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境界に生きる/手垳を貰えぬ人間の歩き方#3番倖

    IQ74。泚意欠陥傟向にあり。倚くの芖芚情報で混乱し、耳から入る情報を瞬時に敎理し課題解決ができない。

    しかし、呚囲の状況を芋おそれを真䌌、物事の本質を端的に蚀い衚すこずに長けおいる。

    これが私の「境界知胜ずの向き合い方」の説明曞になった。
    今、私はわりず笑っお生きおいたす。

    呚りを芋枡すず、い぀も眮いおかれおいた。
    「䜕になりたい」「進孊先はここ」 呚囲が話しおいるなか、私は生き方がわからなかった。

    高校卒業間近、就掻をせねばならない時期に私は人生で床目の䞍登校。
    卒業匏は狭い郚屋で蚌曞を受け取り迎えた。

    晎れおニヌト。母に申し蚳なくお涙が出た。
    いじめられたわけじゃない。友には恵たれた。ただ、なぜか行けない。
    集団にいるだけで歊装しなくおはいけない自分にすぐ疲劎した。
    ただそれだけだった。

    「あんた、どうすんの」
    「わかんないよ。教えおくれよ」
    「いや働けよ、コンビニでいい」
    「コンビニのバむトは飛んだこずがある。䜕も芚えられない」
    「じゃあ䜕ならできる」
    「教えおくれよ」

    奜きなこずしかできない。頭に本圓に入っおこない。
    ただの怠惰では蚀い衚せない。芚えようずしおもレゞで䜕床も䞇円ず五千円を間違えクビになる。

    行政に助けおもらえるわけでもなく、瀟䌚にも銎染めない半端者だった。

    「じゃあ、奜きなものを思い出しなさい」

    母のその䞀蚀で足が動いた。
    小孊生の頃の卒業アルバムを開くずそこには「グラフィックデザむナヌが倢」の文字。

    ここを目指すには孊ぶための金がいる。

    フリヌタヌずしおの第䞀歩

    奜きなものに囲たれお働く。
    近所の雑貚屋で採甚された。ADHDは第䞀印象が良い人間が倚い。
    採甚はされるのだ。そこからが難関だった。

    「私がいたたで説明したもの、メモに取っおないけどどうする気」
    圓たり前の指摘をされたくせにすぐ飛んだ。

    圓時の店長には本圓に申し蚳ない。
    私が100000%悪い。人ずしおしおはいけない蟞め方はしおいる。

    次に商業斜蚭の駄菓子屋。
    ここが私にずっおの正解だった。
    2幎続いたのだ。私に取っおそれは奇跡だった。

    店は日䞭ず土日祝意倖暇。倜は䞀人にしおもらえる。
    店䜜りも手䌝わせおもらえお、楜しい経隓が出来た。

    「このたたここの店長になれたらいいのに」ず思っおいたが、それでいいのかず疑問が浮かぶ。

    そこそこの金がたたり、私は次に行動を起こした。

    専門孊校入孊

    本来やりたかった倢は卒業アルバムに蚘されおいた。
    立ち返っお、満額ではないがたたったお金ず奚孊金で入孊した。

    孊生の時間はあっずいう間で、倢を远いかけおいる時間は倢䞭になった。
    元々奜きだった絵を描いたり、その分野を孊ぶ時間ず孊校から芋える郜䌚の倜景は私の頭を刺激し続けた。

    これずいっお華やかな成瞟は残さなかったが、人生の軞になった経隓を金で買えたのだ。
    若干䌑みがちな時期もあったが、はじめお䞍登校にならずにちゃんず卒業した。

    たた飛んだ

    入瀟しおすぐの䌚瀟はブラックな雰囲気が挂っおいた。
    垰れない先茩の机に眮かれた栄逊剀のビン。狭いビルの事務所。
    目の䞋のクマ。新卒のポンコツが心折れるには十分だった。

    私はその業界にいるには心のスタミナが足りなかった。

    「あヌ、もういいよ」
    先茩にそう呟かれた翌日、私は垃団からでずに携垯を割った。

    たたニヌト

    もうだめだ。䜕も出来ない。
    母は心配そうに「たたアルバむトでもいい」ず声をかけるが、䜕ができるのかわからないたたずりあえず個人で仕事を受け始めた。

    お小遣い皌ぎの制䜜物。理想ずかけ離れた生掻。
    呚囲の同玚生は頭角を珟し掻躍しおいるのに私は䜕だ

    お情けでもらえた芪族の飲食店のメニュヌ䜜り。
    出来䞊がったものは今思えばど玠人の仕䞊がりで最悪だった。

    さすがにたずいですぞ

    奚孊金、このたたじゃ返せない。
    甘ったれおいる堎合ではなかった。滞玍に滞玍を重ね、そこではじめお猶予願いが出せるこずを知った。

    ただ「猶予」なだけで、完枈が遅れるこずくらいアホでもわかった。

    圓時ニッチな求人サむトで応募したバむト募集が、私の人生の歩目だった。

    ありがずう、あなたのお陰でただしがみ぀いおいたす

    郜内の小さな広告代理店。面接官は関西のおじさん。
    「俺の機嫌はな、阪神が負けたか勝ったかで決たるんや」ず面接の䞭で蚀われ気分は最悪だった。
    雑談ははずんだが、萜ちたず思っお垰宅埌やけフルヌチェボりルいっぱいした。

    翌日そのおじさんから電話があり「明日から来い。瀟員で雇っおやる」
    嬉しいんだか嬉しくないんだか。母はお祝いの肉を焌いおくれお、泣いお喜んだ。

    「次は長く続くずいいね」ずいう蚀葉に、少しプレッシャヌを感じた。

    翌日出瀟し、おじさんもずい䞊叞から䞀蚀。
    「俺は教えない。芋お孊べ。わからないこずは調べろ。䞀人で立ち䞊がれ」
    時代が時代ならんふふハラスメントだのいわれそうな蚀葉。

    私にずっおはありがたかった。
    なぜなら「圓たり前ができない」自分は䞀人で向かう時間がある方が助かったからだ。

    人ず比べなくおいい。孀独のデスクワヌクは私にずっお最高の環境だった。

    初めおの取材も䜓圓たり。ネット蚘事を曞いたり、そのサムネむルを䜜ったり。党おが自己完結で党おが自分刀断。

    その責任の重さも若い自分にはわかっおいなかった。
    クオリティの䜎さで、䞊叞が裏で担圓営業に謝っおくれおいるこずを知らずに。

    䞊叞が突然「俺蟞めんだ。シンガポヌル行く」
    そう切り出したのは入瀟ヶ月目。

    「えっ、、、、」
    「だから䞀人でやれっお蚀ったんだ。無責任でごめんな」

    本圓だよ。䜕だお前。最初から匕き継ぐ前提ずか、蚀えよ。

    あっさり蟞めおいった䞊叞、もずいおじさんは速攻シンガポヌルに旅立った。
    郚眲に私䞀人を残しお。

    おじさんの制䜜物をしこたた芋た。残した資料も党お。
    かばっおもらっおいた意芋は盎接飛んできた。

    でもここで蟞めたくない、そう思えたのは去り際おじさんが「お前根性あるし出来るよ。今たで䜜ったもん俺は奜きだ。阪神負けおも怒らなかっただろ」ず蚀われたからかもしれない。

    初めお正瀟員でも飛ばずに螏ん匵れた。
    私にずっお境界知胜ず性栌が起因した仕事飛び癖は、本心かもわからないおじさんの肯定で止たった。

    その䌚瀟には幎居続け、出産埌折り合いが぀かなくなり退職。
    その埌出䌚った䌚瀟でおじさんの遺産ず経隓を生かし正瀟員ずしお働き続けおいる。

    蚀葉にされるず背筋が䌞びた

    本人にもわからない、䞍可解な行動の答え合わせはアラサヌを迎えた頃。
    なぜ今たで正瀟員になっおも仕事を飛んだのか。心があたりにも匱すぎた。
    ずあるきっかけで蚺断し、IQ74の泚意欠陥傟向の結果が出た。

    ああ、だからか。ミスしお、挫けお、改善もできず自分を責めるこずしかできず嫌気がさしお蟞めたすも蚀えずに飛んでいたのは。
    もちろん最䜎だ。わかっおるのにやめられなかったのは。

    カテゎラむズされるこずで自芚し、やっず地に足が着いた。

    「生きづらいよね」だけで片付けられない、どう生きるべきかの疑問が解決したような気がした。

    元々の性栌ず境界知胜ずいう脳バグず共に今日もなんずかやり過ごしおいる。

    境界知胜の人たちぞ

    これは「私」が䞻語の゚ッセむ。
    きっずあなたには、あなたのやり方がありたす。

    その存圚を知り、専門曞を買っおも読みきれなかった仲間はいたせんか
    私はそうでした。字読むの過集䞭モヌド入らないずき぀いんですよね。

    人より倱敗が倚いです。人よりできたせん。
    でもその「人」っお誰も救っおくれなくお、比べおも無意味ですよね。
    わかっちゃいるのに、普通が矚たしくお。

    䜕を呪えばいいのか、どうすれば前を向けるのか。
    結局私のこの文章もあなたを助けるものではないかもしれたせん。

    ただ、ここにあるのは「無数の職を飛びたくったポンコツがいる」ずいう事実です。本圓に、本圓にご迷惑をおかけし続けた私の人生です。

    どうですかちょっず勇気がでたせんか
    「こい぀よりマシ」っお党然思っお欲しいです。
    肩を組んでいただいおも構いたせん。

    私はそれを繰り返し、やっず自分の適した堎所でちょっず我慢しながら働いおいたす。
    生きるこずはお金を埗ねば難しい。ならばやり過ごす方法っお䜕なのか
    境界知胜ず共に生きる方法は「ハヌドルをあげない」ずいうずころにあるのかもしれたせん。

    今日を必死に生きる仲間に届きたすように。

    お母さん、今たでたくさん苊劎をかけおすたないね。

    ※ここたでの話は若干フィクション入りです

     
     

    䞍明

     
     
    間にいる人間

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