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詩 私へ

    私へ


    メトロノームがゆれる

    頼りなく

    リズムが狂ったそれは

    まるでメトロノームではなかった


    高校
    大学
    会社

    行く前に


    線路に

    おりたらどうなるかと


    ぽかり

    ぽかりと

    何度思って


    それでも

    ただの人にはならず


    十のころを始めに


    いつも不安で

    泣いては

    「人前で泣かない」

    とたくさんの人たちは言った


    いやで
    いやで
    いやで

    いやだった


    いやだった


    登校できない
    出勤できない


    できない



    だけどね

    二十といくつかの年

    ホームは、電車を乗る場所に

    メトロノームは、リズムを手に入れ

    わたしは、やっとこさ

    歩けるようになっていくから


     
     
    こころの隙間に棲まう物をつくる 今はコラージュ素材とかエッセイを上げています 悩みは尽きないけれど 書く気が無くなるまでつづけたいです

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