メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo byminhai

ライラック杯・俳句三句

    チズ

    自転車の猫背しなって春夕焼

    じてんしゃのねこぜしなってはるゆやけ  (季語・春夕焼)

    青年が自転車を漕いでゆく。猫背の身体、しなわせながら。
    家路へ急いでいるのだろうか。春の夕焼が美しい。

    葉桜に覆はれてゆく園舎かな 

    はざくらにおほはれてゆくえんしゃかな (季語・葉桜)

    仕事帰りに通りかかる幼稚園。満開だった桜がすっかり葉桜になり
    園舎を日一日と覆ってゆく。

    薔薇の芽や舌にころがす金平糖

    ばらのめやしたにころがすこんぺいとう (季語・薔薇の芽)

    ベランダの紅い薔薇の芽が、日に日に育ち、もう小さな蕾さえつけている。
    ちょっといがいがする喉をうるおそうと、金平糖を口にいれて
    眺めている。

    以上三句、よろしくお願いいたします。


     
     
     

    チズ

     
     
    チズの世界へようこそ! 広い空が見える部屋で小説、エッセイ、詩を書いています。 俳句も少し。 あなたの心に届きますように・・ よろしくおねがいします(*^^*)

    あなたへのおすすめ