
私たちのPTA改革〜もう誰も泣かないPTAを作りたい〜《PTAの裏話》第4話
安田ふくこです。
【前回までのあらすじ】
PTA執行部の一員となって、初めての「新旧役員会議」。その中で旧・広報委員長の昆野さんが「今後の人たちのために改善意見を伝えても、議題にすら挙げてもらえない。こんなPTA会議、やっても意味がない!」と、教室を出て行ってしまいました⋯。
これは、実体験をもとにしたコミックエッセイ『私たちのPTA改革〜もう誰も泣かないPTAを作りたい〜』の記録です。
*前回の第3話 ↓
前半ではインスタグラムで公開したコミックエッセイをまとめ、後半の有料部分では、インスタ記事の中では書ききれなかった《PTAの裏話》を、文章のみで綴っています。
当時の出来事や、PTA改革の過程を
きちんと残したくて描き続けている作品です。
もし応援していただけたら、とても嬉しいです。
第4話
『一緒にやります、私も。』

会議室を出て行った
旧・広報委員長の昆野さんを
私は「待って!」と追いかけました。


この時点での、私の想像よりもずっと
昆野さんは
広報委員会の大変さを
昨年度、ひとりで抱えていたようでした。
「誰も泣かなくていいPTAを作りたい⋯」
私がそう本気を持って思ったキッカケが
この、昆野さんとの出来事でした。
影でPTAに対して「ただの文句」をいうのは
(私を含め)誰にでも簡単にできる。
だけど、昆野さんは
たったひとりで
真っ正面からぶつかってきてくれたから。




「誰かが極悪人」てわけじゃ無い。
なのに、疑心暗鬼になったり
責任を過度に感じたり
逆なら「やる気がない人」
と非難されてしまったり⋯。
子ども同士のトラブルすら、影響する。
各役割の大変さを、結果的には
一個人が負担を請け負う形でしか機能しない、という所なども
確実に破綻方向に進んでいるウチのPTAでした。


なんてことだろう⋯入院だなんて!
そこまでのことになっていると知っていながら
誰もが遠巻きにしか見ず
この状況を変えられなかっただなんて。

昆野さんは
周囲には「大変な仕事をふったら悪い」と思い
全ての役割を背負ってしまった結果
気を酷く病んでしまって
胃に穴があいたと言っていました⋯。
仕事と家庭のことの合間に
「広報誌を発行することの大変さ」も訴え
それでも学校や執行部には意見を流されて
悩んだ末に、胃を壊しての入院⋯。
昆野さんは、学校にもPTAに対しても
不信感でいっぱいになったそうです。



私は、純粋に「みんなの為に」なんて
思っていませんでした。
「自分に為に動く」。
ここがしっかりしていないと、いつか病んで壊れてしまう。
そう思ったから。

昆野さんとは話を終えて別れ、PTAの会議室に戻りました。

確かに昆野さんは、思い詰めたあまりに
言い方がキツくなってただろうとは思います。
でも、彼女の「本当の思い」が
執行部や先生に誤解されてしまっているのを
そのままにしておけませんでした。
ただ⋯ 保護者には
あらゆる考え方の人たちがいる。
それは、至極当然のことでした。




「時には」肩の力を抜く か⋯。
うん。「時には」なら
私も仰るとおりだと思いますよ。
いえ、でも それこそ真面目な話
「人生で何に重きをおくか?」は
本当に人の数だけあるなって思うのです。
だから誰も悪くないし
それこそが
この「PTA」の難しさの一つなのだと思う。
横村会長が言ってること、正直とても分かる。
分かるんです。だけど⋯




それはもう
本当に"突然" の出来後でした。





昆野さんのことも勿論ありますが
私自身
「無記名投票で有無を言わさず会長にさせられる」
という、このウチのPTA規約がイヤでした。
任意で無償なのに、何もかも断れない雰囲気。
断れないのに
「やるなら責任持ってやってよね」という
あの重た〜い雰囲気。
自分じゃなければ⋯痛くも痒くも無い
そんな、冷たい雰囲気。
もちろん全員がそうなわけではありません。
でも、強気な保護者ほど
無責任に色々言ってきては
色んな場所で周囲に噂話を広めることを
私は知っていました。
そして、そういう人たちが
場の雰囲気まで作り上げてしまうのです。
だったら逆に(言葉はよろしく無いけれど)
そういった特徴を持つ「井戸端会議の主役」を
ターゲットにさせていただこう。
私は そう考えていました。
次回から少しずつ、動き始めます ↓
私たちのPTA改革
〜もう誰も泣かないPTAを作りたい〜第4話
『一緒にやります、私も。』 でした。
「善意に頼る組織は
なぜ人を壊してしまうのか。」
今回はそれテーマに、後半の有料記事(文章のみ)を記しました。
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