【第三十五弾】いまさら自己紹介
こんにちは。
これまで34本、教室や日常の様々な場面を通して、
主に「考えること」について書いてきました。
お読みいただき、ありがとうございます。
今回は、初めて自分自身のことを話していきます。
なぜ、これほど「考えること」にこだわっているのか。
それは、今までに出会ってきた生徒たちにあります。
「考えることが苦手になってしまった」
「考えることのメリットが分からない」
「失敗が怖くて、考える前に諦めてしまう」
このように感じている人は、実は多いのです。
そう思っている人と、たくさん向き合ってきました。
のべ58校で中学生と高校生に数学を教えてきました。
都内公立学校で、進学校から実業校まで。
ある生徒が「どうせ解けないから」と窓の外を見て、
目の光が消えるのを何度も見てきました。
逆に、間違えた答えをもう一度一緒に考えてみると
「あっ、こうするんだぁ」とつぶやいた瞬間に、
同じ生徒の表情が一変することもあります。
その表情の落差を教室で見届けているうちに、
<人は誰でも考える力を取り戻せる>
と確信するようになりました。
「分からない」が「分かった」に変わるのではなくて、
「自分にも考えられた!」という笑顔。
私は、その時の変化した笑顔がとにかく好きなのです。
数学は本来、正解を当てる教科ではなく、
答えに辿り着く思考プロセスそのものを扱う教科です。
分からなければ、どこまで分かっているのかを確かめる。
間違えたら、どこで間違えたのかを探す。
一つの方法で間違えたら、違う方法を試してみる。
だからこそ、生徒が考えることをやめてしまう場面に、
何度も向き合ってきました。
「どうすればもっと伝えられるのだろう。
伝える技術を上げたい」
と思い、心理学を学ぶために
30歳で大学入学を決意しました。
仕事をしながらの大学生生活。
思う通りにいかないことは多々あったけれど、
30代で女子大生。響きは悪くない(笑)
卒業して認定心理士となり、
教育現場での経験を重ねるうちに、
「考えることを楽しめる人」
に共通するプロセスがあると気付いたのです。
例えば、約分も苦手だった高校生が、
私のカウンセリングと勉強プランで国立大学に入学し、
大学生活をエンジョイしている。
受験勉強でメンタル崩壊してしまった生徒が、
様々な見方で話をすることで、考え方が変わった。
その生徒が大学生となった今は、
「人生で一番楽しい」と報告をしに来てくれる。
失敗してもいい。
別の角度から見れば、違う景色が見えてくる。
その繰り返しが出来るようになったとき、
生徒たちの表情が笑顔へと変わるのを、
私は何度も見てきました。
だから私は、このnoteで「考えること」を
様々な見方で書き続けています。
「見方が変われば、考え方が変わる。
考え方が変われば、自分で選べることが増えていく。」
正解を教えることではなく、
立ち止まって考えられる材料を渡したい。
私がこの連載でやりたいことです。
同じことが、読んでくださっている
あなたにも起きたらーー
そう思いながら、連載を続けていきます。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました🌟
