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ユキノシタ(雪の下)を見つけた!

    林の木陰で 初夏の風を受けながら揺れる
    「ユキノシタ(雪の下)」を見つけた!

    開花期は5月~6月で 20~40cmほど
    の細長い花茎を伸ばし その先端に  まるで
    小さなリボンでも結んだ様な 小花を沢山
    咲かせるのです

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    手前に10数本の ユキノシタの 花茎 が  また
    後方には縞模様がある丸い 葉 が見えます。

    この花は  ユキノシタ科 ユキノシタ属の
    多年草で 本州から九州にかけて岩場等に
    自生する 日本在来の植物です!

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    5枚の花弁の内 上側の小さな3枚は 淡紅色〜白色で
    赤色の斑紋があり、下側の大きな2枚は純白で
    細長く 下方に垂れ下がってます! … 可愛い!

    花には5mmほどの 雌めしべ1本(花柱は2本)
    と 花を取り囲む様に 外へ向かって伸びる
    雄おしべが10本 現れます

    ところで 開花期が 初夏の今頃だというのに
    どうして季節外れ●●●●な ユキノシタ という名前が
    付いたのでしょう?

    不思議に思って調べたところ  諸説ある中で
    最有力だったのが 冬になり 雪に覆おおわれても
    雪の下で 緑色の葉が 枯れずに生き残っていた
    ことから名付けられた … という説でした

    つまり ユキノシタ という名称は 可憐で
    可愛い花に因ちなんだものではなく 葉の特徴●●●●に
    よって名づけられた という訳です

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    まるでリボンでも結んだように枝から
    ぶら下がっているユキノシタの花です。

    ところで ユキノシタ には 幾つか 別名がある
    のですが … 例えば「虎耳草こじそう」は 葉の形状
    が虎トラ の耳に似ていることから  そして更に
    「鴨足草」は5弁の花の形が 鴨の足に似て
    いることから 名づけられました

    なお俳句では「 雪の下(ユキノシタ)」が
    季語になるため もし別名である「虎耳草」や
    「鴨足草」を使用したとしても  その読みは
    季語の ユキノシタ とする習慣があるようです
     

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    花の中心部にある “王冠” を逆さまにした様な
    黄色い 花盤(かばん)を探すアリの姿 … 

    実は ユキノシタの 花の中心部には 黄色い
    花盤かばんと呼ばれる箇所があり  虫が好む 蜜を
    分泌する蜜腺みつせんの働きをしています
    ユキノシタは 虫媒花の一種でもあるのです

    ユキノシタの甘い蜜腺を夢中で探してる
    アリを見てたら思い出しました … 


    僕が まだ子供だった頃  学校帰りに
    友達と道端で “ キイチゴ ” や “ 桑の実 ”
    を採って 食べたことを …  


    でも もう あんな場所は無くなって … 


    何か 夢の中の出来事だったような
    そんな気がしてくるのです





    (おしまい)





    このエッセイは …
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