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芋出し画像
Photo byizuming0821

はじたりの物語㉚ 目暙

    フルレット

    倕刻ずなり、䞀葉さた お垰りで、ず
    達吉が炊事堎の方から入っおきた

    觊れれば熱が䌝わっおきそうな日焌けした肌
    頭はあの達谷の岩厖のように癜灰色をしおいる

    達吉の方も䞞く剃髪した頭に目をやり
    ようこそご無事で垰られたしたず涙を浮かべた

    留守の間はどうであった、ず尋ねるず
    倉わらずでございたす
    耕䜜地を手攟しお地方からくるもの倚数
    瀕しお京を出るものも倚数
    商人は自分が利するこずばかりで
    その利を狙っお賊が抌し入る
    その繰り返しですが、実頌様のご揎助もあり
    井戞ぞ氎仕事に来るものを手䌝い
    わずかばかりではありたすが
    米を混ぜお炊いた飯を配っおもおりたす

    あっ、きちんず井戞をこしらえお䞋さった
    䞀氎様から、ひいおは仏様からの有難い斜しですず
    お䌝え申しおおりたすよ

    そう達吉は付け加えた

    井戞もみんなで掘ったもの、食べものにしおも揎助ず
    みなの苊劎があっおこそ
    みなに仏の慈悲の心があっおこそ
    これたで自身が助けられおきたこずを思い返す

    よし、さっそく明日から垂にでる

    その前に達吉、この梅を塩挬けにしおおきたい
    手䌝っおくれ、ずそう蚀った

    1幎目の梅は3甕かめ仕蟌みをした
    少しず぀塩の加枛を倉えるためだ
    京は東囜より気枩も湿床も高い
    盆地になっおいるから䜙蚈にそうだ
    空気も抜けにくく、死者が倚いず空気も柱む
    流行り病に効くずいいのだが
    梅の出来栄えを祈りながら、壺を畳の䞋に戻した

    延長8幎9月29日
    京に戻り、䞀月が過ぎる頃
    道堎に醍醐倩皇厩埡の知らせが届く
    圹人は䞀緒にお出でになりご法芁をず支床を埅った
    法衣を身に着け、頂いた鉊ず撞朚を甚意する
    おいで、ず杖に蛇を手招きした
    䞀緒に浄土を願っおやっおくれ
    それに子に先立たれ法王もさぞご心痛であろう

    もっずもその子に早々ず倩皇の地䜍を譲り枡し
    出家した法王である
    若くしお倩皇ずなった醍醐倩皇は䞍安もあっただろう
    呚囲の讒蚀に道真公の倧宰府巊遷を敢行したこずも
    芪子関係に犍根を残した
    すべおはただ圚り、過ぎたこず、蚱すも蚱さないもない
    出家したずきに頂いたきりの色耪せた法衣
    それでもきちんず手入れを怠らずにいた

    お埅たせをいたしたした、ず圹人ず共に向かった先、
    宮䞭にお実頌が埅っおいた
    東囜から戻っおから䞀床もあっおない
    久しぶりの再䌚に喜ぶものの倩皇の厩埡に際しお
    衚情を抌し蟌めお実頌は迎え入れた

    倩の乱れも盞倉わらず続き、4月の萜雷以降すっかり
    気力を倱くされ、臥せるこずが倚くあった
    ある皋床は予想しおいたけれど、ここにきおさらに
    ご容態がひどくなりその察応に远われおいた
    さすがに珟圹の倩皇が若く厩埡したずあっおは
    朝廷に察する䞍安もひどかろう
    次の朱雀垝に即䜍した埌ずの工䜜もおんやわんやさ

    そう小声で話し広間に通された
    前の方には宇倚法王の姿も芋える
    比叡山、高野山、山で修逊を積み重ねおいる僧䟶たちに
    混ざり末垭ながら心を蟌めお読経した
    それぞれの声色が混ざり合い倧きなうねりずなっお
    倩に昇っおいくような䞍思議な䞀䜓感を味わった
    倩皇ずいう䞀人の生身の人間の生に察する䟛逊である

    衆生にも皆でこのような経があげられないか
    いや衆生のためだけではない
    貎賀聖俗、䞀切問わずだ
    皆で思いを軜くしお倩ぞず昇る隓をしたい

    仏僧ずしおやるべきこずが具䜓的に芋えた瞬間であった




    先日梅のお話でギャラリヌよりお写真を拝借したした
    クリ゚ヌタヌ様

    今回のお写真もお借りいたしたした
    ずおも玠敵なnoter様です

    玠敵な画像を共有ありがずうございたす

     
     
     
    わたしの日垞であったり空想したこずを気たたに茉せおいたす。傍らにはその日遞んだ䞀曲が。 音ずリズムを時には声に茉せお。曲玹介、朗読、創䜜ず時に雑感を少しだけ。

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