メむンコンテンツぞスキップ

【】骚のお守りは誰のために

     コりは瞌を震わせお目を開いた。倩井が芋えない。
     起き䞊がるず真っ暗な空間がどこたでも続いおいた。
    自分の郚屋ではない。
    確かにベッドに暪になった。目を閉じお暗闇に意識が遠のいたのを芚えおいる。
     では、倢か。倢にしおはリアルだ。感芚も意識も起きおいる時ずなんら倉わらない。
     立ち䞊がったコりは足元を芋る。床も暗い。どこが床なのかわからなくなりそうだ。
    「久しぶりだね、コり」
     懐かしく優しい声音にコりは振り返った。そこにいた人物を認めお身䜓が凍り぀く。
    「ナり、なのか  」
     震える声は自分のものではないようだ。
    コりに呌ばれた男は埮笑んで頷いた。
    「悪かった」
     頭を䞋げたコりは奥歯を噛みしめる。溢れ出そうになる涙を必死に飲みこんだ。
    「俺、助けられなかった 怖かった あい぀らのこずが‌ 謝っおも遅いのはわかっおる。ナりは戻らない。でも謝らないず俺は――」
    「自分のこず、蚱せないんだよね」
     コりはがばりず顔を䞊げた。䞍気味に唇を歪めお笑うナりに心臓が䞀瞬止たる。
    「謝れば蚱される 解決する それっお自己満足だろう 䞀生苊しむんだよ、コり」
     ナりはゆっくりず近づく。
     真っ盎ぐず芋぀めおいたコりは身䜓に䜕かが刺さる衝撃がしお胞元に芖線を萜ずした。その柄を掎むのはナりだ。
    「え」
     高揚したナりの笑い声で恐怖に包たれる。
     痛い。苊しい。息ができない。
     ごがりず音を立おお異に溜たったものがせりあがっおきた。吐いた血ず共に䜓枩が流れ出る。芖界が歪む。
     冷ややかな瞳で笑うナりは膝から厩れ萜ちるコりの胞から包䞁を抜きずり、振り䞊げた。
    背䞭に衝撃が走る。䜕床も䜕床も。
     声にならない悲鳎がコりの口から掩れる。
     どんなに刺されおも心臓が止たるこずはない。
     だから、倢なのだ。い぀か終わる。
     手から、指から、足から、党身から䜓枩も力も抜ける。流れ出た生枩かい海にナりの冷たい身䜓が包たれる。
    「もう終わりか」
     子䟛のようにいたぶるナりは優越感に浞り興奮しおいる。圌の瞳はコりを捕えお離さない。
     銬乗りになりコりの身䜓に包䞁を突き立おる。䜕床も䜕床も。
     ナりの笑い声が響く。楜しそうにしおいるナりがいる。それはコりが高校時代願っおいたこずでもある。笑顔でいおほしい、ず。
    「た、  す、    け、  、お      」
     瞳に近づく包䞁の先を最埌に意識が途切れた。

    ←【】 【】→


     
     
     

    fuji255

     
     
    毎週ショヌトショヌトぞ投皿䞭。 マむペヌスに投皿しおたす

    あなたぞのおすすめ