いい加減で生きてみる勇気 「ちゃんとしなきゃ」に疲れたあなたへ
「そんなに真面目じゃなくて、いいのかも」
朝、ベッドから抜け出すとき、「今日もちゃんとしなきゃ」と力が入ってしまうこと、ありませんか。みんなが当たり前のようにこなしていることが、自分にはどうしても重たく感じてしまう日。そんな時が、誰にでもあるものです。
たとえば、失敗をした日の夜。布団の中でずっと反省会が終わらなくて、気がつけば小さなことで自分を責めてしまう。反対に、うまくいったはずなのに細かいことばかり気にしてしまって、どこか心が休まらない。
忘れる力と「適当」の大切さ
人の脳には「忘れる力」や「流す力」がちゃんと備わっているそうです。もしも、すべてのことを細かく覚えていたら、何が本当に大切なのか見失ってしまう。だからこそ、どこかで「まあいいか」と肩の力を抜ける人ほど、毎日を軽やかに生きられるのかもしれません。
「適当」という言葉は、どこかネガティブに聞こえますが、本当は「今、一番大事なものを見抜く力」だと思うのです。
「ちゃんとしなきゃ」に縛られすぎていた頃
私も昔は、何もかも完璧にこなそうとがんばりすぎて、余計に空回りしてしまうことがよくありました。「ちゃんとしなきゃ」と自分を追い詰めるほど、うまくいかないことばかり。思い切って一度だけ、手を抜いてみた日。ほんの少しだけ、心に余白が生まれる感覚がありました。
そして、人の意見や「こうあるべき」に振り回されそうなときも、自分のなかの「なんか違うかも」という小さな違和感を無視しないでほしいんです。その声を聞いてあげることが、自分らしく生きる一歩になると思います。
「いい加減」を試してみる、小さな実験
もしも、何でも「きっちりやらなきゃ」と思い詰めてしまうなら、試しに「まあ、これくらいでいいか」と立ち止まってみてください。
たとえば、
すべての予定を埋めずに、あえて余白を残してみる
やることリストのなかから、今日は一番大切なことだけ集中してみる
考えがまとまらないときは、好きな飲み物を飲みながらひと息つく
「サボったらダメだ」「手を抜くのは不安だ」という気持ちも、自分を守ろうとする大切な感覚です。でも、そこに縛られすぎてしまうと、いつの間にか自分が何者だったのか分からなくなってしまう。
少しずつ、「ちょっといい加減な自分」も認めてみませんか。それだけで、心がふわっと軽くなる瞬間がきっと訪れます。
ちゃんとしない日があってもいい
ずっと真面目なままでは、心が息切れしてしまいます。失敗してもいい、全部やらなくていい、少しぐらい忘れても大丈夫。
ちょっとだけ荷物をおろして、今日一日くらい、がんばりすぎないで過ごしてみてください。
ちゃんとしない日があっても、きっと大丈夫。
自分にやさしくできた日は、それだけで十分な一日です。
