『夜明け前の蝶』 登場人物

天城 透(あまぎ とおる)
繊細で感受性豊かな少年。高校1年生。
銀色の髪に血の雫のような赤い瞳が特徴。
自身の持つ独特の感性に従って行動するため、掴みどころがなく、周囲からは変わり者と思われている。
中学2年生のある日突然学校に来なくなり、卒業まで1日たりとも登校しなかった。
耳たぶに6つのピアス、右手首に2本のピアスと傷がある。
高校入学後、暁の仮面に強い興味を示し
誰も問わなかった仮面の理由を聞き出そうとする。

生原 暁(はいばら あきら)
仮面を被った寡黙な少年。高校1年生。
白い仮面にザンバラ髪、首元の大きなフードで顔を隠して生活している。
奇怪な外見に反して、言動は品行方正な優等生。
仮面を被ることで心の内側を誰にも見られないようにしている。
透とは同じ中学の同級生。
中学時代は透との関わりは殆ど無かったが、彼が学校に来なくなる前日の教室での会話を目撃しており、密かに罪悪感を抱いている。
高校の入学式で透と再会。
彼の奔放な行動の裏側に隠された感情の深さに静かに惹かれていく。