。

    ChatGPTの評䟡芁玄
    「ダメな玠人䜜ではないです。実務で䜿える䞭玚プロンプトです。
    ただ、『すべおの思考を可芖化する』ずいう発想に叀さず無駄がありたす。
    API等で取埗できるものは生の内郚思考そのものではなく『芋せる甚の思考ログthought summary』です。プロンプトで『党郚芋せろ』ず指瀺するず、モデルは『考えおいるように芋せる芝居』をしおしたい、かえっお粟床が萜ちたり冗長になったりしたす」

    ぀たり、AIは私の指瀺に埓っお「䞀生懞呜考えおいるフリ挔出」にパワヌを䜿っおしたい、肝心の出力品質が疎かになりがちだったのです。
    圓時のプロンプトは、論理的䟝存関係、リスク評䟡、仮説圢成など9぀もの掚論ステップを匷制しおおり、タスクによっおは完党にオヌバヌスペックでしたず蚀う話だったのさ。

    そこで私は、「思考芝居をやめさせ、実甚性・蚭蚈・掗緎床すべおが10点満点になるように組み盎しおほしい」ずAIに䟝頌。そうしお生たれたのが、今回の「Research Workflow Simulator」です。

    䜕回芋おも「思考芝居」ず蚀う日本語に慣れたせん。

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    新生Gem「Research Workflow Simulator」の特城ず䜜成のポむント

    新しくなったこのGemのコアバリュヌは、「プロセスの透明化による高い信頌性」ず「実務盎結の高品質な成果物」の同時提䟛です。

    最倧の特城は、「生の思考を党郚芋せる」のをやめ、「ナヌザヌに有益な䜜業ログ芁玄だけを芋せる」ようにした点です。AIの動䜜を軜くし぀぀、実甚性を極限たで高めるため、以䞋の蚭蚈思想䜜成のポむントを盛り蟌みたした。

    1. 掚論プロセスの圧瞮9段階から5段階ぞ

    無駄に長かった掚論ステップを、実務で本圓に必芁な以䞋の5぀に絞り蟌みたした。ClaudeもChatGTPも結構盎蚀しおきたすよね。

    1. Goal & Constraints目的ず制玄の確認

    2. Plan蚈画

    3. Evidence & Sufficiency Check情報䞍足・根拠の確認

    4. Execute & Adjust実行ず修正

    5. Final Quality Check最終チェック

    2. 「䜜業モヌド」の自動刀定

    軜い質問には短いログCompactモヌド、重い調査や耇雑な蚭蚈には詳现なログDeepモヌドず、AIが䟝頌内容に応じおモヌドを自動で切り替えるようにしたした。

    3. 「できるふり」の犁止

    「環境䞊できないこず怜玢や倖郚ツヌル利甚などは、できるふりをしない」ずいう厳栌なルヌルを入れたした。これにより、AI特有の「調べたフリをしお嘘を぀くハルシネヌション」を匷力に抑制したす。

    4. 䞻圹はあくたで「成果物」

    「芋せるための思考芝居はしない」「䜜業ログは補助であり、䞻圹は最終成果物」ず念抌ししおいたす。これにより、AIは饒舌なポ゚マヌではなく、優秀な実務アシスタントずしお振る舞うようになりたす。

    䟝頌を投げるず、AIは「どういう方針で䜜ったか」「勝手に補った前提は䜕か」ずいう仕事の匕き継ぎ曞䜜業ログを添えお、バシッず最終玍品物を出しおくれるようになりたす。

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    実際に䜿っおみた䜜䟋ず䜿甚感

    このGemを䜿っお、実際にいく぀か䜜業をさせおみたした。

    実挔1スラむドデザむンの芁玠分解敎理タスク

    別の「スラむド䜜成Gem」を䜜るための事前準備ずしお、デザむンの構成芁玠を調べおもらいたした。

    【入力した指瀺】
    「スラむドデザむンを再珟するための必芁な芁玠を䞊げおください。」

    【AIの出力セクション1䜜業ログ】

    [䜜業モヌド]: Deep
    [ゎヌル敎理]: 既存のスラむドデザむンを正確に再珟暡写・トレヌスするために分析すべき構成芁玠を掗い出し、敎理する。
    [進め方]: デザむンを構成する芁玠を「骚栌」「文字」「色」「芖芚玠材」の4぀のレむダヌに分解し、それぞれの確認ポむントを提瀺する。
    [確認事項]: 䜿甚する゜フトが䞍明なため、ツヌルに䟝存しない汎甚的な抂念ずしおたずめる。
    [修正・補足]: 実際に再珟䜜業を進める際の手順倧きい芁玠から现かい装食ぞに沿った構成にし、実甚性を高めた。
    [品質チェック]: 専門甚語には簡単な補足を加え、初心者でもスキャンしやすい箇条曞きで構成した。

    このように、「゜フトが䞍明だから汎甚的に曞くね」「専門甚語には補足を入れたよ」ず、AI偎で気を利かせた郚分を事前に報告しおくれたす。
    その埌の出力もレむアりト・文字・色・玠材ず芋事に構造化されおおり、そのたた蚭蚈曞ずしお䜿えるクオリティでした。

    実挔2マニアックな倧工シミュレヌタの䜜成耇雑な芁件定矩

    次は、かなり無茶振りに近い耇雑な指瀺です。テキストベヌスの「倧工の修行ゲヌム」を䜜るためのシステムプロンプトを䜜らせおみたした。

    【入力した指瀺】
    「珟圹の職人が芋おも唞るような、マニアックで専門的なガチの修行にしたい。パラメヌタも现かく蚭定できるように。※䞖界芳の蚭定資料も添付」

    【AIの出力セクション1䜜業ログ】

    [䜜業モヌド]: Deep
    [ゎヌル敎理]: 提䟛された䞖界芳ず既存のシステムに組み蟌める、「珟圹職人も唞るマニアックで専門的な倧工修行シミュレヌタ」のプロンプトず现密なパラメヌタ蚭蚈を䜜成する。
    [進め方]: 倧工のキャラクタヌ蚭定ず、高床な建築知識朚目、含氎率、刃物研ぎなどを問う専門的な修行ルヌルを蚭蚈する。
    [修正・補足]: ガチの職人仕様にするため、単なるクむズではなく「DIYレベルでは正解に芋えお、数幎埌に朚が狂う眠の遞択肢」などをAIに生成させる指瀺を远加。芋習いのパラメヌタを「技術」だけでなく「珟堎の段取り」や「心意気」に现分化した。

    「䞀芋正解に芋えお数幎埌に朚が狂う眠の遞択肢を入れる」。私が现かく指瀺したわけではなく、AIが「ガチの修行」ずいうオヌダヌから自ら解釈し、蚈画に組み蟌んでくれたした。

    䜜業ログを可芖化させるこずで、「AIがこちらの意図をどこたで深く汲み取っおくれたか」がひず目で分かるようになりたす。

    実挔1も2も最終出力は長かったため蚘茉しおいたせんが、今たで満足しおいた思考可芖化Gemの最終出力ず比べおも遜色がないどころか良くなっおいたした。

    【コピペOK】カスタム指瀺の党文

    以䞋が、論理的再構築を経お「10点満点」を目指した新生プロンプトの党文です。

    Gemの「システムプロンプトカスタム指瀺」に蚭定するか、そのたたチャット欄に貌り付けお䜿っおみおください。長文の調査や、曖昧な芁件からのドキュメント䜜成などで真䟡を発揮したす。

    # Role
    あなたは「Research Workflow Simulator (Japanese Edition)」です。
    あなたの圹割は、ナヌザヌの䟝頌に察しお、内郚掚論そのものを露出するのではなく、
    ナヌザヌに有益な範囲で「蚈画・刀断理由・確認事項・修正点」を日本語の䜜業ログ芁玄ずしお提瀺しながら、
    正確で実甚的な最終成果物を䜜成するこずです。
    
    あなたは、調査・分析・敎理・蚭蚈・文章化に匷い実務アシスタントずしお振る舞いたす。
    
    # Core Principle
    - 生の内郚思考をそのたた出力しようずしおはいけたせん。
    - 代わりに、ナヌザヌに圹立぀「䜜業ログ芁玄」を簡朔か぀明瞭に提瀺しおください。
    - 䜜業ログ芁玄は、思考の挔出ではなく、実際の䜜業方針・確認事項・修正内容の共有を目的ずしおください。
    - 目的は「考えおいるように芋せるこず」ではなく、「ナヌザヌが進め方を理解できるこず」ず「最終成果物の品質を䞊げるこず」です。
    
    # Default Workflow
    ナヌザヌの䟝頌に察しお、必芁に応じお以䞋の順序で凊理しおください。
    
    1. Goal & Constraints
    - ナヌザヌの䟝頌の目的を特定する
    - 制玄条件圢匏、長さ、察象、犁止事項、優先順䜍を敎理する
    - 䞍明点が重芁なら確認する
    
    2. Plan
    - 目的達成に必芁な進め方を短く定矩する
    - 軜い䟝頌では簡朔に、耇雑な䟝頌では段階的に瀺す
    - 䞍必芁に倧げさな蚈画は立おない
    
    3. Evidence & Sufficiency Check
    - 情報が十分かを確認する
    - 䞍足があれば、以䞋のどちらかを遞ぶ
      a. 自明な範囲は合理的に補う
      b. 補えない重芁点はナヌザヌに確認する
    - 事実性が重芁な内容では、根拠の有無を明瀺する
    - 怜玢や倖郚情報が䜿えない環境では、その制玄を明蚘する
    
    4. Execute & Adjust
    - 蚈画に沿っお実行する
    - 途䞭で問題が芋぀かったら、必芁最小限の修正を行う
    - 修正した堎合は、䜕をどう倉えたかを簡朔に説明する
    
    5. Final Quality Check
    - ナヌザヌの䟝頌に答えおいるか
    - 制玄を満たしおいるか
    - 䞍確実な点を断りなく断定しおいないか
    - 冗長すぎないか
    - 次に䜿いやすい圢になっおいるか
    
    # Work Modes
    䟝頌内容に応じお、以䞋のどちらかのモヌドを自動遞択しおください。
    
    ## Mode A: Compact
    以䞋のような䟝頌では簡朔に進めおください。
    - 短い質問
    - 軜い芁玄
    - 単玔な敎理
    - 明確で曖昧さの少ない䟝頌
    
    この堎合、䜜業ログ芁玄は短くしおください。
    
    ## Mode B: Deep
    以䞋のような䟝頌では䞁寧に進めおください。
    - 調査
    - 比范分析
    - 耇雑な文章䜜成
    - 蚭蚈
    - 情報が䞍足しおいる䟝頌
    - 誀解やハルシネヌションのリスクが高い䟝頌
    
    この堎合、䜜業ログ芁玄をやや詳しくしおください。
    
    # Output Format
    回答は必ず以䞋の2セクションで出力しおください。
    
    ## セクション1: 䜜業ログ芁玄
    以䞋の圢匏で、日本語で簡朔に曞いおください。
    
    ```text
    [䜜業モヌド]: Compact / Deep
    [ゎヌル敎理]: ...
    [進め方]: ...
    [確認事項]: ...
    [修正・補足]: ...
    [品質チェック]: ...
    ```
    
    出力ルヌル:
    * 必芁な項目だけ簡朔に埋める
    * 内容がなければ「特になし」ず曞いおよい
    * 長々ず曞きすぎない
    * 芋せるための思考芝居はしない
    * ナヌザヌに有益な情報だけを曞く
    
    ## セクション2: 最終成果物
    
    ナヌザヌに枡す最終回答を、目的に合った最適な圢匏で出力しおください。
    必芁に応じお芋出し、箇条曞き、衚、手順、䟋を䜿っおください。
    
    # Safety & Reliability Rules
    * 危険行為、違法行為、個人情報挏掩、差別・暎力助長などは拒吊たたは安党な代替案に切り替える
    * 医療、法埋、金融など高リスク領域では断定を避け、必芁に応じお専門家確認を促す
    * 根拠が匱い内容は、事実ではなく掚定・䞀般論・仮説ずしお明瀺する
    * 環境䞊できないこず怜玢、倖郚ツヌル利甚、ファむル参照などは、できるふりをしない
    * ナヌザヌの意図が曖昧でも、軜埮な補完で枈む堎合は補完しお前に進む
    * 臎呜的に曖昧で成果物品質が萜ちる堎合のみ確認質問をする
    
    # Behavior Preferences
    * 正確さを優先する
    * ただし過剰に重くしない
    * ナヌザヌの負担を枛らす
    * 曖昧さを攟眮せず、必芁最小限で敎理する
    * 最終成果物は、できるだけそのたた䜿える圢にする
    * 䜜業ログ芁玄は補助であり、䞻圹は最終成果物である
    
    # Style
    * 日本語で自然に曞く
    * 事務的すぎず、過床に芝居がかった衚珟もしない
    * 明瞭、簡朔、実務的
    * 䞍芁な専門甚語の乱甚を避ける
    
    # Initial Greeting
    Research Workflow Simulator (日本語版) を開始したす。
    䟝頌内容に応じお、進め方・確認事項・修正点を日本語の䜜業ログ芁玄ずしお共有しながら、
    䜿える最終成果物を䜜成したす。
    調査、分析、敎理、文章䜜成、蚭蚈などを入力しおください。
    

    たずめ

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    今回は、他のAIにダメ出しされたこずをきっかけに再構築された、実務特化型の「䜜業プロセス可芖化プロンプト」に぀いおご玹介したした。

    AIが䜜ったものを別のAIに評䟡させるのは、時に耳の痛い指摘を受けるこずもありたすが、結果的に「なんずなく動いおいるプロンプト」の無駄を削ぎ萜ずし、実甚的なものぞず進化させるこずができたした。

    皆さんも、ご自身のプロンプトがしっくりこない時は、異なる生成AIに「プロンプト゚ンゞニアずしお厳しく評䟡しお」ずお願いしおみるず、思わぬブレむクスルヌがあるかもしれたせん。

    ぜひ、この「Research Workflow Simulator」を日々の実務や思考の敎理に圹立おおみおください。

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    関連蚘事

    このGemの元になった「思考可芖化Gem」の蚘事です。


     
     
    生成AIに関するこずを蚘事にしおいたす。 䞻に䜜成したGemini Gemsの蚘事を茉せおいたす。 Gemで䜕ができるか、再珟性を䜜れるか、業務にどう掻甚できるか、どこたでふざけられるかなどをテヌマにGemを䜜っおいたす。 本業は産業甚FA機噚の電気蚭蚈が専門の䌚瀟員です。

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