メむンコンテンツぞスキップ
芋出し画像

"ミニ" むヌロン・マスクを䜜るには

    がくは幞いなこずに「きっずたじめにやっおいれば、い぀かはそれなりの成果を出すこずができるだろう」ずいうこずを信じるこずができるみたいだ。もちろんこれたでに穎があったらダむブむンしたいような恥ずかしい倱敗は䞀぀や二぀ではない。倧孊生のずきの就掻はさっぱりうたくいかなかったし、瀟長から盎々に「プロゞェクトから倖れおくれ」ず蚀われたこずもある。思い出すだけでどんよりずした気分になっおくる。

    それでも「頑匵っおいれば (ある皋床) 自分がたどり着きたい堎所にいけるはずだ」ずいう気持ちをどこかで持おおいる自分がいる。それは芁領はずもかくたくさん手を動かせる性栌だったり、ちょっずばかしの成功䜓隓だったり (それはたずえば念願だったアメリカ移䜏を含む)で自信が぀く機䌚があったからかもしれない。それはきっずそんなに悪いこずじゃない。

    ただ良くもわるくも、そんな心持ちに倉化が起きた。この1幎のこずだ。

    それは「こい぀には到底叶わないな」ず思える人に、ここアメリカでは出䌚うからだ。

    もちろんこれはがくが働く米ビッグテックのようなテックの分野の仕事で、ずいう限定付きの話にはなっおしたう。ただなんずなく考えおみる䟡倀があるず思うので曞いおみる。

    アメリカのすげヌや぀

    結論を先に蚀おう。

    アメリカには、技術ずビゞネスの䞡方を熟知しおいるすごいや぀がいる、ずいうこずだ。

    「んそれが」っお感じかもしれないので䟋を出したい。

    がくが働いおいるチヌムはグロヌバルのセヌル機胜を開発しおいる。

    このチヌムはおおよそ100人ぐらいの芏暡だ。ざっず゚ンゞニアが90人くらいで残りはプロダクトマネヌゞャヌやデザむナヌなど。この100人のなかで、ずんでもない茩が少なくずも2人いる。

    サトむモさんの話

    1人はこのセヌルの開発チヌムのトップだ。ここではサトむモさんず呌ぶこずにする (もちろん仮名 い぀も野菜の名前を䜿甚しおたす)。

    サトむモさんは䌁画曞のレビュヌやビゞネス指暙を確認するWeeklyのミヌティングなどでプロダクトマネヌゞャヌ陣に察しおキレキレの質問をしおくる。「この数字のYoY (昚察比)ずWoW (前週比)の乖離をどう説明する」ずか「この閲芧数の数字はどう芋おもおかしくないロゞックはどうなっおる」ずか。そしお䌁画曞のレビュヌでは「カスタマヌにずっおのメリットを最倧限クリアにしおほしい」ずいったこずにも䜙念がない。

    かず思えば゚ンゞニアたちずのミヌティングでは、ガンガン技術的なこずを指摘する。「このシステム障害を次起こさないためにどこにアラヌムを蚭定するの」だったり「システム移管をするずきにどの機胜は䜜り盎さないずいけないのか」だったり。

    ブロッコリヌくんの話

    もう䞀人は30歳ぐらいの若手゚ンゞニアのブロッコリヌくんだ。

    ブロッコリヌくんは20代の゚ンゞニアから矚望の目で芋られおいる。圌は他の゚ンゞニアがのアりトプットを出す間に10ぐらい出す。これは誇匵でもなんでもない。

    圌はビゞネスに関する仕事でもキレキレだ。がくがずある䌁画曞を曞いお圌にフィヌドバックをお願いしたずころ「お安い埡甚よ」ずあっさり匕き受けおくれた。翌日の朝にがくがパ゜コンを開いたずきには䌁画曞にびっしりフィヌドバックが曞き蟌たれおいた。「この機胜を䞀時的に制限するなら、どの機胜を代わりに提䟛しおナヌザヌの満足床を䞋げないようにするか」ずか「個々のプロダクトの機胜を話す前にそもそもプロダクトの方向性や原理原則に぀いお定矩しないずじゃない」ずか。うん、圌はプロダクトマネヌゞャヌでも十分やっおいけるだろう。

    むヌロン・マスクやゞェフ・ベゟスだっお

    二人に共通するのぱンゞニアリング・ビゞネスの䞡面で秀でおいるずいうこず。がくは技術の郚分で圌らに勝おるわけはもちろんないけれど、ビゞネスの郚分でもPM (プロダクトマネヌゞャヌ) 顔負けの掻躍をされるず出る幕がない。

    呚りの開発チヌムを芋枡しおもこういう人がそれぞれのチヌムに䜕人かいるような気がする。そしお決たっお圌らはチヌムの芁であるようにがくには芋える。そう、アメリカ本瀟に来お思ったのはこういう人材がゎロゎロずたではいかないけれど少なからずいるずいうこずだ。そしおこういう人材がいるずプロダクトをナヌザヌにずっお有効なかたちで成長させるこずができる。

    思えばむヌロン・マスクやゞェフ・ベゟスだっおこのタむプだ。元々は自分でコヌディングをしおプロダクトを開発しおいた人だが、垂堎やナヌザを深く理解しお戊略を緎るこずができる䞀流のビゞネスマンでもある (がくが蚀うのもなんだかおこがたしいけれど)。マヌク・ザッカヌバヌグだっおラリヌ・ペむゞだっおそうだ。

    アメリカにはビゞネスず技術の䞡茪を䞀人でガンガン回せる倩才がいる。その数はもちろんごく少数なんだけど、そのわずかな数の倩才によっおアメリカのいやなんなら䞖界の未来が圢䜜られおいる郚分がある。

    ひるがえっお日本では

    がくは倖資系IT䌁業ず枋谷のベンチャヌ䌁業ずいう二぀の䌚瀟で働いたこずがある。どちらの䌚瀟にも心から凄いず思える人にたくさん䌚うこずができた。プロゞェクトのPDCAをガンガン回すPM、気抂ずナヌモアに富んだ人間味溢れる組織のリヌダヌ、はたたた研究者気質の゚ンゞニアなどなど。

    ただ「技術ずビゞネスの䞡方で長けた人材」ずなるず、少なくずもがくが知る限りではほずんど芋たこずがない。゚ンゞニアリングで、もしくはビゞネスで、その片方においお突き抜けおいる人はいくらでもいるだろう。ただこの掛け算を匷みにした人材ずいうのはほがいないんじゃなかろうか。ずはいえ、これは日本だけでなく他の囜でも同様で、アメリカずいう囜のナニヌクの匷みなのかもしれない。

    じゃあ日本でどうすればこういう倩才を生み出すこずができるのだろうかずいうこずも考えずにはいられない。次のむヌロン・マスクやゞェフ・ベゟスをどうやったら日本ずいう土壌から茩出できるか。

    これはぜんぜん簡単な問題じゃない。安易なこずは蚀えないけれど、䟋えば日本でもコンピュヌタヌサむ゚ンスの教育にガンガン投資しおいくこずなのかもしれない。コンピュヌタヌサむ゚ンスの孊䜍を取る倧孊・倧孊院をめちゃめちゃ匷くするのだ。囜内倖からの優秀な孊生を匕っ匵っおくるためには様々な有効で魅力的な斜策が枇望される。うヌん、䟋えば授業料がすごく安かったり、倏䌑みが゚グいほど長かったり海倖留孊や垰省の党額サポヌトずかあったらいいですよね。GoogleやMetaずいったビッグ・テックのリクルヌタヌをばんばん呌んでむンタヌンや本採甚のサポヌトをするこずも欠かせないだろう。むケむケの名物教授や起業家も講垫に招く必芁だっおある。

    日本にはお金をたくさん持っおいる成功者がたくさんいるはずだ。䞊堎たで挕ぐ付けた起業家なんかが寄り集たっお投資をしおこういう孊校を䜜る、ずなったらなんだかワクワクする。日本に、ほんず䞀぀だけでいいからこういう倧孊・孊郚を䜜ったらもう䞇々歳なんじゃなかろうか。もう既にやっおいるこずはあるのかもしれないけれど、本気でやるずなるずたた話は倉わっおくる。

    がくがこう思うのは前述のサトむモさんやブロッコリヌくんもやっぱりアメリカの倧孊・倧孊院でコンピュヌタヌサむ゚ンスの孊䜍をしっかり取っおいるからだ。この二人以倖でも凄いなず思う人材はたずはこういう孊䜍を取っお、その埌゚ンゞニアずしお掻躍しお‥ずいうキャリアを蟿っおいるこずが倚い。技術力がたずは基盀にあるわけだ。

    この䞭から曎にビゞネスにおいおも類皀な才芚をもっおいる茩が䞖界的なテック䌁業を匕っ匵っおいくのだろう。もちろんみんながみんなむヌロン・マスクのようなレベルに到達するわけじゃない。その10分の1のレベルでもいい。そうした"ミニ" むヌロン・マスクみたいな人が少なからず生たれお、名も知れない圌らがビッグ・テックを圱で支える。もしくは有望なスタヌトアップをぐんぐん牜匕しおいくのだず思う。サトむモさんやブロッコリヌくんのように。

    画像
    サヌモンを釣った垰りに

    今日はそんなずころかな。波のないシアトルの穏やかな海を眺めながらそんなこんなを考えたしたずさ。

    それではどうも。お疲れたたねぎでした


    この蚘事が参加しおいる募集

     
     
     
    テクノロゞヌず仕事の翻蚳家。シアトル圚䜏。倖資系IT米囜本瀟のシニアPM。ワシントン倧孊MBAメンタヌ。日刊SPA!連茉ダむダモンド・オンラむン掲茉。著曞『䞖界の䞀流が「䌑む」ためにやっおいるこず』(http://bit.ly/49BPYi3)。発蚀は個人の意芋です。

    あなたぞのおすすめ