
わたし、普通だよね⁈ 待ち合わせ事件〜昭和の母は来ない〜
高校1年のある日、
母に美容院に連れて行ってもらいたくて、学校帰りに駅で待ち合わせした時の話なんだけどね。
わたし↓
『ママ、16時に〇〇駅の改札で待ってるからね。
今日だよ!』
母↓
『はいはい、16時ね。』
こんなやり取りをしたのは覚えてる。
で、学校が終わって、約束より5分前くらいに着いたと思う。
良かった、まだ来てない。
当時はさ、まだ携帯もないし、ポケベルも持ってなかったから、
“今駅に着いたよ〜、そっちは今どこ?“
とかいうやり取り、できなかったよね〜!
で、待つこと15分くらい。
あ〜。
ママ、時間にアバウトだからなぁ。
良くも悪くも、昭和の女優のような人だから、
30分くらいは遅れて来て、
“もう来てたの。待たせたわね“
くらいの展開は想定してたからね。
まだ疲れてないし、全然大丈夫。
…が、しかし…
あれ。
もう30分過ぎたな…
美容院は予約してないから大丈夫だけど、あんまり遅くなると混みそうでやだな…
とかまだ余裕あること思ってたりしてね。
でも、40分、50分となっていくと、さすがの高校生の足でも疲れるよね。
1時間経過した頃には、美容院の心配はすっ飛んで、
なんかイライライライラしちゃって!
来たら、あー言おう、こー言おうみたいなシミュレーションしまくってたよ。
1時間半が経過…
時間ってさ。
棒立ちで待ってると、
そんなに早く進まないからね⁈
あー。もう。
なんで来ないかなぁ。
あ。ちょっとトイレ行きたくなってきちゃったよ…
でも、今トイレに行ったら、
“行ったのに、あなたいなかったわね“
とか言いそう!
やだ〜!
ここまで待ったのに悔しい‼︎
はぁー。
違うこと考えればトイレは我慢できる。
うん。まだ大丈夫。
でも、今何分⁈
全然来ないじゃん〜
…そんなこんなで待つこと2時間経過。
あり得ない。
なんかここまできたら
待つしかなくない?
なんか、さっきから駅員さんがチロチロ見るなぁ。
母親待ってるだけですからぁ‼︎
あ、でもちょっと待って。
ママ、もしかしたらどこかで倒れてたりしないよね?
え、普通に事故とかも無くはない…
あれ。どうしよう…
パパかお姉ちゃんに相談したいけど、2人とも仕事だしな…
3時間待って来なかったら一旦家に帰ろ。
うん、それがいいよね。
…それで、帰ることに決めてその場を離れたのは、3時間後くらい。
帰り道は不安と疲れでいっぱいだったよ…
で。
玄関開けたらまず異変。
テレビの音する。
何なら、笑ってる。
あーもう。
嫌な予感しかしない。
わたし↓
ママ…
なんで。
母↓
あ、おかえり。
あんた遅かったね。
何してたの?
ははは…(テレビが面白くての笑い)
お分かりかと思いますが、
怒りMAX💢
当然、待ち合わせしてたことも、3時間待ったことも、何ならトイレもまだ行ってないことも、
ぜーんぶぶちまけたよ!
でもさ、
母には勝てん…
“あー。忘れてた。
3時間も待って、あんたも諦めが悪いね〜“
的なこと、言われました…
あー、話が通じない。
当然、夜になってお姉ちゃんに報告の電話。
でもこれがまたすごかった。
『3時間?
ふっ。
私なんて、4時間待ったよ💢
しかも、何時間か経ってほんの5分トイレに行ったんだけど!
5分くらいママも待つと思うじゃん⁈
そしたら、
“あんた、行ったのにいなかったわね“って、
逆に怒られたんだから💢』
おっと〜。
私のトイレ行かない判断は当たってたのか…
ん?違う違う。
今はそこじゃないそこじゃない。
結論。
血筋だな。
そして、昭和の母はマジで来ない‼︎