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つけ麺特盛VSカッチン(少食)

魅惑のフード『ラーメン』。

「大好き!」という人もきっと多いであろう。

「ラーメンのエッセイを書くとは、カッチンもさぞやラーメン狂なのであろう」と思ったそこの貴方!

残念ながらハズレである。

もちろん嫌いではないのだが、そこまで好きというわけではないのだ。

1ヶ月に1回も食べない時も全然あるし、年間で見ても数えられるぐらいしか食べていない。

有名な二郎系ラーメンは1度も食べたことがない。

カッチンは人と食事をすることが好きなので、1人の食事にあまりお金をかけない。

さらに1人で食べる時は「どうせなら栄養を摂りたいよ」という気持ちが強くある。

貧乏性はいつまで経っても治らない。

そんなカッチンにも、たまにふとラーメンを食べたくなる時がある。

先日、TETSUという名のつけ麺屋さんに入った時の話である。

入店した理由は、またもや貧乏性が顔を出したからである。

「大盛も特盛も並盛と同じ料金」というキャンペーンをやっていたのだ。

「美味しそう!」よりも「これはお得だ!」と思って店に吸い込まれるのが、カッチンという人間である。

ところが食券機の前で頭を抱える事態に…。

大盛や特盛がどれぐらいの量なのかまったくわからないのだ。

「大は小を兼ねる」という言葉が好きなカッチンが、特盛の食券を買ったことは言うまでもないであろう。

接客がとても素敵なお店であった。

舌鼓を打つ気満々でカウンター席に座っていると、ほどなくしてつけ麺が運ばれてきた。

・・・・・・・・。

多い。

凄まじい多さである。

特盛のつけ麵

「これは…調子に乗ったかもしれない…」

そう思いながら麺が入った器を確認したカッチンは、思わず天井を見上げた。

器が…深い…。

多いどころの騒ぎではない。

めちゃくちゃ多い部類である。

このエッセイの読者の方はすでに知るところだが、カッチンは少食である。

そっと目を閉じて深呼吸をする。

目を開けると、店員さんたちが固唾を飲んでカッチンを見ているではないか。

もしかしたら、刑期を終えて最初のシャバのメシと思われたのかもしれない。

高倉健のごとくかき込んでうやろうかと思ったが、完食できない可能性が高くなりそうなのでやめておいた。

覚悟を決めて食べ始めるカッチン。

もちろん美味しい。とっても美味しい。

海原雄山もきっと文句を言わないであろう旨さである。

アニエスベーの服を着ているので、もちろん紙エプロンを着けている。

本当は2重にしたかったけど、ご迷惑かと思い我慢した。エラい!

それにしても、たぶんカッチンの普段の3食分の量である。

しかし、誰に強制されたわけでもなく、自分で選択した結果である。

万が一残したら、男が廃るというものである。

男・山根が見たら、きっと厳しい視線を向けてくるであろう。

とは言っても、身体と精神は別物である。

いくら美味しくても満腹感は感じるものである。

「これは…出すしかないか…」

出すと言っても、もちろんリバースというわけではない。

伝家の宝刀「ヒグマ落とし」のことである。

知っている人がほとんどだと思うが、一応補足しておこう。

「ヒグマ落とし」とは、座ったままお尻を浮かしてドン!と尻もちをつき、食べたものを胃の奥へ落とし込むという、選ばれし者だけが使える技である。

少食のカッチンは、これまでの人生で何度もこの技を繰り出して窮地を脱してきている。

目立たぬようにヒグマ落としを繰り出すカッチン。

効果てきめんであった。(※効能には個人差があります)

ペロリと平らげたカッチンは、スープ割を入れスープまで飲んでしまった。

慣れていないため入れ過ぎて、思いのほか薄くなってしまったのはここだけの話しである。

少食のカッチンが特盛をペロリと平らげられたのも、TETSUさんのつけ麺が美味しかったからであろう。

またラーメンを食べたくなった時は、お世話になりたいものである。

次回は並盛で。

最後にカッチンが好きなラーメン屋さんも紹介しておこう。

青葉というラーメン屋さんである。

有名店なので知っている人がほとんどであろう。

青葉のラーメン

食べたくなってきたな、青葉。

今週も、町の巨匠に感謝。

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