都市伝説と現実|⑧-6|世界は、本当に一つにつながっているのか。
こんばんは、
Fuwamaru-studioです🤗
ここまで5話にわたって、
ロシア。
中国。
台湾。
尖閣。
北朝鮮。
イラン。
ホルムズ海峡。
海上交通。
半導体。
海底ケーブル。
衛星。
通信。
そして日本。
一つずつ見てきました。
最後に、
最初の疑問に戻ります。
4か国は、
一つの計画で動いているのか?
ロシア、
中国、
イラン、
北朝鮮
の安全保障協力は、
実際に強まっています。
2022年のロシアによるウクライナへの全面侵攻以降、
4か国の間では武器や軍事技術、軍事演習などをめぐる協力が増えました。
ただし、
CSISの分析では、
4か国による協力の多くは二国間または三国間であり、
4か国が一つの正式な軍事同盟として一体的に行動しているわけではありません。
また、
4か国が常に同じ立場を取るわけでもありません。 (CSIS)
つまり、
「すべてが一つの秘密計画」
と考えるだけの根拠はありません。
では、
なぜつながって見えるのでしょうか。
それぞれが違う場所にいるからこそ、つながって見える
ロシアには、
欧州・北極・エネルギー・大陸
という地理があります。
中国には、
製造・海運・台湾・東シナ海・南シナ海
があります。
北朝鮮には、
朝鮮半島・核・ミサイル・サイバー
があります。
イランには、
中東・エネルギー・ホルムズ海峡
があります。
それぞれ違います。
でも、
その先には共通するものがあります。
エネルギー。
物流。
通信。
半導体。
資源。
データ。
だから、
一つの地域で緊張が高まると、
別の地域にも影響する可能性があります。
日本から見ると、さらに分かりやすい
日本は島国です。
台湾海峡。
東シナ海。
南シナ海。
マラッカ海峡。
インド洋。
ホルムズ海峡。
これらは日本のエネルギーや貿易と、異なる形でつながっています。
2024年には台湾海峡を通る貨物が日本の貿易総額の28%、マラッカ海峡が18%に相当しました。 (CSIS)
そして日本の通信の99%が海底ケーブルに依存しているとされています。 (CSIS)
つまり日本は、
海の上
だけではなく、
海の下
にも世界とつながっています。
さらにその上には、
衛星。
そして、
サイバー空間。
日本の防衛省も、陸・海・空に加えて宇宙・サイバー・電磁波を組み合わせる領域横断能力を重視しています。 (防衛省)
世界は「国」ではなく「流れ」でつながっている
ここまで調べてきて、
一つのことが見えてきました。
最初は、
「ロシアと中国とイランと北朝鮮は、何か一つのことでつながっているのではないか?」
という疑問でした。
でも、
見えてきたものは少し違いました。
つながっていたのは、
国そのものではなく、
世界を流れているものだったのです。
エネルギー。
船。
半導体。
データ。
通信。
衛星。
お金。
そして、
それらを運ぶ海や空、海底。
世界は、
巨大なネットワークになっています。
そのネットワークの一部で問題が起きれば、
別の場所にも影響が及ぶことがあります。
だから遠く離れたニュースが、
同時に動いているように見えることがある。
それは、
必ずしも「一つの秘密の計画」があるからではありません。
もともと世界そのものが、
複雑につながっているからなのかもしれません。
都市伝説のように見えた疑問を、
現実の資料で一つずつ追ってみる。
すると、
最後に残ったのは、
「世界は、思っていた以上に深くつながっている」
という、とても現実的な答えでした。
そして、
その巨大なネットワークの中に、
日本も存在しています。
