
米国の馬力:UberのCEOが交通の未来を語る
UberのCEOダラ・コスロシャヒ氏がFox Newsのスペシャルレポートに出演し、自律走行車・ロボタクシー・空飛ぶタクシー・ロボット配達など、交通手段の抜本的変革について語った。同氏は一貫して「これは日常生活をより良くするための取り組みだ」と強調した。
🚗 ハイブリッドな未来像
「自律走行か人間ドライバーかという二択にはならない」とコスロシャヒ氏は述べ、自律走行車と人間ドライバーが共存するハイブリッドな移動体系が現実的だと説明した。Uberはすでに20社の自律走行パートナーと連携し、2026年末までに15都市で自動運転サービスを展開する計画だ。さらに「2029年までにUberが世界で最もロボタクシー・自律走行ライドを提供する企業になる」と宣言した。
💰 1兆ドル市場と積極投資
Uberは自律走行分野への総投資額を100億ドル超にまで積み上げた。RivianとはR2型ロボタクシー最大5万台の配備契約を締結。HertzとはUber初の主要パートナーとして、ルシッドとNuroの自動運転技術を搭載したロボタクシーをサンフランシスコ湾岸エリアで展開する計画を発表した。自律走行市場を「兆ドル規模のTAM(全市場規模)」と位置づけている。
⚠️ 投資家の懸念と株価
WaymoやTeslaなどの競合がUberを迂回する独自ネットワークを構築しつつあることから、株価は年初来約10%下落している。コスロシャヒ氏はこれに「自律走行車の供給が増えれば価格が下がり、利用頻度が増え、Uberのネットワーク全体が強化される」という「ウィンウィン論」で反論した。
📌 結論
Uberは「ライドシェアのプラットフォーム企業」から「自律走行時代の交通インフラ企業」へと転換を図っている。個人の車所有から企業管理のフリート利用へという移行は既定路線で、「米国の移動の馬力」を担う存在としての再定義を目指している。