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Photo bypoconen

2026.7.01 浅瀬で溺れる(詩の詰合)

     供養第3弾(まだあるんかい)。
     詩ってムツカシイよなあ、と編集しながらつくづく思っています。


    【詩】シ イン(初出 2023年5月13日)

    食べても 食べても なくならない
    走っても 走っても 追いつかない
    息が切れて 眼の前がぼやけて
    文字の連なりはまるで逃げ水
    掴んだはずのものはどこにもない
    理に溺れては干からびる私は
    嘲笑の渦にのまれ 埋もれ
    歓喜の涙とともに塵に消える
    兎角、もがき苦しんで
    みっともなく、しにたいのだ



    【詩】ひだまり(初出 2023年)

    永い夢から浮かび上がれば、暖かな眼差しが注がれていた
    ハルウララカ 絵に描いたような穏やかな昼下がり
    結ばれた視線の先 あなたの微笑みがやけに眩しくて
    それが嬉しくて、わたしは雨を降らせてしまう
    喉につっかえた言葉たちの代わりに
    音もなく溢れゆく雫たちが止まらない
    手にとるようにわかるあなたの想いに
    どう応えるのが正解なのか 私はいまだに掴めていない
    頬を撫でるあたたかな手に触れ ひだまりのような瞳を見つめ返す
    微かに昇るあなたの体温に やっと肩の力が抜ける
    何より大切なその瞳が曇らないように 輝き続けるように
    きっともっと”強く”なってみせるから もう少しだけ待っていて
    世の恋物語はすべて ハッピーエンドだと決まっている
    花はいつだって 誰だって 太陽を見上げて笑うもの


    【詩】クラウン(初出 2023年)

    永遠に目覚めない呪い(まじない)を
    毛布のなかで何度も唱えた  
    醒めない夢などいらない 
    音も光もすべて取り払って
    ただの暗闇になりたかった
    けれど神様はそれを赦さない
    朗らかな足音が緞帳を開け
    鮮明になっていく視界の先には
    満天の星空を携えた瞳
    愉快さを隠しきれない口元が開く
    「さあ、いつまで眠っているんだい?」
    シトリンを溶かした声が
    夜の終わりに静かに響いた


    【詩】無垢、よそおう(初出 2023年5月18日)

    君に触れられたところがじわじわと熱を帯びて
    秘めていたいとおしさが 募った想いが 弾けた
    はにかんだ言葉はすべて起爆剤 どうしようもない
    僕は麻痺した空腹をいまさら自覚して 唇を這わせた細い指
    首をもたげた花は容易く手折られその役目を終える
    はらり、崩れゆく純白に 最高の幕引きだね


    【詩】不揃いな光たち(初出 2023年5月13日)

    遥か彼方へ流れゆく声よ
    お前たちはその先で、何色に染まるのだろう
    不安定なこの世界で、何を目指すのだろう
    正解を、正義を、正統を、誰しもが主張し合うなか
    お前たちは瞬間(いま)をうたうだけ
    それぞれの輝きを放ちながら

    足並みなど揃えなくていい
    阻むものなどすべて蹴散らして
    在るがまま、我がままであれ
    希望ではなく、この現実こそが
    ”歪”で もっともうつくしい


    【詩】朝陽を待ちわびて(初出 2023年4月10日)

    遠く離れてしまった君へ
    いつかまた出会いたかったあなたへ
    わたしは幾つの詩を届けることができるのだろう
    いつか約束の地へ還り着くとき
    あたたかな頬にもう一度触れられたとき
    ぎゅっと抱きしめさせてね 心まで
    小さな窓から見える 暁の空
    少し冷たくて ずっと優しくて とても目映い
    わたしたちが迎える 新しい時代



    ★供養の所感

     なんて、なんて、下手くそなんだろうか。(爆)
     
    読み返しながら、これは拷問か?と思いつつ、黒歴史は晒した方が報われそうとも思いつつ、それでも書いたのは正真正銘、自分でしかないわけで。
    いい言葉選びもあるけど稚拙で未熟。精進します。

     
     
    詩人、うたうたい。 12歳から趣味で続けている詩の置き所。 日記代わりに更新していましたが、最近は創作中心。 連絡先:straycat_moon☆yahoo.co.jp(⭐︎→@)

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