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#49 マレーシアで息子が耳を4針縫った日。

    海外で子育てをしていると、

    「もし大きなケガをしたらどうしよう。」

    そんな不安が一度は頭をよぎると思います。

    我が家も、その日が突然やってきました。

    息子が3歳の頃。

    マレーシアへ来てまだ間もない頃の話です。
    たぶん半年くらい経ったころだったかな。

    仕事中のお昼頃、

    幼稚園からメッセージが届きました。

    送られてきたのは、

    耳から血を流している息子の写真。

    一瞬、頭が真っ白になりました。

    先生によると、

    部屋の中を走っていて、
    机の角に耳をぶつけたそう。

    私は午後の仕事を早退し、

    先生が職場まで息子を連れて来てくれました。

    本人はというと…

    ケロッとしてる(笑)

    子どもって本当に強い。

    まず向かったのは近くの私立病院。

    診察の結果は、

    「縫合が必要です。」

    ただし、

    全身麻酔をして、
    2日ほど入院になります。

    費用は約RM3,000。

    保険で入院費はある程度カバーできるとはいえ、

    「え、入院?」

    「荷物どうしよう。」

    「仕事は?」

    「本当に2日必要?」

    頭の中はパニック。

    そこで他に方法はないか相談すると、

    「公立病院なら日帰りでできるかもしれません。」

    と言われました。

    そこで紹介状を書いてもらい、

    診察料など約RM50を支払って、

    そのままGrabで公立病院へ向かいました。

    公立病院は人、人、人。

    受付もよく分からず、

    とりあえずみんなが並んでいる列へ(笑)

    受付を済ませると紙を渡され、

    「向こうの部屋で待ってください。」

    と言われました。
    どこ?

    でも待てど暮らせど呼ばれない。

    「え?忘れられてる?」

    と思って周りを観察すると、

    受付でもらった紙を部屋の前のトレーへ入れるシステムだったみたい。

    危ない危ない(笑)

    ようやく診察。

    先生から最初に聞かれたのは、

    「費用はどのくらいまで大丈夫?」

    という質問。

    どうゆうこと?笑

    とりあえず「RM2000くらい」と
    私立病院より安く答えといた。

    一度待合室に戻り、再度呼ばれ、

    「RM250くらいです。」

    との返事。

    安っ!と思い、即「OK」


    でも問題はそこから。

    手術できる先生が

    別の手術中。

    数時間待ち。

    結局、

    夕方から夜まで病院で待機することになりました。

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    待ち時間に踊る息子。この後耳を縫うことはまだ知らない


    ようやく順番。

    最初は局所麻酔で挑戦しました。

    でも3歳。

    もちろん暴れます。

    途中で中止になり、

    全身麻酔へ変更。

    点滴だけ刺さったまま、

    また2時間ほど待機。

    ようやく手術室へ。

    いろんな病室を通って向かったんですが、

    たくさんの患者さんが並ぶ光景を見て、

    なんとも言えない気持ちになったのを覚えています。

    そして手術開始。

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    最初は泣いて暴れていた息子。

    少しずつ麻酔が効いてきて、

    体は動かなくなったのに、

    「ママー!ママー!」

    と何度も叫んでいました。

    私は近づくこともできず、

    少し離れた場所で見守るだけ。

    頑張れ。

    頑張れ。

    そう思いながら、

    気づいたら隅っこで泣いていました。

    親って何もできないんだな、と初めて感じた瞬間でした。

    手術は30分ほどで終了。

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    抜糸の日程を聞いて、

    そのままお会計へ。

    ここでさらにびっくり。

    最終的な支払いは、

    RM50。

    受付時の登録料RM100を合わせても、

    合計RM150ほどでした。

    私立病院との差額に、

    本当に驚きました。

    病院を出た頃には夜9時頃。

    麻酔がまだ残っていて、

    まっすぐ歩けない息子を
    抱っこしながらGrabを呼び、

    ようやく帰宅。

    本当に長い一日でした。

    ちなみに抜糸。

    公立病院に予約を取ろうと電話したものの、

    相手はマレー語のみ。

    全く通じず…。

    近所のクリニックでもできると言われたのですが、

    最終的に、

    寝ている間に私が抜糸しました(笑)

    私は服飾出身のため手先が器用という自負がありましたので(笑)

    ※もちろんおすすめはしません。

    良い子も、大人も真似しないでください。

    あの日以来

    今でも息子には、

    「部屋の中では走らないよ。」

    と何度も伝えています。

    子どもは元気なのが一番。

    でも、その元気さが思わぬケガにつながることもあります。

    海外生活だからこそ、
    病院や保険について知っておくことの大切さを、この日身をもって実感しました。




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    海外好きシングルマザー✈️ NY留学 → コロナ禍出産 → 母子でマレーシア移住 → 国際婚約中。 海外就職・子育て・国際恋愛のリアルを発信しています。 「母子家庭でも海外移住はできる」という実体験をシェアします。

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