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【2024】#今年の9枚 発表の前に振り返り

     毎年書いている #今年の9枚 を発表する前に、どうしても記録として残しておきたい韓国音楽の作品(アルバムだけでなくシングルも含む)やアーティストについてつらつらと書いてみました!


    ★ILLITとALL(H)OURS

     サバイバル番組『R U Next?』にて結成されたILLITによるデビューEP『SUPER REAL ME』は、大ヒットを記録したタイトル曲「②Magnetic」はもちろん、彼女たちの世界への招待状である「①My World」や、幻想的な「③Midnight Fiction」そしてデビュー当初の初々しさを存分に活かした「④Lucky Girl Syndrome」まで、4曲と決して多くはありませんが、2024年の韓国音楽シーンに新たな風を吹かせた1枚となりました。

     同じく2024年1月にデビューしたALL(H)OURはデビューEP『ALL OURS』および7月にリリースした『WITNESS』における、イージーリスニングの流行をぶった斬るようなイントロ「①Drift」「②WITNESS」を始めとしたパンチのある楽曲の数々、そしてメンバーそれぞれの表現力の高さが印象に残っています。

     今回なぜ、同じ2024年デビューながら、正反対のイメージで売り出していた2組を取り上げたかというと、どちらもVINCENZOというプロデューサーが手掛けているからです。(先述の『R U Next?』には彼も出演)振り返れば彼はチョンハが2021年にリリースした『Querencia』という、全21曲を華麗にまとめ上げた名盤でもプロデューサーとして関わるなど、これまでも数々のアーティストの楽曲を手掛けていましたが、今年は特に上記の2組のアーティストの楽曲を通して、彼の持つ「振り幅」により一層驚かされました。VINCENZOに関してはWeverse Magazineで先ほどの『SUPER REAL ME』の紹介をメインに、彼が影響を受けた楽曲について語っているので、よろしければこちらをご覧ください!


    ★ARTMSの面白さ

     奇跡の再結成となったODD EYE CIRCLEの3人と、ソロで楽曲をリリースしたヒジン、ハスルの5人で構成されたARTMSによるEP『<Dall>』も大変印象深い作品でした。

     このEPにも収録されている楽曲のうちの数曲は先行してリリースされましたが、それらはこれまでODD EYE CIRCLEやヒジン・ハスルのソロ曲として発表された作品たちの要素が少しずつ加えられており、(例えば「⑤Flower Rhythm」はODD EYE CIRCLEが昨年リリースした「Air Force One」「⑥Candy Crush」はハスルのソロ楽曲「Plastic Candy」がサンプリングされています)まさにARTMSとしての再出発に相応しい、壮大なるプロジェクトに仕上がっていました。少しずつ公開される楽曲に触れながら、どんな仕掛けが施されているのか宝探しのように楽しんだことが印象に残っています。


    ★「MYSTIC STORYブランド」

     MYSTIC STORYはユン・ジョンシンが設立した総合エンターテインメント企業です。そのMYSTIC STORYから初のボーイズグループARrCが今年デビューしました。

     洗練した彼らのビジュアルに驚いたのはもちろんですが、先行シングル「dummy」およびデビューEP『AR^C』の楽曲はどれも寓話がベースになっており、ヒップホップジャンルを中心としつつも、全体的にどこかメルヘンチックな雰囲気が感じられました。MYSTIC STORYといえば2021年にBilllieがデビューし、精力的に活動を続けていますが、彼女たちもカムバックごとに、様々なジャンルに取り組みながらも、一貫して幻想的な世界観を持っているグループですよね。あくまで私自身の感覚ではありますが、2グループで現代における「MYSTIC STORY」ブランドがしっかり構築されていると感じました。少し細かい話をしますが、2グループとも楽曲のハイライトをそれぞれ「Snippet Drop」「track drop」と題して1曲ずつ作り込んでいるところが非常に好きなポイントです。

     MYSTIC STORYはDAYBREAKやLUCYなど、バンドの活動も盛んで、今度ますます存在感を強めるレーベルのひとつになると予想しております。


    ★イメージキャラクターとしてのWOOAH

     韓国音楽を楽しむにあたって、ドラマのOSTや企業とのタイアップ曲のチェックも欠かせないですよね。特に今年は『ソンジェ背負って走れ』のOSTがチャートを賑わせました。そんな中で特に印象的だったのはWOOAHが韓国の人気アニメ『シークレット・ジュジュ』とコラボし、5月のこどもの日のタイミングでリリースした楽曲「Secret princess(비밀의 공주)」です。こども向けの楽曲でありながら、人気プロデューサーGALACTIKA *が手掛けていて、WOOAHのメンバーそれぞれが持つ輝きと、高いパフォーマンス能力が発揮されている名曲だと感じました。

     WOOAHは今年この曲以外に韓国・文化体育観光部による国際コンテンツ公募展「TalkTalk Korea2024」のイメージソング「Shining on you」にも関わっています。

     彼女たちは「Secret princess(비밀의 공주)」をリリースしたのちに2ndミニアルバム『UNFRAMED』でカムバックしましたが、タイトル曲「POM POM POM」での激しいギターサウンドに合わせてクールに踊る姿は、「Secret princess(비밀의 공주)」とは正反対だったので驚くと共に、どんなコンセプトでもこなすことのできるWOOAHの高い実力を目の当たりにし、改めてこのグループのことが好きになった1年でした。


    ★印象に残っている日本語曲

     K-POPアーティストによる日本オリジナル楽曲も今年たくさんリリースされました。その中でも特に印象に残っている楽曲として、tripleSの日本プレデビューシングル「###(ハッシュ)」をご紹介したいです。

     特に印象に残っている「私を見つけてくれた君と歩んで行きたい」という歌詞が日本語で耳に入ってきた時に、私たちファンがたくさんのグループの中で、好きなアーティストと巡り会えたことは決して当たり前のことではないのだな、だからこそそのアーティストが活躍する姿を応援できている「今」を大切にしたいな、としみじみ考えました。それ以外にもこれまで韓国でリリースしてきた楽曲の印象的なフレーズも日本語でいくつか散りばめられていて、まさにtripleSの名刺代わりのような1曲です。彼女たちは「お台場冒険王2024」のオフィシャルサポーターを務め、そのテーマソングにもなったこの曲ですが、最終日に12名が来日してこの曲をパフォーマンスする姿を現地で見たことも良い思い出です。


    ★好きだったMV

     今年も実に多くのMVが公開されましたが、その中で特に印象に残った2人のMV監督について書きたいと思います。

    Woogie Kim
     彼が所属するMOTHER Mediaは今年も多くのK-POPアーティストのMV制作に携わりました。その中でもキム・イェヨン(Kim Ye Yeong)氏がクリエティブディレクターとして関わった作品である82MAJOR「Stuck」やME:I「Click」は、銃や刀剣の代わりに大きな櫛や傘を振りかざしたり、道着やヘルメットまでピンク色が用いられていたことが印象的で、どちらもスタイリッシュな画の中にユーモラスな要素が加えられた作品に仕上がっていました。

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    一部抜粋


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    一部抜粋

    その他の作品(2024年)
    ・TWS (투어스) Prologue 'Oh Mymy : 7s'
    ・TWS (투어스) 'hey! hey!' Official MV
    ・82MAJOR(82메이저) '촉(Choke)' MV など


    Yunah Sheep
     彼女が今年関わった作品の中でも、LE SSERAFIM「CRAZY」に関しては、「水」が共通点である銭湯と水族館という2つの舞台を交互に登場させながら、本来その場にいないもの(例えば銭湯に浮かぶクラゲなど)を変幻自在に盛り込んでいくスタイルが非常に独特でした。またRESCENEの収録曲「Pinball」のMVではメンバーたちの楽しそうな姿と対比するように一貫して漂っているどこか陰湿な香りと、サムネイルにもなっている、メンバーの美しい顔にカタツムリを這わせるという大胆な構成が印象的でした。

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    一部抜粋

    その他の作品(2024年)
    ・ENHYPEN (엔하이픈) 'No Doubt' Official MV
    ・NEXZ(넥스지) "Ride the Vibe" Trailer    など


    ★好きだったコンセプトフォト

     コンセプトフォトの中で特に印象的だったのは、フォトグラファーのパク・サンジュン氏が手がけた作品です。特にP1Harmony待望の正規アルバムとなった『때깔 (Killin’ It)』のコンセプトフォトは6人それぞれの生き生きとして自信溢れる表情やポーズ、そして若干の毒々しさを感じられる色合いがとても素敵でした。彼は他にもaespaの日本デビューシングルやNMIXXのコンセプトフォトなど、一目見ただけで頭から離れない、強烈な作品を多く残しました。

    P1Harmony『때깔 (Killin’ It)』

    NMIXX『Fe3O4:BREAK』

    NMIXX『Fe3O4: STICK OUT』

    aespa『Hot Mess』


     いかがでしたでしょうか。全てを網羅することはできませんでしたが、韓国音楽に関するコンテンツに触れて感じたことについていくつか書いてみました。今年もnoteに書いた記事に対してたくさんのありがたいリアクションをいただき、心から感謝しております。それでは次回投稿する #今年の9枚 もお楽しみに!最後まで読んでくださりありがとうございました!




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    20代会社員です。好きなK-Musicをメインに書いています!

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