
The Lady at the Crossroads
9月24日、朝からホームセンターに出向き花を買う。彼岸の墓参りがまだ済んでいなかったので、そのための花を。
墓地に着いてから花と線香を供え、墓石に水をかけた。見慣れない婦人の二人連れがお参りをしていた。陽気は暑すぎず、野外で活動していても汗にまみれることはない。
午後になってから市内の総合病院に向かった。来週から勤務する職場からの要請もあり、健康診断を受けるためである。バリウムの味も依然と比べるとましになったものだと思う。
普段は眼鏡をかけなくてもだいたい大丈夫だが、昨年くらいから視力の低下が目立つようになった。半年強、データ入力の仕事を副業で行ったが、目を酷使した印象が強い。
朝のホームセンターへの往復、午後の病院への行きかえり、同じ県道を使った。大きな道路工事が行われていて、片側交互通行になっている箇所があった。交差点になっているため、交通誘導の警備員が4人配置されていた。
そのうちの一人が若い女性だった。バレーボール選手のようにすくっと立って、背が高い。長い髪をポニーテールに結っている。日に焼けていることから、この夏の酷暑も経験済みなのだろう。ほかの三人が年配の男性だけに際立って目を引いた。
こういう時、つい余計なことを考えてしまう。屋内での仕事を選ばなかったのはなぜだろうかなどと。妙な詮索に走りがちなこころのあれこれはすぐに打ち消された。背筋を伸ばした立ち姿がとても立派だったから。
当たり前のように車を走らす道路だが、道路工事の作業者、警備員、それぞれの仕事で安全が保たれていることを改めて思う。
交差点の彼女に幸あれと祈った。